スマスロが導入されて2ヵ月が経過しましたが、ヴァルヴレイヴと鏡は稼働貢献が続いているものの、刃牙とリノヘヴンは平均稼働割れしてしまい、機種によって明暗分かれた形となりました。
稼働のトップには変わらずメダル機の6.5号機であるカバネリが君臨しており、やはり以前から記事に書かせていただいていた通り、メダル機・スマスロを問わず、1機種1機種スペックだけではなくゲーム性や演出もトータルで見て判断をしていただくことが重要だなと改めて感じる次第です。
ということで前回に引き続き6.5号機メダル機での導入前予想となります。
今回は2月下旬導入予定の「盾の勇者の成り上がり」「ミルキィホームズR」の2機種。
機種数も少なく、かつ自分個人の主観となりますがご容赦ください。
盾の勇者の成り上がり
カバネリが絶好調のサミーさんの新機種。
直近の幼女戦記はカバネリの後だったこともあり期待度が高く台数は伸びましたが、稼働は思った程は伸びていない印象でしょうか。
本機はその後ということもあり、版権もビッグタイトルというわけでもないこともあってか台数は比較的控えめなようです。
スペック的にはコイン単価低めでマイルドな設計。
初当りも近く高設定域の出玉率もまずまずの数値となっており、設定狙いのプレイヤーとしては朝から狙う選択肢の一つとなりそうです。
ATのゲーム性は、短いG数の塊を高い継続率でループさせるタイプ。
タイトルにちなんで消化中にレベルを上げて継続率を成り上がらせる、ということですが、G数が短いだけに成り上がれなかった時のリザルトは獲得枚数など見栄えが悪くなる可能性もありそうですね・・・少々不安を感じます。
通常時はレア役成立で前兆を経由せずに対応する状態に直行するというゲーム性。
こちらもハッキリ分かりやすいゲーム性である反面、前兆中のこれから何が起こるのかというドキドキが無い、レア役で必ず何かがもらえる=出玉的な恩恵は小さい、というところは好みが分かれそうだなと。
また、前兆を持たせることで上手く当りまでのゲーム数を引き延ばすことは稼働を稼ぐ手法・出玉を吸い込ませる手法としては有効ですが、本機は他の手段で稼働を引き延ばす要素があるのかどうか。
ゲーム性が分かりやすいためヤメ時も分かりやすい、となってしまうと稼働に悪影響となってしまう可能性もあるかもしれません。
ともあれ、6.5号機以降も出玉試験を通過しきっちり適合を勝ち取ってコンスタントに新機種を販売するサミーさんの開発力はさすがですね。
色々気になる点を書いてしまいましたが、それでも本機は平均程度の稼働はしっかり保ってくれるのではないかと予想しています。
ミルキィホームズR
初代はDAXELさんの全面液晶機、前作はカルミナさんの非液晶技術介入機、そして今作はカルミナさんから疑似AタイプのAT機で登場です。
スペック的にはベースがしっかり削られておりコイン単価もこのタイプとしては高めとなっておりますが、仕様的には6.5号機の最大のメリットである差枚2400枚を活かしたものとはなっておらず、そこまで恩恵は感じられないだろうと推察します。
過去作はコアな一部のファンには人気があったのかなとも思いますが、稼働データとしては厳しい結果となっておりました。
本機もなかなか良い結果が出るという想像は付きにくいですが、その一部の熱狂的なファンに支えられて稼働が伸びる可能性も無くはないのかなと密かに期待したいところです。
以上、2月下旬導入予定の2機種の予想でした。
4月のスマスロ第二弾まで、2月〜3月は新機種が少なめとなりますが、そんな中でも良い動きをする機械があるか開発としても引き続き注目していきたいと思います。