こんにちはめんつゆです。
今回は、12月に2年ぶり(ゴジエヴァを忘れて)の新機種としてリリースされる、エヴァンゲリオンシリーズ最新作「シン・エヴァンゲリオン」とホールの主力機種として、今も稼働貢献しているPエヴァ15をスペック的な側面から比較して行きたいと思います!
スペックの甘辛
まずは甘いの?辛いの?をS、Bを統一して比較しました。
11月納品の「PFかぐや様」は、エヴァ15とほぼ同一の甘辛設計の傾向がみられます。
今回のシン・エヴァに関してはこれまでの同社系機種よりも出玉率1%程度甘い設計になっていますが、過度に注意するほどではないと思います。
※甘辛比較のために基準出玉率として、S5.5、B23で統一して出玉率を算出しています。
また推測運用Bは分岐S算出用にヘソ賞球毎のベースを設定しています。
どちらの値も実際の運用値よりも若干高いかと思いますがご参考までにご確認頂ければと思います。
TY、ラッシュ突入
つぎは、打っていて体感する出玉感や初当りでの確変直撃の比率、トータルのラッシュ突入頻度を比較します。
P機、e機ともに前作よりも確変直撃当りの比率を増加し、前作よりも確変直撃の安心感を増加させています。e機はTSが349に下がった分、時短引き戻し率は2%程度低くなりますが、前作比で11%も確変直撃率をアップさせているため時短引き戻しこみでも約78%と非常に高い値となっています。
またe機に関しては、TS低下分、約500個平均TYがアップしています。
ラッシュ性能
最後は右打ち性能を見てみましょう。
Pシン・エヴァでは初当りのメイン出玉が300個に変更されており、ラッシュ突入率をアップさせるためのトレードオフとして初当り出玉が削られていることがわかります。また初当たり10R比率も削られています。
微妙にではありますがラッシュ中の確率もわずかに下げられており、SANKYO社の設計基準や目標値に合致させるための措置だと思われます。打っている際には差が感じられないので稼働には影響はそれほどないでしょう。
簡単にではありますが、甘辛比較、TY、ラッシュ性能、初回出玉などの比較を行いました。
数値面ではTSが低くなった分、すべての値で有利なe機が性能的には最も有利ではありますが、個人的には、打っていて一番体感しやすい部分のバランスを整えたP機がやはり魅力を感じます。
今回のシンエヴァはエヴァ15との設置比率を悩まれている方が多いのは間違いないでしょう。前作エヴァ15が高稼働の中、台数過多に感じる意見もSNS上では多々見受けられていますが、今回の分析で緻密にバランスを積み上げているSANKYOの開発力には再び自分との力の差を感じました・・・。
台数や前作との設置比率など悩ましい点はありますが、今作も期待して導入日を待ちたいと思います。