年末にかけての新台入替ラッシュも大詰め、12月の新台大量導入も始まり、注目機種が目白押しで楽しみですね!
そして今年もあっという間に年の瀬を迎え、一年のまとめ・振り返りの時期となってまいりました。自分の方でも開発目線で今年一年を振り返りたいと思いますが、そうこうしている内に年明け1月2月の新台情報も多数出てきておりますね。ビッグタイトルが名を連ねており、年が明けても楽しみな日が続きそうです。
ということで今回は、先んじて年明け1月導入予定の中から最も注目されているであろう2機種、「Lバイオハザードヴィレッジ」「Lマクロスフロンティア4」について、その性能の予想を書いていきたいと思います。いつも通り個人的な所感になりますが、何かのご参考になれば幸いです。
バイオハザードヴィレッジ
エンターライズさんのバイオハザードシリーズ最新作がスマスロで登場です。
6.0号機で超長期稼働を記録した「バイオハザード7」を踏襲しているとのことで、本機にも期待が高まるところですね。
スペックの基本数値をバイオハザード7と比較すると、ベースを削った分AT初当りが近付き、AT純増を半分にした分ATの滞在比率が上がったイメージとなっています。コイン単価・ATTYの数値からは荒過ぎず緩すぎずのミドルタイプという印象を受けますが、設定6の出玉率が攻め切れていないことからも他社のAT機と比べて一回り〜二回り緩やかな出玉推移になるのではないかと予想しています。
貫きについても「有利区間リセット後にCZ後半に移行し約55%で通常AT当選」となっており、他機種と比べると少々物足りない性能となっている印象を受けます。とは言え差枚2400枚を超える挙動はそれなりに見られると思いますし、プレイヤーが不満に感じる性能となっている訳ではなさそうです。
スペック面は上記の通り大きな特徴の無いミドルスペックタイプという印象ですが、本機の魅力はやはりバイオ7を踏襲したゲーム性とシリーズ通して多くのプレイヤーに受けている演出ではないでしょうか。
ゲーム性についてはCZからATを目指す前作踏襲の流れですが、前作では2戦突破型だったCZが今作では1戦突破となっているとのことで、さらにストレスを軽減する作りになっていると思われます。シリーズおなじみのパニックゾーンがCZ突入をかけたCZとなっており、プレイヤーが感じるハードルは前作と変わらないようにも見える点は少々気になるところですが、パニックゾーンの秀逸なゲーム性と演出のクオリティの高さを考慮するとそこまでプレイヤーがストレスに感じることはないかなと思います。
ATについても前作と同様に特化ゾーンからスタートしゲーム数上乗せを主体とするゲーム性。シリーズならではの要素である分裂・増殖もしっかり搭載しており、演出面のクオリティも高いように感じますね。
バイオと言うと、他メーカーさんの機械ですがヴェンデッタの結果が奮わなかったことでブランド力が少し低下してしまった感があるかもしれませんが、それでもメーカーを代表する強コンテンツであることもあり、平均以上の高稼働に期待できるのではないか、というのが自分の所感です。
マクロスフロンティア4
SANKYOさんのスマスロと言えば荒波、という印象が強く付いておりますが、初めてバランスタイプのスマスロが登場です。
スペック面の基本数値を見ると、ベース32G、コイン単価約3.3円でボーナスの初当りも比較的軽く、遊びやすいバランスとなっているように見受けられますね。ゲームフローとしては純増1.5枚のATと純増5.0枚の疑似ボーナスをループさせる形で、稼働結果を残した過去シリーズのA+ARTスペックを現代風にして再現した形。
ATだけでは出玉速度が遅く感じるであろうと思われますが、初当りの疑似ボーナスやAT中に頻度高く訪れるボーナスではスピード感も感じられ、出玉速度に不満は抱かれないのではないかと思います。
疑似ボーナスとATが絡んで出玉を増やす5号機ライクな王道のフローは直近では戦国乙女4と近しく感じられ、プレイヤーにも受け入れられやすいのではないかという印象を受けますね。
貫きについては完走後の有利区間リセット時の50%で上位ATを引き戻すというスマスロの標準的な仕様。そこまで尖っているわけではありませんが、他機種に見劣りすることもないだろうと推察します。
演出面でもシリーズならではの「歌」を主体とした見せ方で、高いクオリティで仕上がっているように見受けられます。コンテンツファンの多いシリーズでもあると思われますが、ファンの期待を裏切る可能性は低いのではないでしょうか。
直近の荒波タイプがやや不調であることも鑑みると、スペック・ゲーム性・演出全てにおいてバランスの良い本機は1月導入機種の中で最も高稼働に期待出来るのではないか、というのが個人的な予想です。
以上、1月導入予定2機種の予想でした。
その後の2月にも期待出来そうなタイトルが多数発表されてきております。2024年も引き続き新台情報から目が離せない日々が続きそうですね!