2月の新台性能比較~! -ぱちんこ開発日記-

こんにちはめんつゆです。

年始から震災や大きな事故など今年は波乱の幕開けの2024年ですが、あっという間に1月も終わりが近づき、もう2月に突入ですね。

今年はラッキートリガー機の導入が来月3月から始まることとなっており、また新たな出玉性能を有したパチンコ新機種が登場することになります。これまで規則改正以降、設定機能や遊タイム、スマパチ、cタイムと新たな機能が登場しているわけですが、いまひとつ盛り上がりに欠ける状態が続いていたのかなというのが皆様の所感だと思います。ラッキートリガー機は更に踏み込んだ性能を有しているのも事実で、今度こそ市場活性化の起爆剤になってくれればいいなと祈っております。

さて今回も2月納品予定の主力機種の簡単なシミュレーションでございます。
2月は3月のラッキートリガー機の新台ラッシュ前夜といったところでしょうか、甘デジやライト帯の新機種が中心の導入となっています。

前回から設計値一覧下限値のルール変更に伴い、ヘソ1個賞球機の推測運用Bを15に変更し、分岐Sをシミュレーションしています。
また、今回も基準出玉率は甘辛比較のためにS5.5、B23で統一し出玉率を算出しています。

最近の粗利性能の傾向としては、以前に比べて、激甘で分岐Sが低い機種が少ない傾向があり、2月納品機種でもその傾向が見てとれます。

以前から甘やライトタイプは客滞率が高いため粗利性能は辛めで設計するメーカーが多かったイメージもありますが、海系以外の甘デジタイプでは突破型に代表される一撃性が高い機種が増加したこともあり客滞率は下降傾向にあります。これにより、確率レンジに問わない設計が増加しているようにも感じています。

例えば、SANKYO社系の機種ではS5.5,B23でシミュレーションを行うとレンジ問わず103%前後での設計が多くなっており、共通ゲージ構成の採用も相まってビッグデータでは、毎機種バラつきの少ない安定した稼働結果を示しています。

甘すぎてホール様の扱いが難しいわけでもなく、辛すぎてプレイヤーの印象を下げるわけでもないバランスのよい設計が多いとも言えると思います。

今月新機種もダンベル甘、エヴァ甘のSANKYO機種、ニューギンの異世界魔王なども103%前後のバランスのよい設計となっていますね。

来月3月はいよいよラッキートリガー機の導入が開始されます。
すでに様々なところからシミュレーションが出てきているとは思いますが、いまのところ、最近の各社の設計思想と大きな差がない傾向となっており、全体的にはラッキートリガーが搭載されたからといって甘い辛いに変化があるといった傾向は見られません。

この辺りはSNSを中心にやや勘違いをされている方もいらっしゃりそうなので、しっかりとシミュレーション数値を確認していただければと思います。
こちらでも3月新機種のシミュレーションとして記事化する予定でおります。

それでは、ラッキートリガー機登場まで待てない私は今日もマイホへと向かっていきます。
今年こそは大きく負け越しませんように・・・