本日は10月の新機種から京楽産業.さんの「e乃木坂46 Ⅱ」をPICKUP!
まどかマギカ3やアズールレーンも好調で、今作もライトミドルレンジでのリリースとなりましたね。
ただし、本機はまどマギ3やアズレンに搭載されているラッキートリガーが非搭載となっています。その分⁉業界初の新機能を搭載とのことですが、その辺りにも注目して早速診ていきましょう!
e乃木坂46 Ⅱスペック
一種二種混合機
低確率:約1/233.9
高確率:約1/1.0
普通図柄A:1/1
Cタイム
21.3% 時短1回 RUSHへ
78.7% 時短10000回 微時短(実質通常)
RUSH突入率:約50.0%
2連目突入率:約31.0%
RUSH継続率:約83.3%
RUSH継続率:約86.8%(Cタイム込み)
RUSH継続率:約87.7%(Cタイム込み+残保留込み)
特図1
10R通常 100.0% 1000個
└時短1回(乃木坂RUSH)
特図1
10R通常 62.0% 1000個
└時短1回(超乃木坂RUSH)
10R通常 38.0% 1000個
└時短なし
特図2
10R通常 83.3% 1000個
└時短1回(超乃木坂RUSH継続)
10R通常 16.7% 1000個
└時短なし
斜め46度⁉のスペック
スペックはかなり複雑な仕様になっていますね。
Cタイム込みでは継続率が約88%となります。
右打ち中にへそ保留をためるルートがあるため、右打ち中はトータル8個の保留をためることができます。通常時に右打ちすることも可能ですが、間違いなく損をすることになるので意味はないでしょう。もちろん爆音はなります(笑)
右打ち中にも8個保留をためることができることから、その先読みを行うことで、本機最大のウリの8000個ボーナスを実現しているということになりますね。
これまでのCタイム搭載機はRUSH終了後に一旦左打ちに戻して引き戻し抽選を受けるという手順を踏んでいましたが、本機のCタイムは上記のように右打ちしながらへそ保留を貯留することができるために、一旦保留をためるために左打ちする必要がなく、シームレスに再びRUSHへと移行することを可能にしていますね。
これが、業界初の新機能ということになりますね!
継続率と演出、ライトミドルスペックと客層にマッチしたスペックかなとは感じました。
46回聞いてもわからないスペック⁉
次に継続の仕組みですが、実際に遊技している上では基本的には気にならない“約88%のループ機”ではありますが、この業界で働く身としてはやはり気になるので詳細仕様を考察してみます。
まずリゼロ等と同様に特電作動口があります。
その特電作動口に入賞→小当たり→大当たりの流れでしたよね。
Pいくさの子の仕様を理解いただいているとより分かりやすいですが、Pいくさの子がc時短の変動秒数消化中の100秒の間に、いかにスルー抽選でロング開放を当選させるかが重要だったのに対して、本機は1/1で特電作動口で当選します。100秒どころではないので、トイレ休憩も可能です。ただし、最高の変動秒数60分以内という条件はあります。
また、前述のようにPいくさの子ではその保留を消化する間にいかに当選させるのかが重要でしたが、本機はおそらく小当たり入賞時に特図を即停止させて当該保留をはずれに処理していると考えられます。最近の機種では思いつかないですが、新生モード搭載の小当たりRUSHのエヴァンゲリオンがその機能を搭載していましたよね。
そのため8個の保留がRUSH終了しない保留である=出玉を獲得することができる=出玉の回数分の先読みができる
ということだと考えられますね。
終了するときは60分どころか即停止の特図で時短終了。特電作動口に入賞出来ずとなるわけですね。厳密にはこの即停止の特図が次の保留にあるときに終了演出をして、大当り消化で終了ということになるわけですね。
ややこしい考察となりましたが、実際に遊技してみればこの点は殆ど気になりませんね。
演出等に関して
まず、筐体(枠)については「e必殺仕置人」や「eSAO」と同じS枠となります。
まどマギ3のベルーガ枠が好評なだけに、ここはやや懸念材料になるといったところでしょうか。
先バレについてはこれまで通り2種類搭載していました。
演出は前作の乃木坂をイメージしつつ、かなりシンプルになった印象を受けます。
ファンにはたまらないだろう撮りおろし演出が豊富でしたが、私は全く興味なしでした笑
右打ち中の演出は好印象でした。
期待度示唆で継続するカードバトルのモード
レースで1位を取れば3000個獲得できるモード
違和感演出で継続、告白されれば継続、クイズに答えて・・・などなど。
もちろん保留で決まっているので、クイズに関しては頑張って全問正解しても継続しないときは継続しないわけですが(笑)
まあ、気分に合わせて遊べますね。
カードバトルモードは個人的にはわかりやすくも新しい感覚で、本機にフィットしていそうです。違和感モードは正解できるようになるまでに時間がかかりそうで演出の作りこみにはこだわりを感じましたね。
乃木坂46のメンバー
正直AKBと違ってほぼ現在のメンバーはわからない老害的立ち位置になってしまっていますが、それでも乃木坂46のファンが多いのもこれまた事実・・・・
アイドルモノということで、コンテンツだけで動く台ではないことは間違いないでしょうが、スペック・演出・コンテンツがまずまずマッチしていて、スペックの内部はわかりにくさがあるものの、遊技していれば殆ど気にならないかなとは感じました。
各社大きくラッキートリガー搭載機へ舵取りをする中で、これからも本機のような機種のニーズは一定以上あるだろうと感じさせてくれる機種ではありました。
ということで、パチンコ界の“インフルエンサー”になってくれることを期待しながら10月を待つばかりですね!
それでは、また!