解釈基準の変更とBTに思うこと -ぱちんこ開発日記-

こんにちはめんつゆです。

解釈基準の変更が8月末に通知され公表されましたね。
巷の話題はパチスロの新機能「ボーナストリガー」一辺倒で、以前から噂されていたノーマルタイプの獲得枚数を増加させる機能として誕生することとなります。

通常時は今まで通り3枚掛けでゲームを進め、特定のボーナス後に2枚掛けや1枚掛け専用の遊技状態となることで、3枚掛け以外のボーナスフラグは高確率で成立するというような内容となっています。

当然メイン系の表示ランプやセグを見れば、MAXベットでも当該遊技状態中は、その規定数に応じてベットされるため、どこまで続くかわからないみたいなゲーム性にはならないと思っています(ぱちんこ開発なので、間違っていたらごめんなさい!)

当初は「確変」と呼ばれ、ぱちんこ開発としてはものすごく違和感を感じていたのですが、名称自体は「ボーナストリガー」に落ち着きました。

元々規定数(ベット枚数)でフラグごとに確率が決まっているので、確変という言葉は違和感を感じていたのですが(屁理屈)、今回の機能を無理やりパチンコに置き換えると、1+2種の時短によく似ていることに気づきます。

以下、極端な自説ですのでアホやな~っと思って読んでください(笑)
ぱちんこの現行機主流の1+2種では右打ちすると、電チューは一瞬開きます。部品の構造を工夫して、その際にほぼ入らない仕組みになっていますが、特定の大当り後は時短状態になり、ご存じの通り開けば入る状態となります。

ボーナストリガー機では通常時に3枚掛け以外を遊技することはできませんが、内部的には、どんな状態でも1枚掛け2枚掛けでも確率は持っているので、確率は一定と言えるのではないかと考えられますね。

ぱちんこの電チューも通常時に右打ちをしても電チューに入りはしませんが、入りさえすれば所定の確率で抽せんは行われます。(未作動時に無理やり入れるのは別)

そういう意味では電チューも規定枚数での確率管理も根本的には確率自体は変動しておらず、確変自体していないといえるわけですね!(笑)

さらに特定の大当り(ボーナス)後は、電チューに入賞が容易となっている点と高確率でフラグ成立するような規定枚数での遊技可能状態に移行できる点が似ていると思います。

規則や解釈基準では根本的なところについては、ぱちんことパチスロは共通な点を持つことが多く、今回ノーマルタイプのゲーム性拡充に際しての着地点としてこのような考え方で進めたのではないかと妄想しています(組合担当ではないので・・・本当のところは分かりません。)

今回ボーナストリガーに関して注目を浴びている解釈基準の変更ですが、よく読むと実はぱちんこにも大きな変化がありました。

ざっくりというと、設定付きの機能緩和(設定ごとの確変率、転落率、ST数、平均ラウンド数)などが存在します。

この原稿を書いている時点では申請開始日が決まっているのは、パチスロのリール演出緩和(バックライト関連等)のみで、ボーナストリガーもパチンコ設定機能拡充もBluetooth接続もまだ未定とのことです。

保通協もGLIもまだ型式試験対応の準備中といったところでしょうか。特にBluetooth接続に関してはかなり時間を要するかもしれないなという印象です。

しかし近い将来、必ずこれらの解釈基準変更機は登場してくることになりますので、新たな緩和機の登場についても是非期待してお待ちいただければと思います。