衆院選2024が及ぼす「パチンコ業界の参院選」への影響 -パーラーフルスロットルのお気持ち表明-

一般の人が野球やオリンピックや駅伝に熱中するくらい選挙が大好きなパーラーフルスロットル 管理人です。

裏金問題から端を発して自民党総裁選で石破茂氏が当選、そのまま総理大臣になる前から解散を宣言する荒業で10月27日投開票の衆議院選挙へと突入している状態です。

一応私なり、業界人様にも意見を聞いたうえでパチンコ業界と今回の衆院選はどうなの?というあまりにも危機感のない意見や政治ウォッチャーの方とも話した雰囲気で私なりの意見を書きたいと思います。

なお、本記事は公示前に書いて公示後に公開されると思うので、物凄い勢いで政局が変わる可能性があるかと思いますので「10月14日時点で」という前置きをしておきます。

 

パチンコ業界側が選挙・政治で成し遂げる第一歩

端的に言えば、パチンコ業界側はパチンコ族議員という「パチンコ業界を票田としないと次の選挙で選ばれないオジサン」を必要としていて、過去2回チャレンジして落選させています。

  • 2019年・・・尾立源幸
  • 2022年・・・木村義雄

ただし、二人は支持基盤として他業界や地元票を持っていたのでギリギリ落選というくらいの結果ではありましたが、同じ戦略でやったら今後どうなるのだろう?という話になっていきます。

多数の方々がX上でパチンコ業界人・業界団体から族議員候補=推しメンが出るとの発言をなされているので、そうなると前の2回よりも基礎票としては0に近く業界票+エンドユーザー票で戦わないといけない可能性が高いという戦力構造になってると思ってます。

果たして、最初から言われてた「誰だか知らない自民党に押し付けられたオッサン」を応援したくない人が全力を出してくれるのか?「もうそろそろムリって気付けないかな?」くらい諦めムードの人で溢れるのか、それが大きな問題であり遊技産業政治連盟なるものを作って広報などをする上でも大きなポイントになるんじゃないかと思ってます。

 

衆院選はパチンコ業界と関係あるの?

業界団体というと大きな組織に見えますが(業界団体自体は各都道府県ごとにもあるのですが)、その業界団体の会議の中で「解散するって話があるのに衆院選で業界全体で推す候補がいないじゃないか」という話が出て、誰もツッコミをせずに終わった地域があるくらい選挙に対しての知識が希薄だという印象です。

詳しくは小学生の社会の教科書にも書かれてる、小選挙区比例代表並立制みたいなのを調べてもらえればわかりますが全国で統一した個人を推すことは理論上不可能です(同姓同名を全ての小選挙区に配置すれば可能)

 

というくらい、毎度ながら疎いなぁ~と思ってる業界人様の為・少しでも今現在興味を持ってくれてるエンドユーザー様の為に今回の衆院選の見どころと来年の参院選でのパチンコ族議員候補さんへの影響を書いていきます。

 

なんで族議員が出馬しない衆院選が重要なの?

政治の話が嫌いな人もいるから端的に書くと、族議員はこれまで自民党から出てましたが裏金問題などで自民党の支持率低下・岸田内閣の不人気・石破茂総裁の誕生・急速な解散などなど自民党自体が劣勢という状況において

  • 衆院選での自民党公明党が過半数を下回る可能性も大いにあり、その場合国会での決議が進みにくい状態になる
  • 負けすぎた場合、自公連立政権を維持できずにどこか他の党も合流させないといけない
  • 最悪の場合は、自公政権が野党となり総理大臣が他の連立政権になる

などなど、政局的には見どころが多い状態になっています。

 

全体的な政局はさておき、自民党が弱体化するとこれまでの様に参院選の比例代表で出馬していたパチンコ族議員候補の人は票が入りにくい、人気のある衆議院議員が参院選出馬で比例名簿に名前があがり新人は相対的に当選しづらいなどなど…

「自民党の得票数」「党内出馬候補内での争い」が激化するような状況になりえるというのが理由です。

 

もうちょっとだけ書くと、これまで通りの議席を今回確保して石破政権が来年7月の参院選まで存在したとして、石破さん自体があまり人気ではないので…という暗い状況ではありますが。。

 

全日本遊技産業政治連盟さんが頑張るときでは?

全日本遊技産業政治連盟というものが2022年参院選前に発足して運用されているそうですが、この組織がうまく陣頭指揮を取って自民党への比例代表での投票や小選挙区候補への投票を促すべきではないのでしょうか?

べき論は好みではないのですが、これをせずに来年の参院選で旧に◯◯候補へ~と言い出しても、説得力もない付け焼き刃、避難訓練をしたことないのに(政治選挙に関しての知識が)小学生を有事に扇動出来るのか?という問題になってくると思います。

やる気がないのも仕方ない・やる意味もないと思ってるのも仕方ない、最悪そんなこと考えてませんでした~なんて言うわけもないのでご自由にとは思いますが、政治連盟の活動資金は仮に経営者のポケットマネーであってもエンドユーザーの負けたお金であることを忘れないでいただければと思います。

 

パチンコ族議員候補のウルトラC

ウルトラCって言葉自体が古くなってきていますが、本当に族議員という存在を誕生させたいなら古くからある戦法で「トップになり得る全ての政党に唾をつける」ことだと思っております。

現状で言えば、自民・立憲・国民・維新ですかね。

これまでのパチンコ業界と政治家との繋がり上、不義理にもなり得ますが背に腹は変えられないと踏むのかどうするのか?ということで、今回の選挙結果次第では他の政党の公認で出馬するという手があるとは思ってます。

しかしながら、そうやって作った議員がどうやって立ち回れるのか?むしろ当たりくじを引いて長期政権でうまいこと存在感を発揮できるのか?など選挙参謀や政治のプロにでも聞いてみてほしいものです。

 

国民やエンドユーザーはどうすべき?

基本的にどこどこに入れたほうがいい!みたいなことを大っぴらに言うつもりはないのですが、難しい話をすれば自民党総裁選で石破氏が勝ったことや今回の衆院選よりも、アメリカ大統領選の方が日本の景気や外交に関して大きな影響があります。

台風の目となるのはドナルド・トランプさんですね。

トランプ政権2ndシーズンが始まるとまたまた色んなことが変わったりするでしょうし、その余波は確実に日本に来ます。

景気の不安定感は更に増して数年間はその状態が続くのじゃないかと思ってますし、それを補うかどうかではたまた衆院選後の政権は判断を強いられるなどなど……

基本的には政権を担う側が非常に面倒くさい立場にいるのが今の政局だったり国際情勢です。

 

ちなみに、族議員がいればユーザーになんのメリットが有る?って言われることもありますが、基本的にはなにもないです。不当に税金がかかってるわけでもない業界なので安くしろと命令できないですしユーザーの幅が広がりすぎたことで◯◯します!の一言が全員大歓喜になるわけでもないので訴求が難しい。

私としては、パチンコと行政の問題をクリアにするとかそういう方向性ですが、変える時に結局はユーザーではない人からヤーヤー言われちゃうからまともな評価は受けにくいという部分もあるかと思います。

 

標題の答えは、自分で考えて入れてみてね、ちょっとだけ政治にも選挙にも興味が出て結果が楽しみになるよ!ってことかなと。

 

まとめ:政治連盟さんの動きでやる気がわかる!

野球好きのオッサンの今回のクライマックスシリーズの見どころツイートくらいの勢いで書きましたが、おおよそそんなもんだったり競馬の予想くらいの当たり外れを楽しむくらいの気持ちで投票すればいいかなと思います。

  • 自分で考えて選挙に行って投票しよう
  • 全日本遊技産業政治連盟さんの動かなさに注目
  • ここから数年はもっと日本を含めた世界が不遇の時代になりそう

くらいに、だいぶ抑えめに書いて締めたいと思います。

 

以上。