スマスロの性能予想【ブラックジャック】【東京喰種】 -とある開発者の独り言-

2025年一発目の新台導入が始まっております。今年も新台がどんな挙動を見せてくれるのか楽しみですね。たくさんのヒット機種の登場に期待しましょう!

さて今回は、2月導入予定の2機種「ブラックジャック」「東京喰種」のご紹介です。主観による予想になりますが、何かのご参考になれば幸いです。

スーパーブラックジャック

かつてはNETさんのオリジナル人気タイトルでしたが、今作は山佐さんから登場となりました。筐体のレバー周りがNETさんと同じ仕様になっているという情報がありますが、版権だけでなくハード面でも両社の繋がりを感じますね。

スペック的にはミドル寄りの荒波タイプという印象です。昨今の荒波スペックの機械と比べるとマイルドにも感じてしまいますが、コイン単価3.6円と十分ハイスペックと呼べる数値となっていますね。
設定6の出玉率は112.7%と少し控えめですが、設定4、5の出玉率が高いこともあり、設定6のみ特殊な波を描くことはないのではないかと想像します。上手く使えば運用しやすいバランスと言えるのではないでしょうか。

ゲーム性としては4号機スーパーブラックジャックを再現したゲームフローとなっているとのことです。基本的には純増5.1枚の疑似ボーナスで出玉を増やすことになりますが、その疑似ボを連チャンさせるために「ストックタイム」で報酬アップゾーンの「リオチャンス」の複数ストックを目指す流れですね。
ストックタイムは純増0.1枚ですが、上位のストックタイムは純増5.1枚に上がりST自体で出玉が増えることになります。突入頻度は低いと想定されますが、大量出玉の契機となるのは基本ここでしょう。

通常時についても4号機を踏襲しており、まず初当りボーナスを目指しその後に付いてくる高確でSTを仕留めるという流れがメインルートとなると想定されます。ATに突入した後は出玉の出方を含め楽しい打感となりそうな印象ですが、通常時は基本的にボーナスを目指すのみとなり、期待感が持続するかという点に少々懸念を感じますね。

演出面もかなり4号機を意識した構成となっているようで、演出頻度についても4号機再現をコンセプトに設計されているとしたら、通常時は何も起きず静かで退屈な打感になってしまうかもしれないなという印象を受けております。

モチーフは全く違うものの、同じコンセプト?の復刻シリーズ「キングパルサー」が最もイメージに近く、予定台数が少々多く適正台数以上導入されそうなことも考慮すると、キンパルと同じ程度の稼働となるのではないかというのが個人的な所感です。

東京喰種

フィールズさんより新規タイトルのスマスロが登場です。版権の知名度・人気度は高いようで、期待されているファンの方も多いのではないでしょうか。

スペックとしては荒波タイプ。ベース31回転、コイン単価4.1円、MY約4050枚、AT純増4.0枚と現行機種の中でも高いレベルの高射幸機となっているようです。

ATは差枚数管理で、レア役やゲーム数からCZを経由し特化ゾーンで差枚数上乗せを目指すフロー。純増4枚ながらATの流れの中では出玉が減る区間が無いように見受けられますが、短時間試験の適合率を考えると「ゲゲゲの鬼太郎」や「キン肉マン」のようにATの駆け抜け率がかなり高くなっているのではないかと想像します。上乗せ特化ゾーンが複数搭載されておりますが、大量上乗せへのハードルはなかなかに高いように感じますね。下段リプレイから移行するレア役高確状態と絡まないと突き抜けるのは難しいバランスとなっているのではないでしょうか。

通常時もレア役やゲーム数からCZ・ATを目指すオーソドックスなフローとなっていますが、AT初当り確率は1/394とそれなりの重さ。かつ駆け抜け率も高いであろうことを考慮すると、もう少し通常を打たせる仕掛けが欲しかったという印象を受けますね。

新規ビッグコンテンツということもあって「置きに行く」ような開発意図を感じますが、通常もATもゲーム性は気をてらわず王道の構成となっており、多くのユーザーが違和感なく入れるのではないかなと思います。
演出面も現時点ではあまり情報がなく不明ではありますが、予算をかけて作り込まれていることが予想されますのでファン納得の出来映えとなっているのではないでしょうか。

ただ、高射幸に大きく振ったスペックのため、完全に新規のコンテンツファンを引き込むことは難しいだろうと感じ、既存のヘビーユーザーが店内移動する動きとなるのではないかと予想しています。導入台数も多いことが想定されますので、稼働については予想が難しいところですが、荒波・駆け抜けの多さについていけないプレイヤーが一定数いるだろうということからも、長期稼働に大きな期待は出来ないのではないかというのが個人的な所感です。


以上、2月導入2機種の予想でした。
引き続き導入予定機種の情報、導入済み新台の動向をチェックしていきましょう!