本日は7月の新機種から注目機種をPICKUP!
7月7日にLT3.0プラスが解禁ということもあって、満を持して各社が主力タイトルを7月に投入して来ていますね。どの機種も注目であることに変わりはないですが、そんな中でも新規大型版権として最注目はやはりサミーさんのe東京リベンジャーズでしょう!
週刊少年マガジンで2022年まで連載されていた、言わずと知れた超有名漫画版権ですね。
ヤンキー漫画要素が強い点はやや遊技機適正的にはマイナスにも映りますが、多くの若年層ファンを獲得することが出来るのか、その辺りにも注目して早速診ていきましょう!
e東京リベンジャーズ スペック
特図1:約1/319.68
特図2:約1/1.0
普通図柄A:約1/99.9
普通図柄B:約1/399.61
RUSH突入率:約50.0%
2連目突入率:約46.3%
RUSH継続率:約76.51%
特図1 振り分け
ラウンド 割合 出玉 時短内容
10R通常 4.0% 約1500個 時短1回転(渋谷JACK抽選)
2R通常 46.0% 約 300個 時短144回転(普通図柄A)
2R通常 50.0% 約 300個 時短100回転(普通図柄B)
特図2 振り分け
ラウンド 割合 出玉 時短内容
10R通常 5.0% 約1500個 時短1回転(渋谷JACK抽選)
10R通常 45.0% 約1500個 時短144回転
10R通常 50.0% 約1500個 時短144回転
特図2(渋谷JACK抽選)振り分け
ラウンド 割合 出玉 時短内容
10R通常 50.0% 約1500個 時短1回転(渋谷JACK継続)
10R通常 50.0% 約1500個 時短144回転(渋谷JACK終了)
これぞ芭流覇羅スペック
LT3.0プラスということで複雑なモード移行なり、パチスロライクなスペックを想像していましたが、他社機とは違い全体的には非常にシンプルで、取っつきやすい印象のスペックですね。
当選確率はP機の王道であるミドル帯「1/319.67」。どのユーザー層でも気軽に楽しめるバランスに敢えてしてきた印象です。
本機も勿論「LT3.0」に対応しており、LTでの出玉比率が緩和されたことから、いわゆる“チャージ当り”というのが存在しません。これも399ではなく、319辺りとしてきたことの好影響となりそうです。好調稼働中の『eからくりサーカス』でさえ、ややチャージ搭載がネガティブに捉えられている傾向もあり、それを解消している点も本機の特徴といえそうですね。
通常時のRUSH=LT直行で、その比率は約50%。この50%に漏れたRUSH非突入時でも時短100回転が付与される優しい設計になっています。バランス的にはどこか、エヴァ15を意識しているようにも感じられますね。
時短右打ち中は「普図抽選」となり、ここでの当選確率は1/399.61とやや当りにくくなっていますが、引き戻し期待値は約22%とまずまずの確率になっていますね。
初回で3,000個以上の出玉が得られる割合は4%。
この4%に当選した場合、本機のウリでもある「渋谷JACK」に突入します。
突入すれば、さらにその50%で「渋谷JACK」が継続していく仕様です。
ここがいわゆる「LT3.0プラス」要素のひとつで、異なる時短状態を個別に設けてそれぞれの状態で挙動を変化させていますね。
次回以降の当たりの50%が“1G連”として即連チャン・1500個上乗せとなっています。
従来でも理論上は可能でしたが、LT3.0プラスの登場に「リアルジャックポット」的な演出がより現実的に実装されるようになっていきそうですね。
ひよってるやつ、いねーよなっ!!
今作は、いわずとしれた大型コンテンツの初の遊技機化となっています。
同じくサミーさんからパチスロ化の噂も聞こえてきますが、本作の主人公は“さえないヤンキー”のタケミチ。しかし、4大激アツを含め、演出ではマイキーに主人公の座を奪われているような演出構成にはなっています(笑)
ただのヤンキー漫画ではなく、“弱いタケミチ”が奮闘する姿が読者の心を打った。
だとすると、やや複雑な気持ちにもなりましたが、遊技機的には仕方ないところかもしれませんね。
楽曲面も豪華で、Official髭男dismやSUPER BEAVERなどの名曲が多数搭載されています。髭男の「Cry Baby」がティザームービーで流れているのをみると、やっぱり曲って大事だなあと思ってしまうくらいテンションが高くなる方も多いのではないでしょうか。
とはいえ元のコンテンツ人気が初動にこそ強く影響はしますが、長期稼働には直結するとは限らない——本機がどんな実績になるのか注目しておきたいですね。
演出ボリューム × カスタマイズ性
カスタマイズ機能も非常に豊富で、RTC(リアルタイムクロック)による時限開放型カスタムも搭載しています。間口を広めに設計したスペックといい、長期稼働を見据えた工夫といえそうですよね。詳細は不明ながら、第6弾までのカスタマイズが予定されているようです。
専用筐体という力の入れ具合だけでなく、演出ボリュームも非常に多く、映像面で魅せたいという意気込みを非常に感じる一方で、演出フローがやや複雑になっている感は否めませんでした。ここは好みが分かれるところかもしれませんね。
RUSH中のモードは5種類。
タケミチ・千冬・ドラケン・マイキー・カズトラの中から選べます。
……個人的には「なぜカズトラ?」という気持ちは否めませんでしたが(笑)
マジ卍!
本機の導入予定日は令和7年7月7日。
いわば「パチンコ新元年」とも言えるような、これ以上ないタイミングでの登場です。
日工組さんの新たなプロモーション「PACHI-PACHI-7」プロジェクトと共にどんなデビューを飾ってくれるのか。
今年1番の注目でチェックしておきたいと思います!