注目機種の先取りPICKUP「e花の慶次 黄金の一撃」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

いやあ、暑いですね。夏真っ盛りではございますが、本日は11月の新機種のご紹介(笑)
なんならもう年末営業まで見据えた時期の新機種でもあります。
PICKUPするのはニューギンさんのメインコンテンツ花の慶次シリーズの最新作、「e花の慶次 黄金の一撃」です。サブタイトルもなにやら気になる名称ではありますが、図柄揃い確率399と、往年の慶次を思い起こさせてくれそうな期待感もありつつ、その辺りに注目して早速診ていきましょう!

e花の慶次 黄金の一撃 スペック ※一部予測含む

特図1:約1/348.6
特図2:約1/1

図柄揃い:約1/399.76
チャージ:約1/2714.0

普通図柄抽選A:約1/99.15
普通図柄抽選B:約1/520.13

RUSH突入率:約50.1%
2連目突入率:約47.08%

LT突入率 :約58.84%
LT突入確率:約1/675

RUSH継続率:約76.53%
時短継続率:約17.51%(殿モード)

■特図1(図柄揃い)
10R通常 50.1% 1500個
└時短143回(普通図柄抽選A)
10R通常 49.9% 1500個
└時短100回(普通図柄抽選B)

■特図1(チャージ込み)
10R通常 43.7% 1500個
└時短143回(普通図柄抽選A)
10R通常 43.5% 1500個
└時短100回(普通図柄抽選B)
2R通常 12.8% 300個
└時短なし

■特図2(殿モード(普通図柄抽選B))
10R通常 0.8% 3000個
└時短1回(上乗せモードB・普通図柄抽選A)
10R通常 99.2% 1500個
└時短143回(普通図柄抽選A)

■特図2(RUSHモード(普通図柄抽選A))
10R通常 18.6% 3000個
└時短1回(超RUSHモード・普通図柄抽選A)
10R通常 31.0% 3000個
└時短1回(RUSHモード・普通図柄抽選A)
10R通常 4.9% 1500個
└時短143回(超RUSHモード・普通図柄抽選A)
10R通常 45.5% 1500個
└時短143回(RUSHモード・普通図柄抽選A)

■特図2(超RUSHモード(普通図柄抽選A))
10R通常 49.5% 6000個
└時短143回(RUSHモード・普通図柄抽選A)
10R通常 50.5% 1500個
└時短143回(RUSHモード・普通図柄抽選A)

※一部で上乗せ+1500個抽選あり

“黄金”スペック

LT3.0プラスだからこそ可能になったある種、複雑怪奇なモード移行。
ただし、通常に遊技している分にはなにも複雑に感じることはありません。

通常時の図柄揃い確率は約1/399といういわゆるMAXスペックで、そこから50.1%を引ければ、いきなりLT直行というヒット機種にならった仕様といえそうです。

ただ、50.1%を外した場合でも1500個獲得の上に時短100回(殿モード)がつく点は、他機種と比べても優位性がありそうですよね。ちなみにこの殿モードでの引き戻し率は約18%となっています。

右打ち中は約49.6%で3000個の当たりを引けるうえ、そのうち約38%で“超RUSH”突入のチャンスが訪れます。

この超RUSHに入ると、当たり時に最大約6000個+αの出玉が一撃で炸裂。まさに「黄金の一撃」といったところなのでしょう。当たれば6000個か1500個か…終われば0個。
報酬とリスクが背中合わせだからこそ味わえる、究極のヒリツキを体感できますね。

さらに、通常RUSH中でも1500個の当たり(約50.4%)を引いた先で約9.8%の確率で超RUSH突入の夢が残されているのもいいバランスだと思います。

+αの部分は、約0.4%で1500個上乗せ、さらに約0.9%で再上乗せというロマンとしての搭載。実際には簡単に引けないけれども、この部分が特図2のモード移行を混沌と面白くしているといえそうでもあります。

新筐体・演出―変化する良さ・変化しない良さ

新筐体を採用し、ハンドルや手置きスタンドのサイズなどが改善されて操作感はかなりストレスフリーになりました。三共さんの機種なんかを打っていてもやはりこういう細かい点は重要なんだと改めて感じますよね。実際に試打中も「あの窮屈さ」がなくなっているのは嬉しいところでしたね。

演出面では、王道のキセル演出はそのままに「ぶん回し演出」としてのリーチ格上げ、
「ぶっ返し予告」としてのリーチ中チャンスアップが発生するなどの新要素を搭載。

リーチ構成自体は真・花の慶次シリーズに近いけれども、パターン数は増加しており見応えは十分にありましたね。
カスタマイズも大幅強化され、「先読みチャンス・先バレ・レバ熱・バイブ&エアー・キセル&ぶっ返し超激熱・シンプルモード」などなど、これまでの慶次で最も自分好みに調整して楽しめそうですね。(もちろんRUSH中も多数のカスタマイズが用意されています。)

LT3.0的RUSH中

RUSHは2モード構成で、王道の“一騎駆モード”と違和感告知の“秀吉モード”から選択。
やはり個人的には慶次らしさを感じられる一騎駆モード推し。

黄金舞台・背景の白黒化・小判が降る演出など、随所に超モード示唆が仕込まれていて、RUSH中も常にドキドキできる点はLT3.0ならでは。
慶次らしさをしっかり残しつつ、新しさも感じられる仕上がりで、打てば打つほどハマっていくスルメ的要素もありそうです。

総じて演出面のクオリティアップは試打した方なら強く感じられた部分ではないでしょうか。

まとめ

一撃6000個以上の爆発力を持ちながらも、LT突入率は約1/675と、現実的に狙える数値。
さらにRUSH非突入でも1500個と時短100回転がつく安心感。

出玉感と安心感を両立した、まさに“超攻撃的スペック”。
ホールにまたあの頃の慶次が帰ってくるのか期待して待ちましょう!

それでは、また!