8月の新台導入が始まっております。抜群の初動となっている機種はなく、稼働が分散しているように感じますが、皆様の周りの状況はいかがでしょうか?
そんな中で最も高い初動となっている「Lアズールレーン」を短い時間ではありますが実際に打つことが出来ましたので、今回はその所感を書いていきたいと思います。個人の主観となりますので、さらっと流し読みしていただけますと幸いです。
通常時の低ベース
本機の販売時の売りの一つとなっていた約26Gの低ベース、実際にホールで打ってその吸い込みの速さを体感することが出来ました。事前予想でも書きましたが、やはりプレイヤー目線ではそのメリットを感じることはあまり出来ませんでしたね・・・
ただ、稼働データでは他機種を大きく上回る売上となっており、やはりホール様目線では売上・粗利の面で「良い機械」という印象となっているのではないでしょうか。稼働も新台の中では一番良い状況となっておりますので、導入されたホール様にとっては正解だったと初週の時点では言えるかと思います。
自分は長時間打つのがキツい打感に感じ、稼働が長続きするようには思えませんでしたが、今後の稼働データの推移次第でホール様の評価も変わってきそうですね。
見えない力を感じるAT抽選
通常時は350Gがボーナス天井で、ボーナスからATを目指すバジリスク的なフローとなっております。ただ、巻物からATに繋がるケースが多いバジリスクと比べると、消化中の成立役に応じた抽選はかなり弱いように感じました。強レア役をいくら引いても全く当たらなかった自分の引き弱もあると思いますが・・・笑
開発目線では自力要素よりボーナスの規定回数に比重を置いた方が出玉のコントロールがしやすいのは理解出来ますので、そちらに重きを置いたバランスになっているのだろうと感じました。プレイヤー目線で言うと、「ここでこの役引いても当たらないのか」とガッカリしてしまいましたが、そこのバランス感覚は大事な部分だなと改めて認識出来ましたね。
ATも難しい・・・
ATに入った後も、事前予想では「やれる感がありそう」と書かせていただいたものの、実際にはやはりまとまった出玉を取るまでのハードルが高く難しい印象を受けてしまいました。AT突入時の特化ゾーンが平均100Gということである程度TYが安定して高いと予想していましたが、実際には最低保証の50Gで終わるケースが多く、まずATの頭でふるいにかけられる打感でしたね。もちろん自分の引きの問題も大きいと思いますが涙、周りを見ていてもなかなかやれるビジョンは感じられませんでした。もう少し打ち込んでやれる所を体感したい気持ちはありますが、そのためには低ベースの通常をまた回さないといけないと思うとリピートは難しいなという所感です。
演出面
最後に演出面。原作も存じ上げずキャラやストーリーも分からないので映像のクオリティはさておき、演出構成や頻度・期待度のバランスは普段の京楽さんの機械と比べるとかなりまともだなというのが個人的な所感でした。とは言え、京楽さんの機械全て?に搭載されているミニキャラの演出は版権が違っても既視感を感じてしまいますね・・・
あとは、前述の通りメイン・出玉にてボーナスからATへ繋がるルートがボーナスの規定回数振り分けに寄っていると思われるため、ボーナス中のフラグに紐付いた演出の期待感が無いのが残念に感じました。出玉の仕様が最初からその形であればもう少しそれに沿ったバランスになったのかなと感じますが、開発途中で仕様変更を繰り返した結果なのかなと妄想してしまいましたね。
以上、アズールレーンを実際に打っての個人的な所感でした。
出玉が出ていればもっとポジティブな意見になった感は否めないですが苦笑、大半のプレイヤーが負けることを考えると開発としてはこういう感覚も大事にしていきたいなと思う次第です。
とは言え初週の稼働は新台でトップとなっている本機、今後の挙動に注目したいですね!