2025年12月の新台性能比較~! -ぱちんこ開発日記-

年の瀬が迫る中、皆様体調いかがでしょうか。こんにちはめんつゆです。

さて、今年も残すところあと僅か、というにはやや早い気もしますが、あっという間の1年という感覚でございます。どうも歳をとるたびに時の経過を早く感じるようです。

なにか理由があるのかなあと調べたら「ジャネーの法則」と言われるものがあり、生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢の逆数に比例し、例えば10歳の子どもにとっての1年は人生の1/10ですが40歳の人にとっては1/40とのこと。このまま年齢を重ねるとあっという間に人生が終わっていきそうです…。ちょっと怖いですよね笑

それでは、気を取り直して!?
毎月恒例の12月納品予定新機種のシミュレーション結果をお届けします!
ヘソ1個賞球機はB13、高S機はB15でシミュレーションしています

※推測運用Bをヘソ1個賞球機は13、へそ2個賞球機は20、ヘソ3個賞球機は23で分岐Sをシミュレーションしています。
※基準出玉率は甘辛比較のためにS:5.5,B23で統一し出玉率を算出しています。
※表中のLT機のTSは全ての大当りを加味した確率であるため、営業資料の値と一部異なります。
※基準出玉率が「-」の機種は高S機、高S機の推測運用Bは15でシミュレーションしています。

今月メイン機の傾向

今回は珍しくデカヘソが地獄少女7500のみで、メイン機としては月前半導入の暴凶星、後半導入のエヴァがメイン機となりそうですね。
シミュレーション結果ではエヴァがやや甘めの値が出ております。SANKYOさん系のこれまでの傾向としてはS5.5、B15で出玉率が約96%程度でしたので、粗利設計をより低ベースに対応した変更を行ったのではないかと思われます。暴凶星に関してはS5.5、B15で出玉率が約96%程度となるので、逆にサミーさんは以前に比べて基準ベースを高めて千円S重視の設計にシフトしていると推測されます。(東京リベンジャーズはS5.5、B13で出玉率96%程度)

一年の締めくくりに暴凶星とエヴァが導入され、スペック的にはショートSTとロングSTということで一定の棲み分けがなされているようにも感じます。理論的にはエヴァのほうが、高ベース区間が長いためアウトが入りやすい仕様ではありますが、どちらの機種もスペック的にも魅力がありますので期待したいところですね。

高S機の体感

今回高S機である地獄少女のシミュ上の平均TYが2670個、通常スタート機のアズレン2が2620個、TSと千円S分岐がそれぞれ1/349_32.7回、1/169_16.2回となることから、TSは倍の開きがあるものの、プレイヤーの初当たりに対する投資体感的にはほぼ同等である機種が同時期に納品されることになりました。(LT等に移行する体感は除きます)

今年は399タイプのLT機で高S機がいくつか登場しましたが、高S機であっても着席する際はやはりTSを気にするプレイヤーが多く存在するためにやや低調な結果という機種も多かった気がします。現在好評稼働中のデカスタシュタインズゲートは高S機甘デジということで、この辺りの需要をしっかり捉えた結果だと考えられます。
そのニューギンさんは12月になんと甘デジの純粋な新台(後発ではない)をリリースということでなかなかチャレンジングだなと思いますが、この辺りのスペック帯での実績に自信をもってということなのかもしれませんね。

さて、まだまだやり残した仕事がたくさんありますが、早くも忘年会のお誘いが多く入ってきています。みなさんも体調崩されぬよう今年の残りも頑張ってください!

それではまた来月!