8月初旬にスマスロが一挙に4機種導入され、お盆期間に突入しましたが皆様の周りの状況はいかがでしょうか?
全国稼働データを見ると荒波機の戦国BASARAは苦戦を強いられ、同じく荒波機のキン肉マン、バランスタイプの乃木坂、ラブキューレが善戦している状況となっているようですね。
導入前の情報を見ている段階ではどうしても派手なスペックのスマスロ荒波機種に目が行きがちですが、やはりバランスの良いタイプもマイルドなタイプもしっかり見ていくべきだなと改めて感じます。
ということで今回は9月上旬導入予定のメダル機2機種「傷物語」「グランベルム」について、導入前の予想をまとめたいと思います。
自分個人の主観にはなりますが、ご参考になれば幸いです。
傷物語
サミーさんの主力コンテンツ、物語シリーズの最新作が6.5号機で登場です。
スペックやゲーム性は大ヒット機種の初代化物語を踏襲し、演出はタイトルに合わせて完全リニューアルされているようですね。
ATの初当りは初代化物語同様に非常に近く設計されており、ちょこちょこ当てて稀に跳ねるのを待つ打感になりそうです。
そもそも当りの遠いスマスロの荒波機種とはしっかり差別化でき、バリエーションとして必要なスペック帯だと感じます。
有利区間リセット時は、普段のAT後に発生する引き戻しゾーンの上位版が出てくる仕様となっていると思われ、引き戻し成功すれば上乗せ特化ゾーン・失敗しても天井が浅くなり次回AT当選時の特化ゾーン期待度アップ。貫き性能として期待値が高いわけではなさそうですが、リセットがやめ時となることも無さそうですね。
ATが差枚管理ですので上乗せした枚数が上限で切られる見え方になっているとプレイヤーがストレスに感じてしまう可能性もありますが、スペック・仕様的に枚数上限に達する頻度自体そこまで高くなさそうですので影響は軽微かと思います。
メダル機でゲーム数の上限がありますので、有利区間天井が見えてくるとやめづらくなる・ハイエナポイントになるという点の方が稼働に与える影響は大きそうでしょうか。
北斗の増台も続いている絶好調のサミーさんですので、本機もまとまった台数が導入される見込みです。島での導入がメインで、高設定の出玉率も及第点。朝イチから打つプレイヤーの選択肢にはしっかり入ってくるでしょう。
全体的なクオリティと諸々の状況を踏まえると、きっちり平均以上の結果を残すのではないかというのが自分の予想です。
グランベルム
北電子さんの6.5号機。タイトルとしては初の遊技機化ですね。
ジャグラー系以外ではなかなか結果の出ていない北電子さんですが、ダンまちなど比較的評価の良かった機械もありますので本機にも期待したいところです。
ただ、現時点でまだ仕様に関する詳細な情報が出ていないので何とも言えないですが・・・
スペック的にはベース約34Gでコイン単価2.7円と遊びやすい設計となっているようです。
疑似ボーナスからATを目指す王道のゲーム性で、確率を見ても低投資で当りを味わえるバランスになっているかと思われます。
公式PVでは貫きを謳われていますが、有利区間リセット時は約43%でAT直撃となるCZへ移行するフローとなっていると思われ、スマスロの貫きと比べるとやはりそこまで強くはない印象です。
プレイヤーがストレスに感じる仕様ではないかと思いますが、スペックを鑑みると有利区間を突破して出玉が繋がる様子を見られる頻度は高くはないだろうと予想します。
諸々の事情で台数が1万台程度導入されると言われている本機、バリエーションとしては良いと思うのですが需要に対して台数が多い印象を受けます。
稼働としては平均程度もしくは平均に少し届かない程度の結果になるのではないかというのが個人的な所感です。
以上、9月上旬導入予定のメダル機2機種の予想でした。
盆明け最初の大量導入タイミングということで、スマスロも多数導入される中マイルドなスペックのメダル機がどんな動きを見せるか。開発としても注目したいと思います。