12月初旬の新台導入が始まりました!
個人的にも楽しみな機種が多く、なかなか空き台が無いと思いますが、実機を触って挙動を確認すべくホールへ通いたいと思います。
年の瀬のバタバタで抜け漏れ・やり残しが無いように、ということで今回は前回に引き続き、年明け1月導入機種の性能予想を書かせていただきます。今回は「吉宗RISING」「仮面ライダー」の2機種。いつも通り個人の主観になりますが、ご参考になれば幸いです。
吉宗RISING
大都技研さんを一躍トップメーカーに押し上げた代表作「吉宗」が、そのタイトルの名に恥じない荒波タイプのスマスロで登場です。
スペック的にはベース34Gで初当り1/269と、一見遊びやすい機械のようにも見えますが、コイン単価4.0円で現行機種の中でもトップクラスに荒いスペックとなっているようです。
初当りは40枚獲得の小TY疑似ボーナスで、その先のAT・更にそこから上位ATを目指す流れ。1200GにAT天井があり通常ATはそこまで遠くはないと思われますが、上述通り荒波であることを鑑みると、通常ATだけではショボ出玉で終わる頻度が高く上位ATに辿り着けないと勝負にならないバランスになっているのかなと予想しています。打感としては大工の源さんやキン肉マンが近しいイメージでしょうか。
貫きについては、有利区間リセットで上乗せ特化ゾーンと上位ATのループ状態に突入する可能性がある仕様とのこと。突破率は不明ですが、獲得期待枚数3500枚とのことで一撃万枚といった派手な出玉もそれなりの頻度で見られそうですね。
ゲーム性については吉宗と言えば711枚の1G連を連想しますが、カバネリの大ヒットを受けてかAT中のゲーム性やAT間天井の見せ方はカバネリを意識した仕様となっているようです。吉宗という看板タイトルで他社機を模倣する必要があるのかという点は疑問に感じるものの、プレイヤーに悪い印象を与えるものではないだろうと感じます。
総じて、荒波タイプがやや不調・バランスタイプが好調な現状で、本機の出玉バランスが果たして受け入れられるのかというところが焦点になるのではないでしょうか。直近の稼働状況を見る限り、本機の位置するハイスペック帯はからくりサーカスや銭形などで飽和しており、そこに割って入るのはなかなか難しく、平均程度の結果に終わるのではないか、というのが個人的な所感です。
仮面ライダー
京楽さんのスマスロは早くも3作目。スマスロに移行してからリリースのスピードが上がっていますよね。スマスロへ移行したタイミングから回胴の開発に力が入っているのだろうと想像します。
スペック的にはベース34G、コイン単価3.3円とバランスを重視したタイプ。AT確率も1/297と比較的近く、一見すると遊びやすい機械に仕上がっている印象を受けます。ただ、AT初回は継続期待度50%で2連目以降は高継続率になる突破型仕様とのことで、当りやすい反面駆け抜けの割合が多くなるだろうと思われ、プレイヤーとしては見た目の数値以上に荒く感じるのではないかと思います。
またAT純増は常時2.6枚で傾斜が上がる瞬間が無く、夜の稼働にも少々不安を覚えますね。有利区間リセット後は1周期目でAT引き戻し確定+初回突破で上位AT確定と、貫き仕様はまずまずの強さ。一撃大量出玉はそれなりの頻度で見られそうです。
ATのゲーム性はモンハンをイメージさせるバトルタイプ。ベルでゲージを減らしつつ同行している仲間次第で展開が変わる流れは、既視感はありつつもプレイヤーが単調に感じることは少ないのかなと思います。
そして本機で一番気になったのは演出面。
オリジナル?の萌えキャラが通常時や押し順ナビボイスなど至る所で出てきますが・・・これは完全に個人の意見ですが、版権のイメージに全く合っておらず強い違和感を感じてしまいました。GI優駿倶楽部のまこのような役割なのかなとは思いますが、要所のカッコいい演出と萌えキャラのギャップが大き過ぎるように感じられ、力の入る場面で力が入りきらないのではないかなと。この辺りの微妙なところも大事だと個人的には思っています。
個人の主観が大きく入りますが、トータルして考えると本機は平均程度もしくは平均未満の結果になるのではないか、というのが自分の予想です。
以上、年明けの新台の性能予想でした。
今年も残りわずか。皆様もお忙しい日が続くと思いますが、どうかご自愛くださいませ。