スマスロの性能予想【Lワンパンマン】【Lゲゲゲの鬼太郎】 -とある開発者の独り言-

夏に向けて続々と新台の情報が出てきておりますので、前回の記事に続き少し導入が先ですが個人的に気になっている機種をご紹介していきたいと思います!
ということで今回は8月導入予定の「ワンパンマン」「ゲゲゲの鬼太郎」の性能予想です。まだ少ない情報の中での個人的な所感になりますが、何かのご参考になれば幸いです。

Lワンパンマン

ニューギンさんの新規タイトルがスマスロで登場です。パチンコが2022年に導入されましたが、開発期間を考慮するとパチンコの完成時期にパチスロの開発に着手した流れでしょうか。人気コンテンツですし、世代的にもパチスロ向きということもあって、開発・販促にも力が入っていそうですね。

スペックは荒波寄りのミドルスペック。スマスロになって以降、コイン単価4.0円前後の荒波機の割合が増えてきていますので、単価3.5円の本機は幅広い層をターゲットとして設計されているのかなと推察します。設定6の出玉率もMAXで、朝から設定を狙うプレイヤーの選択肢にもしっかり入ってくるでしょう。

ATの純増は2.5枚ですが、通常ATの初期G数が100Gですので突入した時点である程度の持ち玉が得られる安心感がありそうです。
通常ATから上位ATへ突入させることが出来ると、高継続ループタイプにゲーム性が変化。3Gの間に中1stベルが成立すれば継続する仕様とのことで、自力感の強い打感となりそうです。

貫き仕様は、有利区間リセット後に最上位ATへのCZに突入し約53%で成功。最上位ATは純増も4枚に上がり期待枚数は約3600枚とのことで、再び差枚上限に到達する期待度も高そうです。一撃大量出玉に期待出来るかなり強力な仕様になっていると言えそうですね。

ゲームフローとしては、レア役からのCZで初当りボーナスを獲得し、そこを突破して本編ATを目指すシンプルな流れ。通常時のゲーム性がレア役からのCZに絞られている点も、昨今のポイント貯めタイプばかりの状況に辛さを感じる自分としては好印象。CZ確率は約1/160と比較的近く50%程で初当りに繋がり、それなりの頻度で期待感を感じられそうです。

適正台数かどうかで稼働結果は変わってくるかとは思いますが、平均以上の稼働に期待が持てるバランス・打感になっているのではないか、というのが個人的な予想です。

Lゲゲゲの鬼太郎

藤商事さんのシリーズ機。と言ってもパチスロとしては久方ぶりのリリース、超高射幸のスマスロにて登場です。
その荒波スペックに注目が集まっておりますが・・・

開発者個人として最も注目しているのは、遊技の流れの中で図柄が揃い出玉が得られるリアルボーナスを搭載したA+AT機でありながら、AT中の純増が5枚の高純増を実現している?という点。
これまでもA+AT機は何機種もリリースされておりますが、AT純増は2〜3枚が技術的に限界だろうと思っておりました。もしくはドリフターズのようにAT自体では出玉を増やさずボーナスのみで出玉を増やすバランスとし、ボーナスの純増を謳うという形か。本機においても、ボーナス中の出玉を含めて「最初から純増5枚」と謳われている可能性もありますが・・・
いずれにせよ、開発としてはこの部分の詳細を早く知りたいところですね。

そして皆様注目の荒波スペック。コイン単価4.3円、MY約4000枚と現行機最高峰の荒波機となっております。チバリヨやキン肉マンに次ぐ荒さですね。
その割にはCZやAT確率はそこまで遠いわけではなく、ATの単発駆け抜け率が高いであろうことが伺えます。出玉の分布的にもキン肉マンが近しいイメージでしょうか。

また、「極限貫通NOエンディングAT」ということで、ヴァルヴレイヴや北斗のようにセット継続タイプで有利区間リセットが見た目では分からない仕様となっていると思われます。さらにチバリヨの「イキスギループ」のような高頻度で有利区間を切り上限が無い流れとなる仕様かもしれませんね。もしそうであった場合、出玉のコントロールが効きづらい仕様となりますのでチバリヨのようにコンプリート機能の発動率が高くなるリスクがあるかもしれませんが・・・
スペックについても、実際のホールでの挙動を見るのが楽しみです。

通常時のゲーム性はゲーム数もしくはレア役からのCZで直ATを目指すシンプルなフローとなっているようです。最近のポイント貯めタイプばかりの状況に個人的に辟易しているのもありますが、大量出玉の期待感があるので通常時はむしろシンプルな方が好ましいようにも感じます。

リアルボーナス搭載のAT機という攻めた仕様への賞賛も込めて、平均以上の稼働に期待したいところです。

以上、今回は夏導入の機械を先取りして予想させていただきました。
これから続報も出て来ると思いますので、楽しみに待ちましょう!