スマスロの性能予想【L鬼武者3】【L頭文字D2nd】 -とある開発者の独り言-

気が付けば夏休みシーズンも終わり、9月の新台導入が始まっております。
初動としてはLかぐや様がトップでL黄門ちゃまがやや苦戦する状況となっており、事前の予想記事で書かせていただいた内容とは正反対の挙動となっております・・・とは言え、ネットやSNSの意見を見ていると、まだ何とも言えない状況ですね。引き続き動向を注視していきたいと思います。

さて今回は、10月上旬導入予定の2機種「鬼武者3」「頭文字D」の2機種をご紹介。
10月は大型タイトルのリゼロ2も控えておりますので、色々と状況が変化していきそうですね・・・
一個人の主観ですが、何かのご参考になれば幸いです。

鬼武者3

エンターライズ・アデリオンさんの人気シリーズ。ではありますが、5号機・6号機でヒットした「新鬼武者」ではなく、4号機のストック機「鬼武者3」のリバイバル機とのことです。

まずはスペック面。
コイン単価3.7円とのことで荒波機だと捉えられそうですが、MYは3000枚前後という情報もあり、疑似ボーナスの天国ループが基本となるゲーム性も考慮すると荒波スペックとは呼ばないバランスになっているのではないかと推察します。
最深部の天井は約1400Gと昨今の機種と比べてかなり深く、連チャン性能も天国は基本128G以内に50%ループと控えめ。コイン単価やMYの数値が示す通り「投資が嵩む割に出ない」という打感になるように感じてしまいますね。

貫き仕様も、66%もしくは80%ループの天国モードに行くのみとのことでそこまで強力な性能ではないように見受けられ、スマスロのスペックとしてはやや物足りない印象を受けてしまいます。

ゲーム性についてはストック機を踏襲し、規定ゲーム数によるボーナス当選がメインルートとのこと。レア役やCZによる当選はおまけ程度のバランスになっている模様です。

AT・疑似ボーナスは、初当りの50%がSBB=約711枚獲得。SBBが短いスパンで連続すれば大量獲得も可能なように思われますが、短時間試験の適合率も考慮すると128G付近まで引っ張られるケースが多くダラダラした打感になってしまうように想像します。

また、1000Gを越えるとSBB確定になるとのことで、ハイエナご用達の機種となりそうな仕様にも感じます。ハマリ台はすぐにハイエナに狙われ、それを嫌って128Gやめの台には誰も座らなくなってしまいそうな印象を受けてしまいますね。大量獲得BBを売りにしておりますが、近しい仕様・スペックで言うと「花火絶景」と似たような挙動になってしまい平均未満の結果になるのではないか、というのが個人的な予想です。

頭文字D

サミーさんの6号機高稼働タイトルがスマスロで登場です。前作は固定ファンが多かったように思いますので、期待度は高いのではないでしょうか。

スペックは荒波寄りのミドルスペック。コイン単価やMY等の数値は戦国乙女4と同等からやや低い程度の数値となっているようです。
前作はリアルボーナスを搭載したA+AT機で高稼働を記録しましたが、今作は純AT機仕様の疑似ボーナスで前作を踏襲したゲーム性となっています。
が、スペックに関してはリアルボーナスも含めて比較的当りが近かった前作とは異なり、通常時はレジェンドバトルからATを目指すルートのみでAT確率も遠めに設計されている模様です。疑似ボーナスは基本的に通常時に当選することはなく、AT中のみ出現する形となっている点も前作とは異なるポイントですね。

ATの仕様に関しては前作を継承した上乗せ+継続バトルタイプ。ATは2.4枚の低純増で、純増4枚の疑似ボーナスを引くことで出玉の傾斜が上がる作りとなっているようです。
また、設定6の出玉率はMAXに近い114.3%となっておりますが、さらに設定5で111%、設定4で106.3%と高設定域の出玉率が比較的高い点は、プレイヤー目線ではプラス要素となり得るバランスのように感じますね。

ともあれ、やはり本機で一番のポイントとなるのは、リアルボーナス搭載のA+AT機から疑似ボーナスのAT機に変わったことによる打感の違いがプレイヤーにどう受け止められるか、という点かと思われます。公式では「ボーナスは完全フラグ依存」と謳われておりますが、AT仕様である以上、どうしてもAタイプとは打感が異なることは避けられませんよね。通常時にボーナスの当選がほぼ無いということは、通常時のリーチ目役を押し順ナビで隠している等、出来レを感じるまでは行かないまでも何かしらの対応がされていると想定されます。
初当り確率等のスペックの変化と合わせて、こういった打感の違いが前作ファンに受け入れられるかどうか。これが本機の稼働結果を左右するポイントになるでしょう。

実際にどんな挙動になるか予想は難しいところですが、不安要素は多いものの前作ファンにはある程度受け入れられ、平均以上には稼働貢献するのではないか、というのが自分の予想です。


以上、10月上旬の新台2機種の予想でした。
注目機種の導入を控えた状態でどんな挙動となるか、楽しみですね!