大注目機種「リゼロ2」の導入が始まりました。台数が非常に多いこともあってか、初週の稼働としては抜群に良いという状況では無いようですが・・・
多台数導入新機種がなかなか結果を出せない、その傾向がまだまだ続いてしまいそうな・・・
賛否様々な意見がありますが、今後の挙動に注目ですね。
さて、今回からは12月・年末にかけての新台のご紹介です。まずは12月初旬導入予定「L犬夜叉2」「Lルパン三世」の2機種。いつも通り個人の主観による予想となりますが、何かのご参考になれば幸いです。
犬夜叉2
6.5号機第一弾として高稼働を記録した犬夜叉の後継機がスマスロで登場です。
スペックはもちろん荒波タイプ。コイン単価4.2円・MY約4100枚と、6.5号機当初の環境で唯一万枚を超えるような出玉性能だった前作を大きく上回る数値となっているようです。
ゲーム性については基本的に前作を踏襲した形。変更点は初当り疑似ボーナスがCZになった部分でしょうか。ボーナスを当てる度に報酬が雪だるま式に膨らんでいく本機ならではの仕様もしっかりと継承されておりますね。前作を好んで打っていたプレイヤーはすんなり遊技することが出来そうな印象を受けます。
ただ、そんな本機において一番のポイントとなるのは、実際に市場導入された後にしか判断の出来ないデキレ・ストッパーの有無ではないかと思います。前作は3連を超えるかどうかのところで強烈なストッパーが働きなかなか突破出来ないという特徴的な挙動が見られる状況でした。
ネット上では「全区間同一抽選」というワードが見受けられますが、開発目線では、スペックを考えると多かれ少なかれ何かしらの試験対策が施されている可能性は高いのではないかなと想像します。それがプレイヤーに悟られる設計となっているかどうかが焦点となるイメージでしょうか。
前作が登場した時期は周りの機種群が6.2号機で荒波スペックの機械が無かったためにその出玉性能が周りを凌駕し高稼働に繋がるに至ったわけですが、今はスマスロ全盛期で高射幸帯の機械が溢れております。ライバルがたくさんいる状況で、前作とほぼ同じゲーム性の本機がプレイヤーに支持されるかというと、更なる進化が必要であるように感じられ、少々難しいのではないかと感じてしまいますね。
また、適正以上の多台数導入が予定されているらしいという点も不安要素の一つ。同メーカーさんの機種でいうと「リングにかけろ」「アカメが斬る」等が頭をよぎってしまいます。
これらの理由から稼働面には大きな期待は出来ないのではないか、というのが個人的な予想です。
ルパン三世
平和さんの主力タイトル、スマスロとしては「主役は銭形4」に続く二作目ですね。パチンコも回胴も高頻度で販売されるタイトルですのであまり新鮮味は感じませんが、それでもやはり強タイトル、注目度は高めではないでしょうか。
まずスペック面については、スマスロ初期に荒波スペック帯の一翼として高稼働を記録した前作「主役は銭形」をさらに少し荒くしたバランス。コイン単価4.0円は前作より一回り〜二回りキツく感じる打感となりそうです。初当りが全て直ATではなく、疑似ボーナスをはさむことで、初当り確率やATの駆け抜け率を維持しつつ波を荒くしたイメージでしょうか。
あとはもう一点、上位ATの純増が4.7枚に上がっております。とは言え基本滞在する下位ATは変わらず純増2.7枚となっておりますので、夕方以降の時間帯にはプレイヤーになかなか選ばれづらいバランスになっているように感じます。
ゲーム性に関しても基本的には前作を継承。前作で好評だった「デカ目」を中心に据えて、状態に応じてデカ目の確率が変わるおなじみの遊びとなっています。
スペック・ゲーム性ともに「置きにきた」印象の強い本機。演出含め無難にまとまっているんだろうと思いますし「こういうのでいいんだよ」感もあって個人的には好印象ではあるのですが、やはり高純増・高単価トレンドの流れにある現状で低純増・高単価の無難な機械が果たして選ばれるのかというと不安に感じてしまいますね。トータルすると平均程度の結果にとどまってしまうのではないかな、というのが個人的な予想です。
以上、12月初旬導入予定2機種の予想でした。
年末の新台まだまだ盛りだくさんですね汗
引き続き新台情報に注目していきましょう!