新台の情報が続々とリリースされており、3月4月のラインナップが見えてまいりました。ビッグタイトルや特徴的な機種が見受けられますので楽しみですね!当コラムでも、先の新台の予想を随時書かせていただこうと思います。
さて今回は、直近2月に導入を控えた2機種「Lありふれた職業で世界最強」「Lシャーマンキング」のご紹介です。いつも通り主観による予想となりますが、何かのご参考になれば幸いです。
ありふれた職業で世界最強
勢いに乗るSANKYOさんより、ミドルスペックタイプのスマスロにて登場となります。パチンコはあまり話題にならなかったイメージがありますが、版権への期待感はそこまで高くない印象でしょうか。
スペックの基本情報を見ると、ベース33G・コイン単価3.1円とモンキーターンや桃太郎電鉄などと近しい値となっているようです。ただ、AT初当り確率はそれらの機械より遠めに設計されているようで、体感的には少し荒く感じるのではないかという印象を受けます。
ATは、下位・純増2.7枚、上位・純増5.0枚のゲーム数上乗せタイプで、スペックの近い他機種と同様に上位ATの突入率はかなり遠い設計となっているのではないかと予想されますね。その分下位ATでもそれなりに出玉感のあるバランスとなっていて、昨今の機械にありがちなほぼ駆け抜けで稀に跳ねるというタイプではないと想像しています。
とは言え、上位ATへの間口の狭さは少々気になるところですね。上位へのCZの成功率が26%、14%といった数値となっており、ハードルの高さを感じてしまいそうです。下位ATで出玉を伸ばして差枚上限を目指すのが上位への主ルートとなる印象でしょうか。
ゲーム性としては、全リールに3連ブチ抜きの「引鉄図柄」を搭載しており、その引鉄図柄を中心としたレア役主体の仕様となっているようです。停止した際の見栄えともらえる対価が釣り合っているかは少し気になりますが、ブチ抜き図柄が止まった時の気持ち良さはなかなかだろうと想像されますね。
また、ネット上で「リトルからくりサーカス」といった口コミが見受けられましたが、上位へのCZなど要所ではフラグに紐付いた自力要素に振った仕様となっているようです。からくりは好きだけど荒過ぎて打てない、というプレイヤーの受け皿としてちょうど良いかもしれませんね。
メイン機を張れるとは考えづらいですが、スペック・ゲーム性ともに色々な要素が上手く散りばめられているように感じ、平均以上の稼働に期待したいという所感です。
シャーマンキング
ユニバーサルさんから新規タイトルがスマスロで登場です。昨年は液晶演出主体の機種の販売が無かったユニバーサルさんですが、大型版権ということもあり気合いが入っていそうですね。
そんな今作は、ユニバーサルさんとしては珍しい?荒波スペックタイプ。
ベース31G、コイン単価4.2円、MY4150枚と現行最高峰の高射幸機となっているようです。
そんな数値が示す通り、初当り1/288、AT1/574と当りは重めですが、疑似ボーナスも本編ATも基本純増2.5枚で増加スピードは遅く、初期G数40Gで駆け抜けると100枚以下で終わってしまうこともありそうです。バランス的に駆け抜けは少ないのかなと想像しますが、それでもせっかく当てたATが二桁枚数で終わってしまったらどうしてもストレスに感じそうですね。
ATのゲーム性は、G数上乗せがそのまま敵へのダメージに直結するというありそうでなかった仕様。特化ゾーンも絡めて上乗せを固めて引けた時のイケイケ感はありそうですが、そもそも短い滞在G数の中で上乗せをしなければ継続の期待が持てないというのは無理ゲー感を受けてしまいそうな印象です。
上位ATは純増が5.4枚に上がり期待値3000枚以上と完走必至の性能。有利区間リセット後の引き戻しゾーンでは、ATには必ず復帰しますが上位に行くかはその間の小役の引き次第とのことでそこまで強くは無さそうですので、有利切りからでないと上位に行かないようなバランスではないと見受けられます。普段の流れで上位ATがそこそこ見られそうなのは良い点かもしれませんね。
通常時はポイント貯めやリプレイ回数からCZを経由し初当りボーナスを目指すオーソドックスな流れ。仕様の詳細は不明ですが、スペック的に浅いG数ではなかなか当たらないバランスかと思われますのでAT後即やめ台ばかりになってしまわないかという懸念を感じます。
演出面のクオリティは現段階では見えておりませんが、大型版権ということでプラス要素となることに期待したいところ。その辺りを差し引きして、本機は平均程度の稼働結果となるのではないかというのが自分の予想です。
以上、2月導入予定2機種の予想でした。
引き続き新台の情報をチェックしていきましょう!