スマスロの性能予想【うしおととら】【アイドルマスター】 -とある開発者の独り言-

続々と新台の情報が出てきておりますね。4月・5月と、大型連休の前後は大量の新台が導入されそうな状況となっております。それ以降にはボーナストリガー機のタイトルも出てきておりますので、続報が楽しみですね!

さて今回は4月上旬導入予定の「Lうしおととら」、4月中旬導入予定の「Lアイドルマスター」の2機種をご紹介。いつも通り個人の主観となりますが、何かのご参考になれば幸いです。

うしおととら

大一商会さんより登場した前作「Sうしおととら」は有利区間が3000Gとなった6.2号機の第一弾として導入され、それなりの稼働結果を残したと記憶しています。そんな前作から約3年半、今作はスマスロにて登場となりました。

スペックとしてはミドルタイプ。ベース33G、コイン単価3.3円と王道のバランスとなっているように見受けられます。
ATの初当り確率は約1/400。直ATタイプとしては少々遠めの確率となっており、その分TYは比較的高めではないかと推測されます。
また設定ごとの初当り確率には大きな差がありませんが、設定6の出玉率はMAXの114.9%となっており、AT中の性能に大きく設定差が付いているだろうと予想されますね。

そのATのゲーム性は、純増5枚の疑似ボーナスと純増1.2枚の高確率区間を繰り返し出玉を増やすSTタイプ。ST中の小役の引きでST後のボーナスジャッジの期待度が変化する仕様となっており、似たタイプの他機種よりも自力感の強い打感となりそうな印象を受けます。
ST3連・6連・9連目には上位ATへのCZが出てくる可能性あり。チャンスが多くもらえる代わりに上位CZの突破期待度は33%とやや低めですが、上位CZも押し順当ての自力要素となっており出来レ感はそこまで感じなさそうです。総じて、STの仕様・設計や打感は「ToLOVEる」と近しいものとなっている印象ですね。

ATだけでなく通常時も通して、レア役や「リリベ」の連続が主なトリガーとなっており、一貫して自力要素に主眼を置いた仕様となっているように感じます。どこからでも打てる、というのはプラス要素ではありつつ、ゲーム数や周期タイプのような「継続して打たせる要素」が少なく感じる点は不安材料とも捉えられる可能性もありますね。
また、現時点ではAT天井の情報が出ていない点も不安要素です。天井はCZであると想定され、ATが引けていない台には客が付かない状況になってしまう懸念も感じます。

とは言え総合すると、ATの打感や自力感が不安要素を上回っているように感じる本機。導入台数が適正であろうことも考慮すると、平均以上の稼働で少なくともL真一騎当千クラスの稼働には期待出来るのではないかというのが自分の予想です。

アイドルマスター

自分は疎いジャンルですが、美少女ゲームの本家?と言える版権。5号機ではサミーさん、6号機ではSANKYOさんから登場しましたが、今作は山佐さんからの登場となりました。直近のSBJの稼働はまずまずかなといった状況ですが、昨年からの好調ぶりを見ると期待する方が多いのではないでしょうか。

そんな本機のスペックは、数値的にはミドルタイプ。「スマスロ史上最も遊びやすい」という謳い文句のようですが、コイン単価3.2円・初当り確率約1/350と他のミドルスペック機と同等のバランスとなっているように見受けられます。
ただ他機種と大きく違うのが、ATではなくリアルボーナスが出玉を増やすメイン契機であるという点。ボーナスは平均獲得116枚となっており、メインATは純増0.4枚・30Gと確かに遊びやすいと感じる仕様となっている印象を受けます。
リアルボーナスの終了後にはボーナス高確率状態に突入。ボーナス中やAT中に獲得するポイントの分だけボーナスを抽選する仕様となっているようです。メインでリアルボーナスが連チャンする仕組みとしては、少し古い機械ですが「Sドリフターズ」を思い浮かべていただければ分かりやすいのではないかなと思います。

またもう一つAT仕様のトピックスとして、有利区間リセット時の状況によってその後の展開が変わる?といったゲーム性が謳われております。詳細は不明ですが、有利区間移行時の抽選がRT状態によって変えられることを利用したリアルボーナスならではの仕様ではないかと想像します。ただ、スペック的にそれを体験出来る頻度はなかなか低そうですね。

ボーナスが連打するAT中の打感は楽しそうだと感じますが、一方で通常時は毎ゲーム数字が回って止まるパチンコやGOD系の見せ方となっているようです。この手の演出を採用してヒットした機種は本家GOD以外には記憶にないんですよね・・・
ゲーム性もゲーム数とCZというオーソドックスな仕様となっているようで、それなりに遠い初当りまで耐えられるのか不安に感じてしまいます。

開発としては本機のようなチャレンジングな仕様にはとても興味をそそられますが、やはり通常時の仕様と演出が稼働の足枷となってしまうと予想しています。平均程度もしくは平均未満の結果となるのではないかというのが自分の所感です。

以上、4月導入予定2機種の性能予想でした。
5月以降の注目タイトルの情報も出てきておりますので、引き続きチェックしていきましょう!