9月の新台が導入されておりますが、皆様の周りの状況はいかがでしょうか。期待の新台、L東京リベンジャーズは素晴らしい初動でスタートしたようですね!ここからの動きにも注目しましょう。
新台が続々とリリースされておりますが、今回はそんな中でもおそらく一番の注目機種であろう「革命機ヴァルヴレイヴ2」、そして業界ではお馴染みのタイトル「とある科学の超電磁砲2」のご紹介です。もう11月の機種となりますね。いつも通り個人の主観となりますが、何かのご参考になれば幸いです。
ヴァルヴレイヴ2
SANKYOさんからスマスロ第一弾として導入され大ヒットを記録したヴァルヴレイヴの2作目。ある意味今年一番の注目機種と言って良いかもしれませんね。
基本的なスペック数値は前作を継承もしくは向上している見映えとなっており、大きな変更箇所としては純増が7枚から9枚に上昇している点等が挙げられます。ただ、スマスロ初期の前作と比較し全てが良くなっている訳がないという点には留意すべきでしょう。
例えば上述した「目押し無し純増9枚」というバランスは通常の仕様では実現が難しく、にゃんこ大戦争のように「変則押しだけでなくはさみ打ちもペナルティ」となっているのではないかと予想しています。数値の見映えが良くなっている箇所はその分どこかに歪みが生じていると考えた方が良いかと思います。
高純増・高射幸スペックである本機には何かしらの試験対策は施されていると思われますが、行政動向・試験状況を考慮すると、前作の「ミミズモード」とは確実に違う仕様だろうと予想されます。究極ハラキリチャレンジ、ハラキリダブルドライブといった尖った新規要素も試験で完全に抑え込むことは困難であると想定され、その分市場での出現率も非常に低いと予想されますね。この辺りの打感は導入後に実機で確認したいところです。
通常時、AT中ともに基本的なゲーム性は前作を踏襲しつついくつかの新規要素が追加されており、前作ファンは違和感なく遊技出来るだろうと想定しています。ただ、はさみ打ちペナルティをはじめ、スイカが無くなり引き込み100%の特殊役が追加されている等、配列・役構成が大きく変わっている点は個人的にはあまりプラスに働かないように感じてしまいますね。
通常時の仕様が完全にモンキーターンの模倣のように見受けられる点、前作ではキャラ毎に特色があったCZが今作は一種類のみとなっている点、役構成だけでなく図柄デザインがショボく感じる点なども個人的には物足りなくマイナス要素という印象です。
あとはやはり、高射幸が故にヒットした前作ファンが満足出来る出玉バランスとなっているかどうかというところに尽きるでしょう。前作の導入タイミングとは違い高射幸のライバル機種が多数存在している点、行政がミミズに敏感になっている今のタイミングでリリースされた点などを考慮すると、前作からはパワーダウンした打感となるのではないかというのが個人的な予想です。
とは言えプレイヤーの注目度も高く、初動は間違いなく良いだろうと思われます。ホール様の扱いによる影響もあると思いますが、長期稼働に期待したいところですね。
レールガン2
藤商事さんの看板シリーズの最新作。スマスロでは禁書目録、一方通行に続いて早くも3作目になりますね。
スペックとしてはミドルタイプ。ベース32G、コイン単価3.2円とまさに中射幸という数値が並んでおりますが、そんな中でも特徴としてはAT初当りが比較的軽い点でしょうか。仕様的には直ATタイプとなっているため、当りが近い分何も出来ず駆け抜ける頻度が比較的高いのではないかと予想されます。
下位ATは純増2.6枚で、G数上乗せと疑似ボーナスで出玉を伸ばすゲーム性。このシリーズは毎度上乗せ特化ゾーンを多数搭載していますが、スペックを考えると1つ1つの特化ゾーンは突入率が低いか上乗せ性能が低いかで出玉は分散していそうな印象を受けてしまいます。
上位ATには疑似ボーナスから移行する可能性があり、突入後は純増4枚の高継続率ループタイプに仕様が変化。有利区間のリセットは疑似ボーナスの前後で行われる模様で、区切りが良く分からないように上手く処理されているようです。基本的には他社のNOエンディングと近しい仕組みと捉えて良いかと思います。
前作「一方通行」はなかなか攻めた仕様、配列・役構成でしたが、今作は遊びやすいスペックとゲーム性で「置きにきた」印象を受けますね。通常時のゲーム性も特殊役からCZを経由しATを目指す仕様で、特に違和感なくすんなり入れるように思います。CZ確率も近く、あまり退屈せずに遊技出来そうに感じます。
筐体に関しては汎用筐体ではあるものの、リール前に専用のイルミランプを搭載しオリジナリティがアピールされております。このリール前ランプの工夫は個人的には見映え良く感じ好印象です。
あとはやはり出玉面のやれる感、出せそうに感じられるか否かがポイントでしょうか。モンキーターンのように近い確率の初当りで数をこなし、稀に来るチャンスを掴めるかという打感になると想像しますが、スペックも近しいシリーズ機「L禁書目録」と同程度の稼働結果になりそうだなあというのが自分の所感です。
以上、11月導入予定2機種の予想でした。
以降も注目機種がラインナップされてきておりますので、引き続き新台情報をチェックしていきましょう!