スマスロの性能予想【北斗転生2】【鉄拳6】 -とある開発者の独り言-

今年の大注目機種ヴァルヴレイヴ2の導入が始まっております。皆様の周りの状況はいかがでしょうか?自分も早く打ちたいところですが仕事終わりにはなかなか空き台がなく、大火傷せずに済んだのかなとホッとしたりしております笑
今後の動向に注目していきましょう!

さて今回は、年明けに導入予定の「北斗転生2」「鉄拳6」の2機種のご紹介です。もう今年が終わってしまうという事実に愕然としますが、年明け早々のビッグタイトルで楽しみですね!
いつも通り個人の主観での感想となりますが、何かのご参考になれば幸いです。

北斗転生2

かなり前から噂情報が出ておりました北斗の拳〜転生の章〜が満を辞して登場です!
ミミズ問題で試験に苦戦する機種が多い状況が続いておりますが、本機もその影響でこのタイミングまでかかってしまったのかなと想像しています。

そんな今作は荒波寄りミドルスペック。コイン単価やMY等の数値は5号機の北斗転生と近しい値となっており、打感もかなり近いものになりそうな印象です。

基本的な仕様は5号機北斗転生を可能な限り継承。AT中は勝舞魂を貯めて神拳勝舞で継続させるお馴染みのゲーム性です。AT純増が4.0枚に上がった代わりにゲーム数が30Gになっている点、勝舞魂獲得時に大量乗せが発生する可能性がある点等、6号機仕様に合わせた調整が施されておりますが、基本的には当時の北斗転生がそのまま再現されていると思って良さそうですね。

ただ、6号機ならではの歪みも確実に生じていることは念頭に置いた方がいいでしょう。勝舞魂を大量に持った状態は5号機では「終わりの見えない無双状態」でしたが、今作では有利区間上限到達でエンディングに移行する等、所持していた魂は消えてしまうと予想されます。

有利区間リセット後は上位CZへ移行し、50%を突破出来れば上位ATへ。上位ATでは余剰の魂は毎セットゲーム数に変換されて持ち越さない仕様となるようです。6号機なので致し方ない部分ではありますが、転生の醍醐味だった魂大量所有時の無双感は当時とは異なる打感となりそうですね。

北斗転生完全復活と謳われているだけあって、通常時についても昨今のポイントタイプの先駆けとも言える「あべシステム」でほぼ5号機の転生仕様のままとなっているようです。天井が1536あべしと遠くも感じますが、1G約2あべしとのことで平均すると約770G程。ただ、初当り確率を考慮すると天井の選択率は比較的高いように想像され、ツラい打感も当時を継承していそうです苦笑。また、5号機転生はハイエナ要素が非常に強かった点が稼働に良い影響を与えていたようにも記憶していますが、今作はその辺りがどのようなバランスとなっているかにも注目したいですね。

サミーさんとしても今期の成績を大きく左右するであろう本機、初期から強気の多台数販売となるであろう点も気になるポイントです。台数が多過ぎる懸念もありますが、それ以上にタイトルへの期待感は大きいのでは、というのが自分の所感。主力機としてしっかり稼働してくれることに期待したいですね。

鉄拳6

山佐さんの主力タイトル最新作。6号機になってからは良い結果を残せていない印象ですが、それでもタイトルとしては期待されている方が多いのではないでしょうか。

スペック的にはミドル寄りの荒波タイプ。
コイン単価3.7円、直ATではなく初当り疑似ボーナスの一部が本ATに繋がるフローでAT初当りは遠めの設計となっており、数値通りの荒い打感となりそうな印象です。他機種でいうと「緑ドン」や「ルパン大航海者の秘宝」等が打感としては近いイメージでしょうか。

AT純増は2.5枚で、ゲーム数上乗せやバトルからの疑似ボーナスで出玉を伸ばすゲーム性。特にボーナスは純増が5.0枚に上がり消化後は25%で鉄拳チャンスへ突入、ボーナス当選で再度鉄拳チャンスがループ。鉄拳チャンス当選時の期待値は1500枚とのことで、なかなかに強い性能となっております。他にも上乗せ特化ゾーンや引き戻しなど複数の出玉トリガーがあるものの、鉄拳チャンスに重きを置いた調整となっているように感じられ、ATでは上乗せよりも鉄拳チャンスを目指すのがメインルートとなりそうな印象ですね。

またシリーズお馴染みの上位ATのデビルラッシュは期待値3500枚と今作でも強力。契機としては基本的に自力で有利区間に到達した時のみだろうと想像しており、実際にお目にかかる頻度は低そうに感じます。

前作鉄拳5はA+AT仕様ながらボーナス確率が重く通常時がキツい打感でしたが、今作の通常時は時流に乗ったポイントタイプの仕様となっており、規定ポイントからは前兆を経由してボーナス当選に期待、レア役からはCZ当選を目指すフロー。前作より打感は向上していると思われますが、オリジナリティも無くなってしまった所感ですね。

ATに至るまでは他機種と変わらずツラい消化時間となりそうですが、それを覆すATのやれる感を感じられるかがポイントとなるのではないでしょうか。AT確率約1/500という数値を考えると駆け抜けショボ出玉で終わる頻度もそれなりにあるように想像され、そこまでやれる感は感じられないような印象を受けてしまいます。

北斗転生と同タイミングかつそれなりの台数の導入を予定していることも考慮すると、平均程度もしくは平均未満の結果となるのではないかというのが自分の予想です。

以上、年始に導入予定の注目機種2機種の所感でした。
年末年始にかけて個人的にも大注目の機種の導入が続きます。楽しみに待ちましょう!