注目機種の先取りPICKUP「e新海物語349」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

本日の注目機種は言わずと知れた海シリーズの最新作、そしてスマパチ初の海シリーズということで色々と注目されている「e新海物語349」です。

海シリーズは今現在でも箱積みとしている店舗が多かったり、スマパチをまだ高齢層が認知出来ていなかったり、基本的にはコーナーで入れることが前提となっているために慶次やSAOなどと一緒に設置しずらい等といった理由で、「スマパチ×海」の相性には大きな懸念を抱かれているといったところは事実ではありますが、販売台数も過去の海シリーズと比べればかなり少なくなりそうな本機、早速診ていってみましょう。

e新海物語349 スペック

確変ループ
低確率:約1/348.60 
高確率:約1/34.60

Cタイム性能
当選確率:約1/1
当選時振り分け
89.74% 時短50回(実質時短なし)
 7.98%  時短50回
 1.99%  時短100回
 0.29%  特賞当選

時短 50回転 引戻確率:約13.38%
時短100回転 引戻確率:約24.97%

確変突入率:約62.00%
2連目突入率:約71.81%

確変継続率:約71.81%(時短込み)
確変継続率:約62.00%(確変のみ)
時短引戻率:約25.83%(残保留4個込み)

特図1/特図2共通
 10R確変 54.0% 1500個  次回まで
  2R確変  8.0%   90個  次回まで  
 10R通常 38.0% 1500個  時短100回

王道海物語の新常識

e機ならではの1/349、突然確変を含んだ62%継続。
そして、新機能「ゾーンCタイム」搭載。

1/349、突然確変などは過去に実績を残した海シリーズの継承要素が強く、大きな懸念はありませんが、変化が無いからこその王道シリーズ機で、ゾーンCタイムの搭載は大胆なチャレンジをしてきた印象ですね。

ちなみにこのCタイムを考慮した実質の大当り確率は319程度になるとのことです。
また、分岐千円スタートは17回前後とのことですが、このCタイム込みの計算では20回程度になるとのことでした。まあそんな計算はしませんけどね(笑)

Cタイムの新常識

Cタイム発生条件
①ラムクリア
②時短・確率変動終了時
③規定回転数到達(50回転)

Cタイム当選時の期待出玉:約713個
当選確率が約10%であることから到達時の期待値は約71個

規定回転数までの残回数は液晶右上に常に表示されています。
1k17回転の店舗でシミュレーションすると、Cタイムだけの期待値でプラスになるのは残5回転からとなりますね。

ある意味プロやハイエナといったユーザー層からすれば期待値は高くなく、逆に海ユーザーのお客様にとっては遊技継続意欲につながる可能性もあって、もう少しだけ次回のチャンスまで遊技してみようかなと思える回転数に設定されているとも言えるかもしれません。
おまけとして考えれば悪くない機能かもしれませんね。

王道海シリーズ

魚群が出現で大チャンス。という王道演出に基本的に何も変わりはありません。演出の違いが無いからこそいい意味で安定感あるシリーズ機となっているのでしょう。

マイ海カスタム・周期Cタイムと新機能を少しづつ搭載することで少しづつ進化を続ける海シリーズ。せめて枠だけは聖闘士星矢からは変えてきてほしかったなあというのが本音ではあります。枠って結構大事ですからね。。

前回ご紹介したe義風堂々とはまた違ったチャレンジで、スマパチの新しい時代を切り開いてくれるかもしれません。いや、切り開いてくれることに期待しましょう‼

それでは、また!