注目機種の先取りPICKUP「Pとある魔術の禁書目録2」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

本日は藤商事さんの来年1月の新機種、とあるシリーズの最新作をPICKUPです。
もう来年の新機種と考えると早いものですね。年明けの自店をイメージしながら機種選定をすすめなければなりませんね。
藤商事さんということでP機とe機のダブルスタンバイかと思いましたが、P機のみでのリリースとなりました。それでは早速診ていきましょう!

Pとある魔術の禁書目録2 スペック

一種二種
低確率:1/319.6 
高確率:1/99.9

RUSH突入率 :約70.0%
2連目突入率:約57.08%
RUSH継続率 :約76.51% 

特図1【通常時】
 10R 15.0% 1500個 時短2回転(特電作動口) 
 10R 55.0% 1500個 時短144回転
 10R 30.0% 1500個 時短なし


特図2【RUSH時】
 10R 25.0% 1500個 時短2回転(特電作動口)
 10R 55.0% 1500個 時短144回転
  2R 20.0% 出玉なし 時短144回転


特電作動口
 10R 100.0% 1500個 時短142回転

まさかの“リゼロ”スペックで登場

前作の高実績から前作のような100%突入STなどを想像していましたが、完全にリゼロを意識したスペックでのリリースとなりました。ここは賛否分かれそうですよね。

リゼロとの違いは、下記のようになっています。

① 初回突入率55%→70%
② R USH時初回出玉ALL3000発スタート→3000発比率が約21.4%へダウン
③ 右打ち時出玉なし振り分けが14%→20%出玉なしにアップ

初回の突入率が55%から70%になることは大きなプラスではありそうですね。
その一方でRUSH突入=3000個となり、突入さえすれば駆け抜けたとしても一定の納得感があったリゼロの良さが消えてしまう点は少し残念な部分ではありますよね。

出玉なし比率に関しては右打ちの300個当りがなくなったと考えれば(リゼロは6%が300個当り)、大きな影響はないのかもしれませんが、ここはユーザーの好みが分かれるところかなと思います。20%も出玉なし比率があると出玉なしが連続してしまうなんてこともちらほら起こりそうで個人的にはやや懸念点にはなっています。

スペック仕様

基本的には、過去のリゼロのスペック(GOGOマリンも)と同様になっています。

細かい振り分けのみ記載すると

約25.15%  1500個  特電作動口(実質3000個)
約55.03%  1500個  時短144回転へ
約19.82%  出玉なし  時短144回転へ

このような振り分けになっていますが、更に詳細に記載すると

特図(1/319.69)
25.15%→1500個(特電作動口)
6.10%→1500個
c時短(1/145.31)
48.93%→1500個(特電作動口)
19.82%→時短144回転

このようになっています。

特電作動口のみ142回転になる理由は
特電作動口が解放するまでに2回転消費されるためで
その回転数を合わせて144回転となっており、継続期待値は同様となっています。

トータルの期待値は変化しませんが、3000発終了後で考えればほんの少しだけ継続率が変化していることにはなりますが、体感できるわけでもないのでここは気にする必要はないでしょう。

スペック論争

前作のカスタマイズから
・デバブルカスタム
・先ローリングモード
・ラッキーパトモードが追加されています。
また、
・プレミアムモード
・先読みシンプルモード
・ラッキーエアーアップは前作同様に搭載されており
これら6つ全てRUSH中にもカスタマイズ可能です。

ラッキーパトモードはRUSH中はキャラ告知モードに変化しますが、
画面上のキャラが光れば・・・といったモードになっています。

RUSH中のモードは
・禁書目録モード 前作に似た演出
・一方通行モード
・超電磁砲モード
・ヒロインモード
この4つの中から選ぶことが出来、ヒロインは4人から選択することが出来ます。

RUSH中の演出は前作リゼロと比較すると多彩な演出で楽しめる印象で、禁書目録らしさが残っているかなと感じます。
通常時に関しては、前作よりも今風でシンプルな演出構成へと変化していました。

年始初めての新台導入の時期となりますが、来年はパチンコの業績が店舗業績を大きく左右しそうでもあり、好調な年始の滑り出しをみせてくれる機会・・機械になってくれることを願っています!

年始の他の注目新機種、009や中森明菜なども続々と診断していく予定です!
それでは、また!