注目機種の先取りPICKUP「Pルパン三世 ONE COLLECTION」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

前回から少し時間が空いてしまいましたが、本日も10月の新機種から注目機種をPICKUP!今回は平和さんのPルパン三世ONE COLLECTIONです。

直近機種の実績からやや注目度が落ちているコンテンツだとは感じますが、このタイミングでLT非搭載のハイミドル機、そして1回あたりの出玉を大きくといったコンセプトになっていますね。スペック自体は大きく異なりますが、藤商事さんのPとある科学の超電磁砲2と似た部分も感じますね。いわゆる高T1Y機が直近数多くリリースされている中、本機はどのような仕上がりになっているのか、早速診ていきましょう!

Pルパン三世ONE COLLECTION スペック

一種二種混合機
低確率:約1/319.6
高確率:約1/1.0

普通図柄A:約1/95.5
普通図柄B:約1/319.6
普通図柄C:約1/1

RUSH突入率:約52.8%
RUSH突入率:約65.66%(時短込み)
2連目突入率:約52.2%

時短引戻し確率:約26.90%
RUSH継続率 :約74.54%

特図1
10R通常 26.5% 1500個
└時短1回(普通図柄Cへ)
2R通常 26.3% 300個
└時短130回(普通図柄Aへ)
2R通常 47.2% 300個
└時短100回(普通図柄Bへ)

特図2
10R通常 20.0% 1350個 時短1回
10R通常 34.0% 1350個 時短130回
2R通常 46.0% 150個 時短130回

特図2(実質振り分け)
20R通常 10.80% 2700個+α
12R通常 9.20% 1500個+α
20R通常 18.36% 2700個
12R通常 40.48% 1500個
4R通常 21.16% 300個

NO Limitスペック⁉

ノーリミットと銘打たれたRUSH中の大当りの仕様ですが、本機はRUSH中の普通図柄当選時に、まず保留を2個貯留することになります。
2個とも大当りに直結しますので、その合算が1回の普通図柄当選での出玉となる方式となりますね。
ただ、ノーリミットというだけあって(笑)、2個目の保留が重要になっていて、20%の振り分けの方の10Rを獲得していた場合は、さらに2個貯留できる仕組みになっています。

というわけで、例えば上記の表における同じ合算1500個の当たりでも、順番が大事になっていて、2個目の保留が2Rなのか10Rなのかがまずは重要になります。

ただ、1500個当たりだったとしても液晶上では先に2Rか10Rなのかは報知されない仕様になっています。こちらに関しては、アタッカーが違い、1R目が1個賞球だったりするので、知りたい人はよく見ていたらすぐ分かる作りになっていますので是非お試しください(笑)

そして、後半が10Rだった場合の約37%で(更に2個の大当りが)上乗せされるドキドキの瞬間となりますね。本機で最も熱くなる瞬間になりそうですね。

やっぱりルパンはルパン

演出に関してはかなりシンプルな構成になっていそうです。
通常にも2つのモードがありますが、片方は今までの王道演出が中心。
もう一つが疑似連が発生しない、一見これまでのルパンとは大きく違うモードとなっています。

カスタマイズのピースフラッシュにも特徴があり、入賞時、変動時の2パターンから選択することができ、またそこにも法則性があったりします。

ただ、これまでのルパンシリーズから大きく逸脱しているとまでは言えず、いい意味でも大きな変わりはないと考えていいと思います。
これまでのファンの方々からは一定の支持を得られるのではないかなと感じますが、私個人としてはルパンシリーズは・・・・(笑)でございます。

超えろ!出玉の壁と過去の壁を・・・。

出玉の壁を突破したときの快感。
そして、実際に十分引けそうと感じられる確率。
ラッキートリガー機ではないものの、ツボにはまれば十分な出玉性能を有していると言えそうですよね。

各社メインタイトルにLTを乗せるか否かの判断が分かれているのか(あるいは開発時期などの都合か)、他社さんのメインタイトルにも是非注目していきたいですよね。
今度こそルパンがユーザーの心を盗んでくれるのかどうかも是非注目していきましょう!

それでは、また!