注目機種の先取りPICKUP「e炎炎ノ消防隊2」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

本日も7月の新機種の中からe炎炎ノ消防隊2をPICKUP!
前作も高実績を残したシリーズということで注目度も高いですが、今回は2スペックでの販売ですね。2スペック販売のイメージが・・・という点はおいておきつつ、その差などにも注目して早速診ていきましょう!

e炎炎ノ消防隊2 スペック(機種名をクリック)

シンラver.
特図1    :約1/349.9
特図2    :約1/2.0
図柄揃い  :約1/399.9
炎炎チャージ:約1/2613
転落確率  :約1/7.90
RUSH突入率 :約50.0%
RUSH突入率(時短1回成功込み):約50.5%
2連目突入率 :約50.5%
RUSH継続率 :約79.8%

■特図1
ラウンド 振分 出玉 時短回数 備考
10R通常 50.0% 1500個 時短250回転 実質次回=超炎上モード突入
2R通常 1.0% 300個 時短1回転 -
10R通常 49.0% 1500個 時短なし -

■特図2(炎上バトルモード)
白ランプ
10R通常 12.5%(1500個+時短250回:実質次回=超炎上モード)
10R通常 87.5%(1500個+時短250回:転落まで継続)

緑ランプ
10R通常 25.0%(1500個+時短250回:実質次回=超炎上モード)
10R通常 75.0%(1500個+時短250回:転落まで継続)

青ランプ(超炎上モード)
10R通常 50.0%(1500個+時短250回:継続)
10R通常 50.0%(1500個+時短250回:転落まで継続)
紅丸ver.
特図1    :約1/349.9
特図2    :約1/2.0
図柄揃い  :約1/399.9
炎炎チャージ:約1/2186
転落確率  :約1/7.90
RUSH突入率 :約50.0%
RUSH突入率(時短1回成功込み):約52.0%
2連目突入率 :約52.0%
RUSH継続率 :約72.6%

■特図1
ラウンド 振分 出玉 時短回数 備考
10R通常 50.0% 1500個 時短250回転 実質次回=超炎上モード突入
2R通常 4.0% 300個 時短1回転 -
10R通常 46.0% 1500個 時短なし -

■特図2(炎上バトルモード)
白ランプ
10R通常 14.0%(3000個+時短250回:実質次回=超炎上モード)
10R通常 86.0%(1500個+時短250回:転落まで継続)

緑ランプ
10R通常 33.0%(3000個+時短250回:実質次回=超炎上モード)
10R通常 67.0%(1500個+時短250回:転落まで継続)

青ランプ
10R通常 50.0%(3000個+時短250回:実質次回=超炎上モード)
10R通常 50.0%(1500個+時短250回:転落まで継続)

超炎上モード
10R通常 50.0%(3000個+時短250回:継続)
10R通常 50.0%(1500個+時短250回:転落まで継続)

超炎上スペック

「シンラver.=スタンダード」「紅丸ver.=破壊力特化」といった棲み分けとなっていそうですね。

シンラは前作を踏襲したような設計で、上乗せ性能が前作の30%から50%に向上。
紅丸は継続率こそ低めだが、超炎上ボーナスで一撃4500個+αが狙える仕様。
こちらは3000個の上乗せが50%で発生するという強烈な出玉性能を誇っていますね。

これらは「LT3.0プラス」ならではの構造でもあり、これまでの機種では実現し得なかった設計と言えそうですね。なお、モード移行率(白・緑・青ランプの振分)は非公開のため、出玉期待値の計算はやや不透明です。

例として、シンラVerで白モード99%・緑青モード0.5%と仮定した場合、超炎上期待値は13.37%程度。上乗せ率が50%に上昇していたとしても、前作と比較して出玉性能が劣る可能性もありますね。このあたりの「非公開情報」が、LT3.0プラス機の難解さ・とっつきにくさの一因となってくるかもしれません。

演出・カスタマイズ

前作に加え、新たに「先青線フラッシュ(先バレ)」を搭載しています。
こちらは信頼度を20%~99%まで選択が可能になっています。前作では青線自体あまり強くない印象でしたが、今回は演出の始点としての意味合いが強くなっていますね。

演出フローは前作を完全踏襲しつつも、各RUSHモードには裏モードも搭載。
演出の新鮮味と飽きにくさの両立を図る意図が感じられますね。

2スペックだが、、、

販売状況的にも紅丸スペックの方がやや優勢となっているようです。
シンラver.でも十分な尖った性能に思われますが振り切った出玉の塊が支持されているといったところでしょうか。

ただし、マイナスの振分に偏った場合のダメージは大きく、昨今のパチンコ的な伸るか反るかのボラティリティ高いスペックという点がやや懸念されるところです。
とはいえ12.5%の超炎上突入で13500個以上獲得できる爆発力は他機種を圧倒するインパクトがあるのも事実で、この辺りがユーザーからどのように受け止められるか注目ですね。

その分、RUSH中の1回1回の緊張感(ヒリツキ)は格別で、連荘した時を想像しただけでワクワクしてしまいそうな自分もいますね(笑)
こういったタイプの機種がバリエーションとしてあってもいいかなとは思います。

この夏、炎炎の炎で熱くしてくれることに期待しましょう!
それでは、また!