注目機種の先取りPICKUP「eワンパンマン2 正義執行」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

本日ははやいものでもう来年春3月の新機種の中からニューギンさんの「eワンパンマン2正義執行」をPICKUP‼

前作は一定の実績ながらもビッグコンテンツが故の大きな期待値にはやや届かずといった印象が強かったかもしれませんね。

今作はコンテンツとマッチした大当り確率約1/179、RUSH中は50%で一撃5000発という分かりやすくも魅力的な数字が揃っていますよね。表面上は分かりやすくなっていますが、その内部仕様はかなり複雑で。。。

ニューギンさんは開発体制にやや変化があったのか、最近はスペック面でかなりチャレンジングな仕様が続いていますよね。4月にはリコリコの登場も噂されていますし、こういうときはヒット機が生まれる傾向も高かったりするのですが、、そんな辺りにも注目して早速診ていきましょう!

eワンパンマン2 正義執行 スペック

特図1:約1/179.55
特図2:約1/1.25

普通図柄抽選A:約1/98.55

RUSH突入率:約25%
2連目突入率:約18.69%

LT突入率 :約25.0
LT突入確率:約1/718.2

RUSH継続率:約74.76%

■特図1
10R通常 4.0% 1270個 時短1回(+10R1回まで)
6R通常 21.0% 710個 時短134回
6R通常 75.0% 710個 時短なし

■特図2(トータル)
10R通常 50.0% 1270個
└+10R3回まで(トータル約5080個)
2R通常 30.0% 20個
└+大当り3回まで(トータル約1290~3870個)
c時短 20.0% 0個
└時短134回

■特図2(実質)
40R通常 50.00% 5080個
└時短134回
10R通常 18.75% 1290個
└時短134回+不屈チャレンジ2回
10R通常 7.02% 1290個
└時短134回+不屈チャレンジ1回
10R通常 4.23% 1290個
└時短134回
c時短 20.00% 0個
└時短134回

一撃強力スペック

これぞワンパンマンといった破壊力といえるでしょうか。
初当たり確率は1/179とライトミドル機の中でも比較的早い初当りのスペック帯で、イメージとしてはe番長や直近のeアズールレーン2が近いかもしれませんね。にもかかわらず、右打ち中の約50%が大出玉5000個を獲得できるというスペックでこのスペック帯としては破格の破壊力と言えそうですよね。

突入率25%も、いまの市場感で言えば“全然やれそう”と感じられる点もポイントでしょう。
e番長やe超電磁砲など、4分の1突入スペックが受け入れられている流れもあり、この点については大きな心配はいらないでしょう。

そしてまたこの仕組みもかなり面白い内部仕様になっていますね。
RUSH中は電チュー開放後の入賞で抽選しているため、5000個の振り分けについても完全ガチ抽選になります。右打ち中の「不屈チャレンジ」もガチ抽選しており、己の引き次第で出玉が大きく変化する仕様です。

通常時

全体的に、1/179という比較的軽い当選確率も相まって、シンプルかつ分かりやすい構成になっているような印象でした。

カスタマイズは
・先読みチャンス
・先読み熱
・ボタンバイブ
・エアーカスタム
といったおなじみの機能に加え、“先シャウト”と呼ばれる、信頼度を事前に変更できる先バレ演出も搭載。

他にはサイタマランプ・番犬パトといったコンテンツ愛溢れたカスタマイズも搭載しており、盤面ランプ告知や、変動中にボタン押下で光れば大当たりという、ワンパンマンらしい要素が盛り込まれていますね。

RUSH突入演出も前作より大幅に追加され、
・ボタンバイブ告知
・ボタン一撃告知
・ボタン連打告知
・違和感探索告知
と、いずれも成功でRUSH突入の熱くなれる演出構成となっていました。

ヒーローラッシュ

リーチがかかれば大当たり(引き戻し含む)以上となります。
赤系演出が出ただけで、かなり期待感を持つことができますね。

ただし、ガチ抽選であるがゆえに、RUSH中に“5000個以上確定”のような演出が存在しない点は要注意かもしれません。まずは「いかにリーチをひけるか?」が最重要で、
その後の電チューに玉を入れる瞬間が、もっとも気合の入れどころと言えそうです

5000個獲得までの演出の見せ方も多彩で、最後まで期待感を持たせてくれるのも好印象。
最低でも回転数がリセットされる仕様のため、「完全に外れ」という状況がないのも嬉しいポイントですね。

正義執行スペック

前作のワンパンマンも演出面では評価が高く、個人的にも好印象ではありましたが、スペック面では時代背景的にも“よくある1500個ループ機”の印象を超えられていなかったかもしれませんね。原作らしい出玉のワンパン感を完全には表現しきれていなかったかもしれません。

その点、今作はアニメファンにも大当たりを身近に感じられるライトミドルスペックに加え、ワンパンマンらしい一撃5000個という強烈な出玉性能を搭載。さらにその比率が50%と、もっともヒリつく割合になっている点も好印象です。
2連するだけで1万発を超えるライトミドル機と考えると、その破壊力は想像しやすいかもしれませんね。

原作への愛が溢れる演出とスペック。
1月、2月とパチンコ新機種は後発機が多く、やや小ぶりな印象かもしれませんが、3月の本機の登場が待ち遠しいところかもしれませんね。期待して待ちましょう!

それでは、また!