11月の注目機種の先取りPICKUP!!
やっと出てきましたね笑
京楽産業.さんのPぱちんこ乃木坂46です。
納期:2021年11月予定 販売台数:20,000台?
【スペック】 一種二種非電動役物+c時短搭載 ★ライトミドルタイプ★ 特図①:1/229.9 特図②:1/3.7 特図① 2R 300個 50%→時短1回転+保留4回転(特図②) 2R 300個 45%→時短50回(特図①) 2R 300個 5%→時短100回(特図①) 特図② 10R 1,350個 15%→時短100回転(特図②) 10R 1,350個 35%→時短1回転+4保留(特図②) 2R 300個 50%→時短1回転+4保留(特図②) c時短当選率1/1 時短50回:90% 時短100回:10% (c時短は特図②・電サポ非有利状態のみ抽選) 遊タイム599回転 【A】時短873回転
スペックと打感の大切さ
乃木坂46を遊技した人はそこまで難しいスペックの印象を受けないであろうと思います。
しかし、内部は非常に複雑なスペックで処理を行っています。
現行機の中でも最高レベルの複雑なスペックを簡単に見せる演出バランスを作り上げたことは素晴らしいと思います。
打つ前にスペックを見てしまうとややこしいスペックかも?分かりにくいかも?という印象を受けてしまっても仕方ないと思いますが、今回の乃木坂46はAKB48のように初心者でもある程度わかりやすく構成されていると感じます。
非電(動)役物の必要性
そもそも非電役物とは電動ではない電チューのことです。
非電役物を本機が搭載した理由は、規則上「電チューは1つまでしか搭載が出来ない」ので、右打ちで一種二種にも関わらず、特図①のような状態を持たせるためには必要だったからです。
ちなみに通常の電チューが秒数で締まるのに対し、非電役の電チューは玉が通過した個数によって閉まる構造ですので、開けっぱなしにすることが可能です。
電チュー最終変動で開きっぱなしにすることで通常時に戻ってから、その電チューを狙えば数回転多く回すことも出来ます。乃木坂の場合は2回転多く回すことが可能となりますね。
特図②に関しては保留が4つ溜まった時点で電サポが終了するので多く回すことは出来ない対策が取られています。
もし対策されていなかった場合1/3.7を1回転多く回す攻略が可能になってしまいますからね。
入賞タイミングで開く非電役が変化する
特図①の入賞口と特図②の入賞口が開くのは、電チューが開放するタイミングを変化させることで実現しています。
〇ひとつで→0.2秒とした際
〇→開放している状態 ●→閉じている状態
合計3秒開放するとして
パターンA
〇〇〇〇〇〇〇●●●〇●●●●
パターンB
●●●〇●●●●〇〇〇〇〇〇〇
最初の1.5秒以内に入賞した玉は特図②の入賞口が開く
1.6秒以降に入賞した玉は特図①の入賞口が開く
となるように設計されています。
そのため3秒間の前半に入賞するパターンしか出ない。→特②が回せる。
逆に3秒間の後半に入賞するパターンしか出ない。→特①が回せる。
と開く場所を変化させることが出来るのです。
もし無理やり入賞させることが出来るのなら、1.5秒以内なら特②の入賞口を開くことは可能なのですが、実際は不正防止用のカバーが存在するので不可能。しっかり対策はされてますね。
特図②の15%は3セット
バカボンの際に説明した「状態の参照による電サポ回数の変化」を搭載することで、3セットの大当たりを実現しています。
おさらいですが、
ぱちんこは【電サポ有利状態】・【電サポ非有利状態】と特図①・特図②の組み合わせによる4つの状態があり、その状態に応じて電サポ回数等を変化させることができるのです。下記がその振り分けです。
電サポ非有利状態×特図①[通常時] 電サポ有利状態×特図①[時短中・遊タイム]
2R 300個 50%→時短1回転+4保留(特図②)
2R 300個 45%→時短50回(特図①)
2R 300個 5%→時短100回(特図①)
電サポ非有利状態×特図②[通常RUSH時] 10R 1,350個 15%→時短100回転(特図②小当り2回まで) 10R 1,350個 35%→時短1回転+4保留(特図②) 2R 300個 50%→時短1回転+4保留(特図②)
有利状態×特図②[15%当選時] 10R 1,350個 15%→時短100回転(特図②小当り2回まで) 10R 1,350個 35%→時短100回転(特図②)※ただし、大当たり時には電サポ非有利状態へx 2R 300個 50%→時短100回転(特図②)※ただし、大当たり時には電サポ非有利状態へ
15%当選時は全て時短状態(電サポ有利状態×特図②)で大当たりとなるため、全ての大当たりに時短回数100回(特図②)が付与されることで、合計3回以上の大当たりが確定します。
2回目、3回目に15%の振り分けを引いた場合はそこから2セット追加されることになりますね。
かなり複雑に感じますが、実際の遊技中は右打ちをし続けるのみで、特に難しい状態ではありません。
大当りの15%で2,000玉以上獲得できる大当たりがある。最大4,000玉近くになるフラグがあるというイメージでいいと思います。
a時短とc時短
a時短は大当たり後に発生する時短
c時短はあらかじめ定められた確率で当選する時短
初当たり後に突入する50or100回の時短は他の機種同様にa時短として、RUSH終了後に発生する50or100回の時短はc時短として出現しているが、演出上両方同様の50or100回の時短となります。
このc時短は、特図②の時短無し状態(電サポ非有利状態)のはずれで、100%c時短に当選させることで実現しており、保留最終変動がはずれてから発動します。
(厳密にはc時短を書き換え続けて最終変動後50or100回のc時短が始まります)
最終保留だけc時短付与演出として発生するので、初当たり後のa時短がついてきたような感覚となります。おまけ感覚で時短がついてくるのは、その後もう少し遊技したくなる要因になると感じました。
一種二種にありがちな、大当たり後即止め防止効果も期待できそうですね。
遊タイムがただの時短
一種二種の遊タイムは実質の大当たり確率が100%のような機種が多いですが、ぱちんこ乃木坂46は一種二種にも関わらず、遊タイムの当選期待値は97.7%。
通常のフィーバー機のように当たらない場合があるんです。
そして当選時の振り分けも、100%RUSHではなく通常時と同じ振り分けとなっています。
遊タイム直前に当選してもガッカリすることがないのも、とある魔術の禁書目録のように遊タイムに依存し過ぎない設計として、早く当たることを願うパチンコとしての本来の魅力を損ないすぎていないと感じさせられました。
ご覧いただいたように非常に考えて作りこまれている本機。
一種二種機の良さを生かしながら、デメリットを極力排除するような工夫が見て取れて非常に好印象です。
ご参考になれば幸いです。それでは、また次回!
次回は・・・超電磁砲あたりを書いてみようと思います!