皆様、日々の業務お疲れ様でございます。
夏がやっと終わったかと思えばもうコートが必要というような寒さの日もありますね。日本の四季はもう楽しめず、二季になってしまったのではないかとさえ感じてしまいそうですよね。
そんな中ではありますが、もう年始1月の新機種営業が始まっているようですね。
来月の慶次から始まり、12月頭の暴凶星、そして年末のエヴァ17とそれぞれ違った魅力のある注目の新機種が目白押しではありますが、9月~10月の閑散期はかなり停滞しているようで、このコラムでも何度も触れているようにやや射幸性一辺倒の投資による歪が出ているようにも感じますね。
本校執筆時は10月24日でございますが、前日の某ビッグデータのデイリー速報を見ていると、稼働ランキング1位はニューギンさんのPデカスタSTEINS ; GATE 0 まゆしぃば~じょん。10月の数多くの新機種の中でトップとなったのが甘デジデカスタの本機というところで、“ユーザーの声“を象徴とするような結果かもしれません。(もちろんデカスタ甘デジという新しい取り組みに対する支持もありそうです。)
玉単価1.38円という数字がランキング内でも際立つように、お客様からも強く支持されていると言えそうですね。
ちなみに同日の稼働ランキングにおける9月新機種の中での1位は京楽産業.さんのPアズールレーン THE ANIMATION 異次元トリガー 79ver.で、2位は平和さんのPルパン三世 ONE COLLECTION 100ver.とこれまた甘デジ新機種が並んでいます。
稼働ではなく、粗利面に目を向けても同日の粗利ランキング1位はこれもニューギンさんの甘デジでP義風堂々!!~兼続と慶次3~99Ver.とやはり甘デジの新機種。
ここに来て雪崩を切ったように課題が顕在化してきていると言えそうですよね。
高ランクホール様はやはりこの辺りの機種もしっかり導入を進めており、多くのお客様の中で潜在化しているニーズを読みとる力が店舗力に結びついているなあといった印象を受けます。
この辺りの機種は後発機でもあり、いまからでもリユース対応など積極的に検討されてもいいのではないかと感じますよね。
1月にはようやく大型タイトルのパチスロが登場するということで、今年1年停滞したパチスロの復活を待望される声もよく聞こえてくるところですが、実はまだまだスマスロAT機の適合状況については芳しくない状態が続いています。楽観視されるようなニュースもありましたが、この後も一定期間この状況が続くものと想定されます。(1月も結局今のところスマスロ新機種は3機種程度の発表でしょうか。。)
引き続き、業績におけるウエイトが高止まりしているにも関わらず、なぜか軽視されがちなパチンコマーケットですが(機種選定者がパチスロユーザーであるケースが多いところによる部分が大きいと思われる)、おおざっぱな投資になりすぎず、お客様の動向に気を配りながら細やかな店舗づくりをされることが結果的に競合他店との差別化や業績向上に結びつきそうに思えます。
本日のビッグデータを見ていて、強く感じることもあり寄稿させていただいた拙文でございました!
良い年明けを迎えるためにも、見落としていそうなところがないか、年の瀬に向けてもう一度再確認していただければ幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
また寄稿させていただきます!



