福岡県に2年ぶりの新店「ユーコーラッキー37(スリーセブン)」 -今、視察するべきホール-

ユーコーラッキーグループが満を持して4年ぶりの新店をグランドオープンさせる。
GW前のこの時期は全国各地で新店がオープンするのが恒例ではあるが、近年はやや物足りない印象が強かった。

太宰府市にオープンするこの新店は3月まで「イーグルR-1太宰府店」として営業されていた。M&Aでユーコーラッキーグループの一員となったわけだが、実はこの店舗、この場所で4店舗目の店舗となる。

それだけ魅力的な商圏であることは間違いないが、競合店には大型強豪店も多く、苦戦を強いられてきた歴史がある。

そんな場所に今回チャレンジするのが、“九州の雄”ユーコーラッキーグループである。
この経緯からしても並々ならぬ決意であろうことが容易に推測できるが、1カ月の沈黙を破り見えてきた点を紹介していきたい。

まずは設置台数。
イーグル時代に709台だった総設置台数を831台まで増設してきた。
周辺エリアに影響を与えるには十分な台数となったのではないだろうか。

更に注目したいのは機種構成。
パチンコはガンダムUCの60台、エヴァ未来への咆哮の44台、そしてリゼロ鬼がかりver.を34台保有するなど、なんと4円ハイミドル比率が65%を超える。しかもこの数値にはPうまい棒やP真・北斗無双~ジャギの逆襲~(10台)などの、いわゆるハイミドル並の射幸性をもった機種を含んでいない。

ライトミドルや甘デジ機種、そして1円パチンコの設置比率は最小限に抑え、現在最も業績に期待できる4円ハイミドル全振りのラインアップで勝負に来た。
競合店からみればこれは非常に脅威であろう。

またパチスロはSマイジャグラーⅤの85台を筆頭にジャグラー比率が40%超
大手法人らしい調達能力で、全力でこの新店を成功させようとしていることが感じ取れる。

プロモーションにも非常に注力しており、特に下記のYouTube番組には注目したい。
 「きむちゃんねる」 – YouTube

新店オープン前にその裏側などを紹介する動画は最近のトレンドのひとつでもあるが、超有名ライターなども活用しつつ、自社のYouTubeチャンネルではなく、登録数の多いプラットフォームを借りて大きく拡散するなどして、その魅力を前面に押し出している。

グランドオープン日は4月27日。店名から察するにおそらく7のつく日(と3のつく日)にも注目したいところだが、この新店、どこまでやってくるか見逃すことのできない要注目の新店となるだろう。