さて今回のお題ですが、『再プレイ手数料一律6%です』
〇〇県 2025 年6月から再プレイ手数料一律6% か
50 枚払出で3枚手数料として引かれる感じだね 県内一律というところがこの地域らしいよな 軍団にはダメージだなぁ!! — スパホのえりあっちょ (@supahonohito) February 16, 2025
昨今少しSNSをにぎわせている某県で6月より一律再プレイ手数料が6%になると言うツイートが話題となっております。実際ガセネタの可能性も0%では無いですが、実際に6%になったらどうなるのだろう?と言った部分に今回は踏み込んでいきます。本当に軍団にはダメージなのか?についてプロ目線で執筆出来たらと思っております。
そもそも再プレイ手数料とは?
再プレイ手数料6%とは、パチスロだと早い話47枚再プレイを使うと貯メダルから50枚払い出されたことになり、3枚の手数料が徴収されるよということになります。パチンコだと235発借りると250発貯玉から減り15玉の手数料が徴収されるといった形になります。
今までの再プレイ手数料無料の場合2500発借りて2500発玉を出してそれを貯玉した場合、実質等価交換同様の恩恵を得ることが出来ましたが、再プレイ手数料6%が導入されることにより2500発借りても実際150発は手数料で徴収されているので払い出しは2350発です。2350発を回収できても手数料分の150発が負けとなります。
しかし現状28玉地域などで手数料6%を導入されたといっても、現金遊技をするより再プレイ手数料6%を払って遊技した方が得なのは変わりないので貯玉有利にはなります。
等価地域で導入された場合再プレイを使わないだけですので、現状250発貸しの265発返し以上の交換率以上の地域で導入されると予想できます。
470 枚使って500枚使ったことにされてなおかつ交換するタイミングでは等価交換ではない状況であります。あまり交換せずに貯メダルメインで一定数貯メダルがたまったら交換するプロ層は再プレイを使ったほうがいい条件になりそうなので、28玉・5.6枚地域で導入された場合プロは再プレイを使うと考えられます。
軍団にダメージは食らうの?
さてこの記事のメインになるのですが、軍団にダメージは食らうのか?に関してですが。結論 ならないなんなら有利になる
です。実際非等価地域での軍団の優位性の一番は、“出玉や持ち玉の共有による交換時のギャップを抑えれること”が最大の強みです。持ち玉比率を上げれるってやつです。
もし、このエリア長殿が出玉共有をする機会が増えて軍団行為などを見つけやすくなり、マークをしやすくなって結果出禁まで持っていける、ここまで踏み込んだ理由なら納得できるなぁ~と思いました。 個人的なダメージを受ける順が
・ライトユーザー
・兼業
・専業
・軍団
上記の順でダメージと言う順番になります。これはシンプルに下から持ち玉比率が高い順になります。 パチンコ台から出た出玉を使っての遊技は手数料がかかってない状態なのでね。つまり現状導入をされての大ダメージは仕事終わりから再プレイを活用して遊技をしていた層の兼業やライトユーザーになります。
また、トータルで見たら手数料を導入して還元が無ければ等しく損はしますが、対応方法などを把握 してないことを考えると一般の方の方が損をする可能性の方が高いです。仮に設定配分が上がっても一 般の方が積もれなかったり、回るパチンコを専業軍団に先に埋められた場合恩恵にあやかれないので、 専業や軍団がより恩恵にあやかれる可能性が高いよねと思います。
実際手数料を導入していただいて、パチンコはよく回るようになる・パチスロは設定投入率が上がると言うのであれば、プロ目線から見たらむしろ歓迎までありますからね。パチプロとして一番理想の環境は40玉交換のグルグルパチンコですから
今のLT時代・スマスロ時代には店舗目線では相性がいい
仮に再プレイ手数料が始まったとして。ジャグラーや甘デジのように安定スペックでは再プレイをする回数が少なく、お店としては徴収する機会と言うのは少ないと思います。ですがラッキートリガーやスマスロのように、激荒スペックですと現金もしくは再プレイをガンガンします。私自身も設定狙いやパチンコ狙いで、荒い系のスマスロを打つ場合平均投資額が6~7万円はだいたい刺さってます。そういう環境では再プレイ手数料や再プレイに対しての上限と言うのはお店としてかなり効果が高いと思います。
実際色んな地域を見てきてますが、情報感度の高い人程貯玉カードを使っている傾向にあります。つまりプロ・セミプロ層が圧倒的に多いわけです。その層から手数料をダイレクトにとれるという意味合いでは、お店にとって大きな+になると考えております。実際に仕事終わりに短期勝負とか適当に打ってタコ負けした時代などは再プレイ使ってなかったですからね私も。
実際その環境で打つならプロ目線だとしっかり設定が入っているなどが確認できないと、リスクが非常に高いので導入された県では設定状況やパチンコの扱いなどが今まで以上に扱いがよくなることを願っています。
手数料導入で軍団・専業は減るのか?
結論 変わらないと思います。そもそも手数料が導入されてその分設定配分などが上がればなんならおいしいまでありますし。 ただこれをきっかけに軍団が増えるとかはさすがにないと思います。先ほど申した通り共有の観点から持ち玉共有を縛らないと軍団がその条件になると圧倒的に有利にはなります。もしも再プレイ手数料を導入した場合同時に共有のほうも縛るのをおすすめします。ペア共有までにするとか、そもそも出玉共有は認めないとか。
軍団対策・専業対策の一環として手数料は特に関係はないと思うが私の結論です。
もしも対策をしたいのであれば導入後に共有の有無などをみて頻繁な共有している方をマークする。 これが一番の軍団対策になると私は考えております。現状再プレイが無制限の店舗の場合共有する理由がありませんからねw
実際軍団行為による一般ユーザーに対しての不公平感が現れるのはよくないとは思ってます。持ち玉比率以外にも情報共有などチームのほうがパチンコ・パチスロは有利に勝ててしまうのはこれは紛れもない事実です。ですがパチンコ店において9割程度のお客様は、情報共有など特にしてないいわゆるピンにあたります。そのピンを守るためにハウスルールが存在しているというのもまた事実でもあります。
最後に、あのツイート結局インプ稼ぎの大きな釣り針にしか見えなかったw

この記事を書いた人
まっつん Mattun
地方で年間300日ぐらいパチンコを打ちながら パチンコ必勝教室と言うブログの管理人をしております。 現場ならではのリアルをお伝え出来ればと思います。
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