今が一番荒い LT3.0+とどう付き合っていくか -地方パチプロまっつんによる”今”を語る-

ご無沙汰しております。まっつんです。

 

パチンコ・パチスロは「規制されては緩和され」を繰り返していくものだと、この10年パチンコを打ってきた中で肌で感じています。

 

そして現在はLT3.0+となり、ここ10年で最も荒い時代に突入していると私自身感じています。ホールもユーザーも、いま改めて“パチンコとの付き合い方”を真剣に考える段階に入っているのではないでしょうか。

 

1/319・ヘソ4 発返し・65%ALL2400発時代よりも、今の方が射幸心は明らかに高まっていると考えています。そんな中で、これからのパチンコとどう向き合っていくのが適切なのか――。
いちユーザー、いちパチプロとして、現場目線で語っていこうと思います。

全ツではなく「決め打ち」の時代へ

よく来店や地元ホールでお客様・常連様とお話しする中で、以下のような声を耳にします。

  • RUSH まで頑張って打つ!

  • 先バレ1 回まで打つ!

このように、いろいろな“打ち方”をしている方が多くいらっしゃいます。

 

ただ、現在登場している新台は図柄揃い確率が1/399前後がデフォルト。
そのため、「初当たりを取るまで」や「LTに入れるまで」といった決め打ちをしていると、これまで以上に負け額が大きくなりやすい傾向があります。
単純に、初当たり確率が重くなっているからです。

 

私自身もよく牙狼を打ちますが、「1万円一発勝負」や「2万円一発勝負」など、予算を決めた決め打ちを推奨・発信している立場です。
もちろん「当たるまで打ちたい」「一発で戻したい」という気持ちは痛いほどわかります。
ですが、パチンコはあくまで“適度に楽しむ娯楽”です。使ってはいけないお金を使ってはいけません。
個人的には「当たるまで」や「先バレるまで」ではなく、予算を決めて打つことをおすすめします。
――現場を見ていて、そう強く感じます。

4 パチがきつい方は「低貸し」へ

今のスペックをサラリーマンのお小遣いの範囲で打つのは正直かなりしんどい――そう感じている方は多いはずです。実際、低貸しパチンコの需要は年々高まっています。

 

一昔前と比べると、ラッシュやLT1回あたりの平均期待出玉が上がっており、つまり「荒さ」が増しているのです。

 

4 円パチンコでは厳しいという方は、1 円・2 円などの低レートで調整してください。
「荒すぎる」という声をSNSで多く見かけますが、パチンコ店にはさまざまなレートが存在します。
私の知る限り、「4円・2円・1円・0.5円」と4種類ほどあります。

 

正直なところ、1円のLT3.0+より4円の甘デジの方がマイルドな場合もあります(笑)
それくらいの時代になっているのです。

 

実際、ある日ゲーム仲間から「リゼロ当たらない……2000円で101回転」とDMが来て驚いたことがあります。
4円換算で約12.5回転。もちろん打ち方の差もあるでしょうが、それでも……という数字です。

 

「パチンコは好きだけど、大当たりまでの資金が心配」という方は、レートを変えるだけでも楽しみ方が変わります。
ぜひ一度試してみてください。

今後の予測と展望

ここからは、あくまで私の個人的な予測です。
現在の機種(スペック)を見ながら考えると――

 

「さすがに、ここが頂点だと思います。」

 

特に「牙狼12 黄金騎士 極限」のスペックですね。
これ以上荒い機種はさすがに出てこない……そう信じたいです(笑)し、さすがにこんなスペックについてこれるユーザーはごく一部でしょう。

 

今後の主流は、**LT確率1/1000を大幅に下回りつつある程度一撃性能の高い台(LT期待出玉1万発前後)**になると予想しています。
そういう意味でも、今後登場予定の『新世紀エヴァンゲリオン 〜はじまりの記憶〜』などには大きな期待を寄せています。

 

  • 初当たり確率:1/399

  • 時短込みLT 突入率:約61.4%

  • 実質LT 突入率:約1/650

比較的マイルドな部類です。
参考までに、『エヴァ 未来への咆哮』のRUSH突入率は約1/455。
それよりは少し重いですが、他のLT機種に比べれば十分マイルドと言えます。ただし1/399の初当たりの半分(LT非突入)で出玉300個という点はやや気になりますかね。

 

そういった意味では同じく今後登場予定の『北斗の拳11 暴凶星』も『花の慶次~黄金の一撃』も、実質1/650 程度でLTに突入しつつ、初当たり1500個を担保されていたりします。
個人的には、このあたりのバランスで落ち着いてほしいと願っています。

 

現在のホール状況

一昔前に比べると、「ボーダー+◯」の上限が突き抜けなくなってきて、下限が安定してきている印象です。
いわゆる“クソボッタホール”のような店舗は減ってきている認識です。
ホール数の減少も一因であり、生き残っている店舗は比較的薄利多売の傾向にあります。

 

さらに今では「オススメ機種」を提示できるホールも増えました。
繁盛店でオススメされている機種を打てば、比較的遊びやすい環境に出会えることも多いです。

 

そのため、ホール環境の格差は年々「プロ」と「一般ユーザー」で縮まってきていると感じます。

 

ぱちレボをご覧の一般ユーザーの皆様も、もしホール選びや機種選びで迷った際は、まずは**「オススメ機種」**を試してみてください。

 

もちろん、薄利多売が進んでいる一方で、スペックが荒すぎて“遊べている実感”を得にくいのも事実です。
そんなときは、先ほども述べた通り、1 円パチンコなど低貸しもぜひ視野に入れてみてください。

最後に

今回は
「今が一番荒いLT3.0+とどう付き合っていくか」
というテーマで執筆しました。

今も昔も変わりません。
“決められた予算・お小遣いの範囲で楽しむこと”が何より大切です。

初当たり確率やラッキートリガーの突入率が重くなり、成功体験を得にくくなっているのも確かです。
そんなときは、迷わず低貸しという選択肢も検討してください。

またホール様におかれましても、最近では甘デジや1円パチンコが「遊べなさすぎる」環境も増えています。
新規ユーザーが気軽に遊べるスペックやレートに、今一度注目していただければ幸いです。

この記事を書いた人

  まっつん  Mattun
地方で年間300日ぐらいパチンコを打ちながら パチンコ必勝教室と言うブログの管理人をしております。 現場ならではのリアルをお伝え出来ればと思います。
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 – X(旧Twitter)「まっつん@emuhatim8」
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