学校に行ってる間に、道徳の授業も倫理の授業も必修だったので一応それなりに持ち合わせているのに社会性の欠如を理由に変な人だと思われてる、パーラーフルスロットル 管理人です。あ、明けましておめでとうございます。
この2つについては後述するとして、道徳:倫理=3:7くらいの認識でパーラーフルスロットルは運営していることだけ先に書いておきますし、他人の目を気にして生きるのが面倒になる人生だったのでそんなもんかなと。
今回の本題としては、来店ではなくプライベートで彼氏とホールで遊んでいて北斗の拳の夢想転生を打たせてあげたら掛け持ち遊技だと指摘された女性演者さんがおられまして…
これが来店先の話ではなく、カップルでパチスロ打ってキャッキャ遊んでいる様子なら、掛け持ち遊技かどうかはホールさんの判断としても世知辛い世の中だなぁと思うのですが、指摘されて以降の対応で大炎上したという事例です。
道徳と倫理の定義と用法
軍団ってどういう人を言うんですか?軍団の構成員1名しかホールにいなかったらピンですよね?
掛け持ち遊技ってどういう状況を言うんですか?カップルならOKだけど同性の友達は途中交代したらNGなのですか?
上記のように、私が行政との折衝をする際にも用いるのですが「言葉の用法や定義があやふやなもの」について議論すると、互いの認識違いによって話のすれ違いが起こるのでこの2つだけ定義しておきたいと思います。
・道徳・・・モラル・・・自分の考え方や行いが人としてどう見られるのか
・倫理・・・エシックス・・・自分が生きていく上でどういう主義主張で生きていて正義だと考えているか
この2つが非常に大事になっていると考えています。
パチンコの話を切り離して一般社会におけるこの2つの捉え方の違いについて書いていきたいと思います。
エスカレーター理論
エスカレーターに乗るとき東日本は左側に寄って、西日本は右側に寄って、空いた側を急いでいる人が駆け上がるためにそうするのがマナーだという考え方がありますが、これがマナーであって困っている人のための道徳心だとしましょう。
しかしながら、エレベーターの販売元やJRなども言っていますが、衣服などの巻き込まれやよろけた際に危ないので真ん中に立って出来れば両側の手すりに捕まって昇降をして欲しいとアナウンスされているのを知っている方も多いと思います。
駆け上がる危険度×端っこにわざわざ乗る危険度でのリスクや事故った際の対応影響を考えれば本来であれば真ん中にずっしり構えて移動するのが正義であると理解する人は多いのですが、なぜそうならないのでしょうか?
それは、自らの倫理観より他者に向けた道徳観を優先して「他の人にどう見られるか、その目が恐い」と思ってしまっている一例かと思います。
道徳>倫理 のパターン
ラーメンすする音が不愉快論争(ヌーハラ論争)
ちょっと前に、女優の上戸彩さんの丸亀製麺のCMでのうどんをすする音が不愉快だという意見に端を発して、ラーメン屋などヌードル業界で麺をすする音を出すのはどうなのか?という意見が出ました(音を出すのは不愉快だからヌードルハラスメント=ヌーハラだという理論)
インバウンド客も増えている中、麺類をズルズルすすって食べるという口頭での技術を持たない外国人からは不愉快ではあるという意見はあったものの、ついに国内でそうなったのか…と思っているのですが、かと言って今更ラーメン食べるのにすするなとか言われるのは聞き手じゃない方でご飯食えって言われるくらい無理がある層のオジサマ達が見ているのがぱちレボ!さんの閲覧者だとは思います。
で、道徳と倫理の話に戻ると、ラーメンなりうどんなりそばなりすする音が不愉快だからスパゲッティみたいに静かに食べるべきであるというのがヌーハラ論者の倫理観だとすれば、そう思ってるので他のお客さんに不快な思いをさせないために黙って我慢してラーメン屋さんに行ったりウーバーや持ち帰りカップ麺で我慢して食べますというのが道徳観になるものかなと思います。
パチンコ業界にはハウスルールという都合の良いルール表示の義務付けがある一方で内容は抽象的であり、その点ではラーメン屋の頑固親父が一言言ったら退店出禁ですってルールが一種のジャッジメント機関として働いてることに関しても私は異論はありません。
倫理>道徳 のパターン
今回の炎上について当てはめた時に…
フォロワーが3000人もいない演者さんであっても、活動地域はそもそもパチスロ好きならわかっていたり顔バレしやすいという点で迂闊だったと思います。
掛け持ち遊技と言われている行為に関して言えば、正直どっちでもいいですしそもそもビジネススロッター的なプライベートで打つこともない演者さんより好感を持つ人もいるでしょうし良い悪いのジャッジはやはりホールさんがハウスルールなどから決めてもらえれば十分だとは思うのです。
しかしながら、見られ方の観点で言うとやはり有名税とでも言うのでしょうか、顔を出して顔を売って商売をしている人としては迂闊過ぎると思いますし、その後のリプバトル的な展開もその他大勢のオーディエンスを巻き込んで一切の正当性を示せなかったなと見て取れる結果になっていたと思います。
本業が別にあるから演者やらなくても~という発言などをリプライでおこなっていた様ですが、以前にも「演者は副業でかじってる」で批判された人がいるとともに、演者をやりながら映像制作会社をやってたり、焼肉屋やバーをやってたり、自社ブランドの服を作ったり、海外の旅行代理店をやってる人がいますが、「片手間」な感じを出している人は一人もいないのではないかと思ってます。
来店のお仕事をお休みなさるのはお気の毒だと思いますが、なぜそうなったのかなどの分析は存分にする時間があると思うのでぜひともそちらに時間を割いてみて欲しいと思っております。
キーになるのは、自分の倫理観と他人の倫理観を思いやる心=道徳心だと私は思っております。
ノブレス・オブリージュという精神論はなくならない
ノブレス・オブリージュ=「高貴なものが果たすべき義務」
という意味のフランス語らしいのですが、この精神が日本で言うところの有名税に関わってくる部分であると思っております。
この言葉が普及した1800年代初頭においては貴族や権力者高学歴者はそれなりの振る舞いをするべきだという論理から成り立っており、古くの時代から日本でもそうであったように戦争に行く人間というのは選ばれた家柄の人間なのだからそれなりの戦果をあげるべく修練しろという流れのもとに成り立っている格言的な言葉だと思っております。
現代日本には皇族以外の貴族がいないとして該当者としては芸能人やYouTuberなどが挙げられるわけだが、寺井一択さんが不倫してあれこれしたのもそうだし、ダウンタウン松本人志さんが不倫してあれこれしたのもそうだし、といったものが高貴なる責任を保てなかった人であるとも言えるとは思うわけです。
その写真が流出するのもある種の「高貴なる責任」の結果であるとも思い、現代風に言うところの「有名税」と言い換えられると。
ですから、パチンコ演者さんにしろ芸能人さんにしろ巷で勝手に写真を撮られようが週刊誌に追い回されようがあまり文句が言いにくいという性質を持ってしまっているしその立場であることを理解せずに文句を言っている人が増えてきていると思っているのが実情です。
ついうっかり、国民民主党の玉木さんとワインバーに行くだけでモデルだかなんかの人は週刊誌に撮られるのだから、狙われてたらどこにいついるかわかりやすい演者さんなど楽に撮影できるわけですよ。
まとめ:黒歴史を消す方法
意外と知らないネット上の黒歴史(消したい過去)を消す方法というのがありまして、私はそれを使われたことが1度あります。
それで逆に理解しやすかったのですが、弁護士使うなどそんな面倒なことをしなくてもいいですし、そもそも弁護士自体が知らないでしょう。
有用な方法ではないですし、あまりオススメしませんがご相談のある方はぱちレボさんのお問合せフォームにでも書き込んでみてください。
以上。