3月ぱちんこ新機種は? -ぱちんこ開発日記-

こんにちは。
少し暖かくなってきて、寒くて家に籠る日が少なくなり、パチンコに行く休日が増えそうだなと楽しみにも怖くも感じているめんつゆです。

さて、2月までとは変わり、3月のぱちんこ新機種はやや小粒な印象を持たれている方も多いのではないでしょうか。その3月新機種ですが、Pとある科学の超電磁砲最強御坂ver以外、3/5に納品が集中しており月初めに一気に登場することになっていますよね。

3/5に納品されるハイミドル機種として

  • Pアクエリオン       1.5万台
  • Pルパン三世ザファースト  0.8万台
  • P乃木坂46 トレジャー  0.7万台
  • Psin七つの大罪         0.6万台

以上4機種でトータル3万台~4万台が同日に納品されそうです。

私が注目しているのはやはり、「Pアクエリオン」。
SANKYOさんのハイミドル機種は一定の実績を残し貢献度が高くなることを期待されていますが、今回のアクエリオンはロングSTタイプであり、エヴァ15同様に右打ち中のアウトが上昇するため稼働結果的には一定の実績を残せるタイプなのではないかと思っています。

一方で、トータル継続率は80%ではあるものの、実質的な継続率は約69%とプレイヤーが体感する継続率が低いことが稼働にどう影響するか、この点が課題とも考えています。

昨今、3000個搭載機種が増加し、日工組出玉総量の影響によりオール1500個タイプとしては継続率に上限があることが避けられないため、多くの機種でトータル継続率は80~81%であるものの3000個大当りを加味して実質的な継続率は81%よりも低く抑えられる設計といったタイプが多くなっています。

アクエリオンの場合は、演出等のゲーム性でその点をどれだけカバーできているかがカギとなりそうです。見せ方やゲームフローの完成度はピカイチの同社ですから期待しています。

また、牙狼GOLDIMPACTや大海5のように最近の機種は甘めのスペック設計の機種が多くなっていましたので、3月納品の主力機種を営業資料片手にポチポチ打ち込んで分析することとしてみました。

スタート5.5、ベース23に合わせた時の基準出玉率と、S賞球別の推測運用ベースから分岐スタートを一覧にしました。(推測運用ベースは秘密ですw某データに近いとだけ…)

牙狼や大海5ほど極端に甘い機種はなく、乃木坂46→アクエリオン→ルパン→sin七つの大罪の順で運用面では大きな問題はなさそうです。

自分自身ホールで毎日のように打っていますが、スペックが甘すぎる機種はやはり回りませんし、変動停止秒数も長くストレスを感じて長時間は打てなくなってきています。

実際は千円Sが15回前後でも、ヘソや他入賞口への入賞ムラで一万円あたり12~13回程度を食らってしまったりすると心が折れてしまいます…。

開発側も商品力を向上するため、少しでも他メーカーに勝てるよう出玉性能を強化してはいますが、パチンコの遊びの原点である「たくさん入っていっぱい出る」の基本を忘れることなく設計することが大切なんだな、と改めて感じています。

今後も基本を忘れず、さらには最近よく言われるスペックの画一化を脱却すべく、これからも日々精進し頑張っていきたいと思います。