11月の新台性能比較~! -ぱちんこ開発日記-

こんにちはめんつゆです。

10月は月初めからパチンコの成績が珍しく好調で、毎月新台調査するたびに負けまくって死にそうになっていたのがウソのように勝率が上がって非常に助かっています。
11月も引き続きよく当たって右打ちを体感できるように日々善行を心がけます!

さて、10月は初旬に登場したSANKYOさんの「かぐや様」がまずまずの好成績を収めました。エヴァ15譲りのロングVSTタイプによる特賞アウトが見込めるスペック面での優位性だけではなく、右打ち中の演出の狂気具合がツボりました(笑)。

同社のダンベルも同じようなノリだったので、おそらく同じPJチームなんじゃないかと邪推しています。

一方でスマパチ「新海物語」は苦戦しました。cタイムを周期時短仕様にすることで新しいゲーム性を作りだしていたので期待していたのですが…。

海系の中心となる遊技者層が中高年なのでスマパチ特有の操作方法や玉レスによる玉積みがなされないことで、ゲーム性以外の今までの海と異なる基本的な部分で受け入れられなかったのではないかと感じています。周期時短自体は使い道が多岐にわたりそうなので、三洋さん以外にも多くのメーカー開発者が多くのアイデアを出してきそうな予感がします。

さて、今月も11月の新台を販売台数や注目度の高い機種を中心に
各機種の性能を簡単に表にまとめました。

今回も基準出玉率は甘辛比較のためにS5.5、B23で統一して出玉率を算出しています。
また推測運用Bは分岐S算出用にヘソ賞球毎のベースを設定しています。
どちらの値も実際の運用値よりも若干高いかと思いますがご参考までにご確認頂ければと思います。
また、販売台数は公表値を記載しておりますが、実際には多くの機種でこの販売台数を下回っているものと聞き及んでおります。。

9月はハイスクールフリート2、10月はスマパチ新海物語とヘソ賞球数が1個以外の玉持ちを考慮したスペックが増加していましたが、今月は再びヘソ1個タイプが中心となっております。

中でもeゲゲゲの鬼太郎、eリゼロ2の基準出玉率が非常に高い値をマークしており、甘めのスペックとなっています。
ちなみに両機種とも左入賞口賞球数は4個で統一されているのでベース管理は重要となると思います。

リゼロ2に関して、前作は低ベース運用が中心でした。お店の扱いやすさと粗利性能のバランス、時間アウトや変動停止秒数などなどについて多岐に渡り子細に設計されている印象を受けましたが、今回は前作以上の甘めのスペックで、左入賞口賞球数の低減やゲージ構成を変更してきた意図とその結果に対して注目したいと思います。

自分がシミュレーション、ゲージを見た限りだと、薄利運用となるかとは思いますが、早期の粗利確保はどんなに面白い名機候補であっても稼働低下に拍車をかけますので、イチユーザーとしても薄利前提で運用して頂ければと願っています(と言っても難しいのは重々承知しております・・・)