こんにちはめんつゆです
みなさま、あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年末は忘年会が連発でございまして、なんとダウンしてしまい、全く仕事が手につかず大量の課題を残したままモヤモヤした状態で新年のあいさつをさせて頂いております。トシですね・・・
昨年はパチンコの運用がややキツく、パチスロに還元の方向が向いていたホール様が多かったように思います。私が良くお邪魔させていただくホール様でも、厳しい運用がお客様の間でも周知されてしまったのか、パチンコは閑散としていてパチスロが変わらず活況の様相を呈していました。
今年のパチンコは解釈基準変更対応や夏にはラッキートリガーの更なる緩和などなど昨年以上のスペックの変化が見られることとなりそうです。そろそろパチンコの運用を見直していただきたいなあ・・とパチンコ開発者としては切に願っております。
それでは今回も1月納品予定機種のシミュレーション結果をお届けします!
シミュレータの仕様上、TSやTYはチャージ込みでの結果となっていますが、出玉率や分岐Sに影響はございません。
清流物語4を除くすべての機種が、これまで同様にへそ1個賞球機となっています。
しかしながら基準出玉率(S:5.5,B:23)を見ると103%前後と多くの機種がこの周辺に固まっています。以前まで見られたメーカー間での粗利設計の強弱差がなくなってきたように見えます。(バカボンや番長は若干甘めですが)
以前このコラムでも触れましたが、ゲージ構成が各社で共通化されるようになり、一番市場占有率が高いSANKYO系のゲージ構成(左下入賞口周辺の構成)に近くなってきています。これにより運用上のベース推測が容易となってきており、各社運用予測の精度が高くなっていることが一つの要因ではないかと思われます。
1個賞球による低ベース化によって、入賞スランプでの千円スタートに対する影響も大きく、甘い設計によりSを下げられてしまうと「全然回らない!」のスランプ体感が増えて機械の魅力が伝わる前に離脱するケースというのが多くみられました。
今後、粗利設計の標準的な値で各社足並み揃いつつありますので、極端に低S運用される機種も減ってくるのではないかと思われます。これによってスペックやゲームフローの面白さが伝わり長期貢献できる機種が多く出てくることを切に願いつつ、今年がいい一年になるよう、初詣に行ってきたところでございます!
改めまして本年もどうぞよろしくお願い致します!