こんにちはめんつゆです
昨年末にラッキートリガー機の内規が変更となり、様々なところでその内容について触れられていますよね。
現状のラッキートリガー内規も十分に出玉性能は高いわけですが、これまでの内規では当初の構想通り「ジャックポット」的な、「入りづらいけど、入ると一撃性がある当たりやすいスペック」が前提でした。
初期LT機では下位ラッシュで出玉を獲得しつつLTに入ると爆裂するようなスペックの機種が多くリリースされていましたが、昨年後半からリリースされたバージョンアップモデルでは直LTなど下位を経由せず初当りからLTに突入する機種も増えてきています。
また「チャージ当り」と呼ばれる大当りもラッキートリガー機ではおなじみとなっていますが、前述の当たりやすいスペックが当初からの構想にあり、それを担保するために甘やライトミドルレンジに該当するいわゆる「総量」的なものがあり、これを守るため「チャージ当り」が増えた経緯があります。
簡単にいうと「図柄当り確率」と「チャージ当り確率」を合算するとすべてのLT機が1/200以下程度の出玉期待値となるように値が設計されています。
今回の内規改正で大きく変わった点としては
① 総量的な値の上限変更
② 初当りに対する出玉期待値のLT割合の上昇
この2点が中心となります
① 総量的な値の上限変更
⇒3200個→6400個
これまでチャージ含めた初当りでの期待出玉が制限されており、3200個(アタッカーでの獲得玉数)となっていましたが、こちらが6400個となります。
これによりチャージ当りを設けず1/319や1/349のような確率設定が容易となりました。6400個の出玉期待値はおおよそ1/349付近の出玉設計値に合致するため、これ以上の低い確率(1/399等)を設定したい場合は、従来通りチャージ当りも搭載することになるでしょう。
② 初当り出玉期待値に対するLT割合の上昇
⇒LT到達率×LT期待値(初当り除く)≦6400個×80%
【参考】初期LT機
LT到達率×LT期待値(初当り除く)≦3200個×50%
【参考】昨年後半登場LT機
LT到達率×LT期待値(初当り除く)≦3200個×66.6%
いままでは右辺が初期LTでは3200個×50%、昨年後半からは3200個×66.6%にアップしていますが、さらに緩和されLTでの出玉の全体に占める割合が上昇します。
ただしLT期待値上限自体は初期LTから9600個と変更はありません。
これまでの緩和と異なる点としては、緩和以前スペックと緩和後の最終的なLT性能の差はなく、出玉設計自由度の向上が図られスペックバリエーションの増加が見込まれる点であると感じます。
今回の緩和対応機リリースまでにはまだ時間もあり、従来LT機がまだまだ多く登場すると思いますが、緩和後も特にライトミドルや甘デジのLT機に関してはこれまで通りのLT仕様が中心となりますので従来同様に機種選定をして頂き、設置機種バリエーションの拡大を歓迎してお待ちいただければと思います。