2025年6月の新台性能比較~! -ぱちんこ開発日記-

こんにちはめんつゆです

最近はLT3.0プラスの機種が続々発表になっておりますが、どの機種も完成度が高く、自社機との差を分析するために他社機種調査ばかりやっていて数字とのにらめっこで死にそうになる日々を送っております…。

さて皆さんはどの機種を一番稼働に予測されているでしょうか。
稼働が始まらないとわからないとは思いますがいくつか数値チェックするポイントを見ればおおよその初動は推測可能だったりします。

版権やスペック面、メーカー実績からいい悪いの判断をする社内開発陣もいるわけですが、結局は個人の好き嫌いになってしまうわけで・・・開発ならではの機種評価・予測としてはもう少し違った観点から、そのあたりのお話はいずれここでできればなと思っております。

それでは今回も6月納品予定機種のシミュレーション結果をお届けします!

※推測運用Bをヘソ1個賞球機は15、へそ2個賞球機は20、ヘソ3個賞球機は23で分岐Sをシミュレーションしています。
※基準出玉率は甘辛比較のためにS:5.5,B23で統一し出玉率を算出しています。
※表中のLT機のTSは全ての大当りを加味した確率であるため、営業資料の値と一部異なります。

LT緩和直前のリリースということで販売機種数は少ないのではと思っておりましたが、6月も10機種以上の登場となりました。

今月の結果を集計したところ改めて数値を確認すると、普段よりも基準出玉率にバラつきが…。甘めの機種もあれば辛めの機種もありこれまでにないほどのバラつきとなりました。

甘デジでは仕置人、モンハンライズ、DD北斗が辛めの設計にシフトし、いわゆる「回せる」設計になってきていますね。

また続々リリースされてきている高スタート機(いわゆるデカヘソ機)については、6月は2機種のみの登場で、「彼女お借りします」・「戦国無双」両機種とも分岐は30回を超えており、多くのプレイヤーが抱く「回らない」を解消した機種が増えてきている印象を受けますね。

ヘソ賞球1個タイプではスタートでのベース値が低く、結果として千円スタートのバラつきが少なくなることもあり、これがプレイヤーの「回らない」感を助長している傾向もあるため、回せるスペックや根本的に改善した高S機のシェア増加は不満解消を抑える施策としては悪くない方向性かなと思っております。

いよいよ7月からはLT3.0プラスのリリースとなります!
それに伴い今後はメーカー各社から新機種の非公表の値が増えそうでシミュレーションするのがやや難航しそうではありますが、引き続き頑張っていきたいと思います。