注目機種の先取りPICKUP「P一球魂 ピラミッ伝 GOLD」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

ぱちんこ主力ハイミドル機の導入が一巡しましたが、埋もれがちな注目されていない新機種からも味のある新機種を選定していきたいものですね!

本日はこちら!P一球魂 ピラミッ伝 GOLD(高尾)です。

【スペック】
一種二種混合機
特図1:1/179.5 
特図2:1/1.33
RUSH突入率:約50.50%
2連目突入率:約38.22%
RUSH継続率:約75.22% 

特図1
  10R   1.0%  1500個  時短128回転(実質次回) 
   2R  49.5%   300個  時短1回転
   2R  50.0%   300個  時短なし 

特図2
  10R  0.70%  1500個  時短128回(実質次回)
  10R  99.3%  1500個  時短1回

ALL1500個×約75%ループ

ライトミドルながら約75%で継続し、その出玉のすべてが1500個獲得できる。
それ以上でもそれ以下でもないスペック。
しかし、一球に魂を込める機種としては最高級の出来だと感じました。

電チュー告知モード

一玉入賞した瞬間に継続(1/1.33)を引いたか告知してくれるモードだが、自分が思うタイミングで打ち出して、衝撃音を感じるこのゲーム性はかなり手に汗握る。

いわゆる脳汁があふれる瞬間である。
その出玉が1500個と現行最大出玉であることも緊張の中から得られる感動としては十分だろう。

通常時の演出

基本的にすべてがセグ演出となっています。正直個人的にはセグは好きでありませんが・・。
何が起きているのかわかりにくく、どうなれば当たるのか?がイマイチ感覚としてつかみづらいからというのがその理由です。

ただし、本機は大当り確率が約1/179.5の為、右打ちの爽快感を体感した後には耐えられる確率帯と演出のバランスになっているのではとも感じました。
面白さの深みを体感していないので、面白いとは決して言いませんし、言えません。はい。

最悪のパターンの出現率

約1/179.5を引いた際の時短付与率は50.5%となります。
しかも次回確定ではないため、時短突入しても4回に1回は継続することなく終了してしまいます。
上部に記載していますが、2連目への突入つまり1500個を獲得できるのは約38.22%となり、実質的突入率は2.6回に1回といってもいいかもしれません。
最初からそのように思っておけばガッカリすることは減るかもしれませんけれど。

導入優先度は高くないが・・・

バラエティコーナーがあるようなお店では一台導入しても問題ない機種だと感じました。
機械の偏差値すべてを右打ちの気持ちよさに全ブリしている機種で、ある程度の連チャンを体感すれば閉店前に最後の未練打ちをしてしまう機種になりえるかもと感じます。

導入店舗を探して遊技しに行きたいと思わせる可能性を秘めた?機種になるかもしれません。最後にどうしても伝えたかったのが、何の意味もなかった前作のお尻ぺんぺんは残してもよかったのではないかなあと思いました!

それではまた次回!