3月ももう下旬、忍魂やじゃじゃ丸くんの導入が始まりましたね。忍魂は高スタートを切ったようですが、この後どのような挙動となるのか楽しみです。
3月初旬に導入された新台のキンパル・南国・ガメラも堅調な稼働を続けております。そんな中でチバリヨ2がそれらの機種を抜き去り高稼働を続けていますね!前作・前々作の稼働が震わなかったことや今作も非常に台数が少ないこともあって、チェックをスルーしておりました・・・
試験的な先行導入(その為、高ランクホール様のみの設置)とのことで、自分の行動範囲にもあまり設置がなく、まだ実機をホールで見れてもいないエアプ状態ではありますが、今回はそんなチバリヨ2についての所感を書いてみたいと思います。いつも通り個人の主観になりますのでご容赦ください。
超荒波スペック
本機が注目を浴び高稼働となっているのは、とにもかくにも過去に類を見ない程の超荒波スペックがゆえ。蓋を開けてみれば初日からコンプリート機能発動の報告が相次ぐなど、開発としても度肝を抜かれる高射幸機でした。
荒さの指標となるMYは約4600枚程で動いているようで、キン肉マン等を超える6号機最大の数値となっておりますが、差枚の分布的には大量出玉で突き抜けるかひたすら吸い込んで爆死するか極端に大きく分かれている印象で、打感としても過去一荒い機械と感じるのではないでしょうか。
沖スロですので沖ドキ等から客が流れる可能性はあるかと思っていましたが、スペックを見る限りヴァルヴレイヴやからくりサーカス等現状のメインを張っているハイスペック機から客が移動して高稼働となっているのではないかと推測します。実際沖ドキへの稼働の影響は導入ホール様でも軽微のようですし、この辺りはマーケットデータをもう少し分析してみたいところですね。
有利区間の使い方
本機の全ては上記の射幸性に詰まっていると思いますが、他に注目すべき点としては有利区間の使い方ですね。
差枚2400枚に到達する等でひとたび有利区間がリセットされると、その後は超高確率でボーナスがループしボーナス当選で必ず再度有利区間をリセットする仕様とのこと。思想的にはATの流れの中で有利区間をリセットし高継続させていくヴァルヴレイヴや北斗と同じ考え方で、その進化形といったところでしょうか。
ボーナスの度に必ず有利区間リセットされるということは、意図的に出玉をコントロールするのが困難な仕様であるということ。
上限なく出っ放しになる高射幸性はこの有利区間の使い方で実現されていると言えるかと思います。
慣れ親しんだゲーム性
そんな荒波を引っ提げつつ、根本のゲーム性は過去のチバリヨシリーズ同様の疑似遊技によるチェリーで前兆を示唆するわかりやすい仕様となっている点も稼働には良い影響を与えているように思います。
沖スロですし余計なものはいらないですよね。群を抜いて高い射幸性だからこそ、チェリーの度に熱くなる。かつての●モノを彷彿とさせるゲーム性が現代のプレイヤーにも刺さっているのではないかなと感慨深いものを感じます。シンプルイズベスト。
適正を大きく下回る少台数
あと高稼働の要因としては、直近ではゴジエヴァのように適正を大きく下回る少台数の導入であったことも挙げられるのではないかと思います。本機は限定導入のような形で店舗数も少なく、話題性が高いにも関わらずなかなか打てない状況で稼働が上がる展開になっている一面もあるのかなと感じますね。これから全国的な導入がされていくと思われますが、店舗数・台数が増えた時に今の稼働を維持出来るかが見ものですね。導入が増えても稼働が続くようなら本物。長期稼働にも十分期待出来るでしょう。
以上、チバリヨ2の所感まとめでした。
業界関係者としては、コンプリート機能の発生割合が著しく高いであろう点がやや気になりますが・・・汗
そういったところも含めてまだまだ猛威を奮ってくれそうな本機、今後の挙動に引き続き注目したいですね!