結局Pachi Pachi 7ってどうだったの?を検証する -『外国人にパチンコ教える人』のパチンコインバウンド講座-

Global Pachinko株式会社の長北(https://x.com/global_pachinko)でございます。

Kibun Pachi Pachi委員会によるPachi Pachi7に引き続き、先日は『にじさんじバーチャルスロット大会』なるものが参加者30名による個別配信+実況チャンネルの構成で行われ、ちょっとまだ全貌把握はし切れていないんですが、こういう時に役立つのがChatGPT、すなわちAIです。

というわけでリサーチさせてみました。以下GPT君のリサーチ結果抜粋です:


ざっくり結論
● **参加ライバー約30 名が自分のチャンネルに公開した「#にじさんじVスロ大会」関連の本配信(予選~決勝)アーカイブ総再生数は **
⇨ 約500 万回(4.9 ~ 5.2 百万回)
※大会終了後 48 時間時点での再生数を基準に推計。ショート動画・切り抜き・二次創作は除外し、各ライバー視点の本編フルアーカイブを合算。

ステップ内容主な情報源
1    参加者リスト確認(計 30 名)にじさんじ非公式Wikiの大会ページ Wikiwiki
2動画抽出YouTube と VTuber ランキングサイト(UserLocal)で #にじさんじVスロ大会 をキーワード検索し、対象ライバーごとのフルアーカイブを把握
3視聴数取得UserLocal の動画詳細リストで公開48 時間時点の再生数を取得(例は下表)
4集計①ホスト配信(伏見ガクの大会全体配信×2本)+②各ライバー視点×29本の合計を計算
配信再生数 (48h)
伏見ガク 大会本戦(決勝)1,236,819 回
伏見ガク 大会予選(全体)≈1,300,000 回
ローレン・イロアス視点255,723 回
椎名唯華視点209,151 回
赤城ウェン視点121,049 回
天宮こころ視点74,950 回
春崎エアル視点67,639 回
森中花咲視点≈68,000
魁星視点≈36,000 回
渋谷ハジメ視点≈14,000 回

この結論が出るまでにおよそ2分40秒。Vのチカラすげーなと思うと同時に、AIのチカラもすげーなぁと思うばかりです。去年だったら半日は使わされたぞ。

ちなみにPachi Pachi7の動画は公式+参加7組の主力動画だけで770万再生。高いとみるか低いとみるかはさておいて、こちらも結構な再生数だなと。

で、こういった動きは今後も一定の間隔で発生すると見込まれますので、新規への初期アプローチは一旦任せて、興味を持って寄ってきた初心者未満の方々をどうやって取り込むか、というのが業界課題で、まずは日本の見込み顧客をしっかり巻き取って、その体制が整ってからのインバウンドでしょうよ。というのがわたくしの考えだったりしています。

日本人相手にできない事を外国人相手にやろうとしているから、これまで遅々として進まなかったんじゃなかろうかと。

で、そこへいくと改めて、パチンコの初当たり確率を明記しているホールさんというのは多くないですし、「スマスロTo Loveる」は誰でも遊びやすそうな可愛らしい面構えだけど、初心者が触ると火傷どころか片腕がもがれるような勝負になるよという事を教えてくれる掲示物もないわけです。

これは結構大きな問題だなと考えていて、常日頃パチンコを教えている身からすると『あの可愛い女の子の台が打ちたい!』とか『あっリゼロのパチスロもあるんだね、教えて!』などと言われている身からすると、このあたりの区分けが上手く行っていないが為に、生まれて間もないまま激荒台に数万円投資、カエシもないまま退店、というケースはそこそこ多いのではないだろうかと思うばかりです。

なんとなくでも構わないので、『この台で基礎を覚えてこの台へ移動してほしい』というような導線等がないことには、何もわからないまま最悪の体験をして退店+引退する初心者が量産されていくばかりです。いかんせんそういった荒い台は動画映えする派手な展開が多い関係上、動画数も多くなりがちで、前提知識が無い状態だと積極的に足を運びやすかったりしますし。

とはいえそのあたりを語るには設置機種全てについてある程度深い知識が必要だったりしますし、なかなか店舗さんだけの努力で解消できる問題でもないのかなと。『吉宗は荒いんだけど1回当てるまでの2万円勝負をするにはちょうどいい』とか、『To loveるは設定6だけコイン単価2.2円の超マイルド仕様になる』なんていう情報まで店舗スタッフが抑えておけというのは酷というモンです。

本来は、ということでいうならば、そういった話は先輩プレイヤー達が教えてくれるものだったんですが、ヒト同士の関係性の希薄化だったり、インバウンドにはそもそも先輩も何もなかったりと、そのあたりについてはまた別の施策が必要なのかもしれませんね。