お久しぶりです!「めんつゆ」です!
本日は、登場以来いろんな声はありつつもすっかり定着した感があります「遊タイム」について振り返りも含めて書いてみたいと思います。
遊タイム搭載機が市場に登場してはや1年半近くが経過しました。
このタイミングでいまいちど遊タイムのラムクリア・そのほか運用方法に関しての知識の再確認が必要であると考えています。
そもそも遊タイムとは何か?からまずはおさらいしていきましょう。
「あらかじめ定めた回転数で発動する時短」のことでb時短とも言いますね。
(b時短という名称は、技術上の規格解釈基準において時短発動条件としてa~cの3つの条件が定められていることに由来しています。a時短・c時短に関しては今度機会があれば…)
遊タイムにもルールがいくつか存在します。
①発動回転数はTS(特賞確率)の2.5~3倍まで ②通常確率・外れ変動の回転数のみ加算される ③発動後の時短回数はTSの3.8倍まで ④大当たり間1回のみ発動
それぞれ改めておさらいしていきます。
①発動回転数はTS(特賞確率)の2.5~3倍まで
発動回転数の計算で使用するTSには小当たり経由での大当たりは含まれません。
へそに小当たり経由の大当たりがある機種は、純粋な特賞確率で発動回転数が計算されます。
例:まどか☆マギカ 遊パチ
合算特賞確率1/99.9、遊タイム発動回転数300回転
→本来であれば遊タイム発動回転数は2.5倍~3倍なので
250回転~299回転となりますが、
小当たり経由なしでの特賞確率が1/100
→したがって250~300回転で遊タイムを発動させることができることとなります。
(もし1/100.01の場合は下限値は251回転~となります。)
②通常確率・外れ変動のみで加算される
今ではほとんど認識されていますが、確率変動中の変動は遊タイムへ加算されません。
例:花の慶次~蓮
遊タイム550回転
■へそ大当たり→100回転時短
時短スルー後は通常を450回転回せば遊タイム当選。
■電チュー大当たり→時短150回転+確変時は次回or転落まで
この場合は確変転落タイミングから加算スタート
1回転目に転落した場合→149回転が通常変動で回したことになるので、時短スルー後は通常を401回転回せば遊タイム当選となります。
200回転目で転落し、通常状態になった場合、そこから550回転後の750回転回せば遊タイム当選ということになります。
STに関してもST回数は確変状態の回転数ですので加算されません。
確変ループ機は通常図柄大当たり後に時短が搭載されているケースが殆どですが、その場合はその時短回数は通常確率での抽選ですので当然遊タイムまでの回転数として加算されます。
少し注意がいるのは「一種二種タイプ」で、RUSHとされている区間も確率変動ではなく、時短となっているため(一種二種タイプはそもそも確率変動の搭載ができない)、RUSHの回転数はすべて遊タイムまでの回転数へ加算されます。
一種二種タイプの機種におけるRUSHを「確変」と言ってしまう人が多いですが、ここは気を付けたいですね。
このタイプのRUSHはいわゆる「小当り」とそれを経由しての大当たりが起こりやすくなっているということとなります。
ちなみに二種大当たりのみ搭載の機種は①の特賞確率がなくなることとなるため、遊タイム自体を搭載することができなくなります。(P神・天才バカボンなど)
③発動後の時短回数はTSの3.8倍まで
これは読んでそのままですが、①同様に純粋な特賞確率の3.8倍までとなります。
そのため例えば「まどか☆マギカ遊パチ」では時短を380回転まで搭載することができます。
「3.8倍まで」なのでシンフォギアの遊パチのように時短1回転+残保留でもOKですし、エウレカセブンのように時短100回転までといったことももちろん可能です。
一種二種タイプは実質的に100%当選にすることはできますが、確変ループ機やST機はTS自体が通常確率のままのため98%前後の当選確率が最大となります。どうしても遊タイムをスルーしてしまうことがありえるわけです。
④大当たり間1回のみ
例:とある魔術の禁書目録
1/319.67
800回転で遊タイム発動
時短1,214回転(当選確率97.8%)
通常時に遊タイム合わせて2014回転以上ハマるのは極稀ではありますが、その後、仮に2,814回転までハマったとしても遊タイムは再度発動することはありません。
大当たり間で1回のみの発動とする必要があるわけですね。
また、遊タイムはそもそも大当たりを契機で発動するものではないため、大当たりを契機でしか変化させることが出来ないものに関しては遊タイム中であっても変化させることができません。
例えを挙げると、普通図柄の当選確率。
これは大当たりを契機として確率を変化させられるものです。
したがって、遊タイム中であっても通常時同様の普通図柄当選確率(電チュー開放確率)でないといけないということになります。
この点、遊タイムは電チューの解放確率は変動させずに、電チューの開放秒数を変動させることで搭載を実現しているということになります。
例:
通常
電チュー開放1/1 →0.1秒開放
(実質入賞不可)
遊タイム中
電チュー開放1/1 →1秒開放
少し話がそれました。その他、細かいルールはありますが、一旦ここでは割愛させていただきます。
冒頭でお話しましたように、特にユーザー目線に立った運用ができているのかの再確認が重要な時期にきていると考えています。
基本的な遊タイムの機能のおさらいのみでかなりのボリュームとなってしまいましたので、次回に持ち越そうと思います。
次回もどうぞよろしくお願い致します!