組合と行政の間で内規に関する交渉はずっと行われていますが、先日、有利区間ランプの廃止が決定しました。
既に11/9申請分の型式から適用されており、春〜夏頃には有利区間ランプの無い機械がリリースされてくる可能性があります。
ちなみにあくまでランプの廃止であり、有利区間自体は残ります。
有利区間は現行のメダル有りの機械は3000ゲーム、将来的に登場するスマートパチスロ・メダルレス機はゲーム数は無制限。
どちらも上限は2400枚です。
(この2400枚に関しては今話題ですが、一言で差枚数になったといっても詳細はまだ・・ですよね。そのうち記事化できればと思います。)
では、ランプの廃止でどうなるか、簡単に解説します。
リミット以外で有利区間の切れ目が分からなくなる
現状の6号機でプレイヤーのモチベーションが一番下がる瞬間が「有利区間ランプが消えたとき」かと思います。
ランプが消える=AT関連のパラメータが全てリセットされることを意味し、液晶等での演出に関係なくそこがやめ時になってしまう。
6号機の稼働が厳しい要因の1つですよね。
有利区間ランプが無くなれば、リセットがかかったかどうか一目で分かることはほぼ無くなります。
リセットが確定するのは2400枚の上限を迎えた時のみです。
また過去の記事(「【おさらい記事】6.2号機の展望」はこちら)で書きましたたように、有利区間が3000ゲームまたは無限になることにより、有利区間リセット時の出玉の恩恵をある程度強くすることも可能になっていますので、リセットがやめ時にならない設計も実現出来る。
有利区間ランプが無くなることにより、かつてのAT機・ART機のような打感に戻るのではと思われます。(2400枚以外は。)
ホールさんにとってもプレイヤーにとってもメリットが大きいですよね。
ランプは形を変えて残る
ただ1つ注意点がありまして
AT中であることを遊技機以外でのみ告知してはならない
という規定があります。
具体的に言うとデータカウンターでのAT回数表示ですね。
AT回数をデータカウンターでカウントする仕様の場合、メイン基板制御のランプがカウンターと連動して点灯する仕様となっていれば問題ありません。
現在の有利区間ランプはAT中にのみ点灯するランプへ、形を変えて残る仕様が主流になると思います。
ということで簡単ですが有利区間ランプ廃止についての解説でした。
単純にメリットしかない規制の変更だと思いますし、冒頭に書いた通り交渉は続いております。
パチスロのゲーム性は拡がっていきますね!
今後の展開に期待してください!!