6.5号機市場は「黄門ちゃま喝2」や「FAIRY TAIL2」の導入が始まり、続いて「新鬼武者」の導入となりましたが、いずれも高稼働のスタートを切っており、ホール様・プレイヤーからの期待度の高さが窺えますね!
特に「新鬼武者」に関しては近年稀にみる高実績といっていいのではないでしょうか!
この後登場してくる6.5号機たちにも注目せずにはいられない状況ですが、そんな中、スマートパチスロ適合のニュースも飛び込んできました!
「鏡」「刃牙」といった魅力的なタイトルの名前が聞こえてきておりますし、他社さんからもチラチラと情報が伝わってきていますよね。
各社、スマスロ1号機には大型タイトルを仕込んできているかもしれませんね。
6.5号機が想像以上に好調な今、更に高い性能ともいわれるスマスロですが、初期投資が嵩みそうで本気で導入すべきか悩んでいらっしゃるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、スマートパチスロのおさらい、メダル機と性能がどう違うのか、それから今後の展望を改めてまとめてみたいと思います。
相変わらず自分個人の主観が多分に含まれますがご容赦ください。
過去の記事も合わせてご覧いただければと思います。
「【スマートパチスロ】メダルレス機解説」
「続・スマートパチスロ解説」
メダル機との相違点
これまでの記事でも毎度書かせていただいてますので繰り返しになりますが、ソフト的な性能面での違いは現状では「有利区間ゲーム数4000ゲーム➡ゲーム数無限」となっております。
そして現段階ではメダル機での差枚2400枚仕様の機械の申請期限が2023年3月末までとなっており、状況次第で期限の延長がなされる可能性も十分ありますが、いずれにしろそれ以降は6.5号機AT機の最大のメリットである差枚2400枚仕様はスマスロのみの特典ということになりますね。
また、ハード面での違いとして7月19日のフォーラムでもお話がありましたように、「メダル投入」というユーザーの作業が取り払われることから、特に人気機種では5%~10%程度の稼働率向上が見込まれるという点もメリットといってよろしいかと思われます。
ただし、ノーマルAタイプについてはスマスロにするメリットが基本的にはあまりありませんので今後も一定期間はメダル機で登場してくるのではないかと考えられます。
スペック
おそらく皆様気になっているのが「4000ゲームから無限になったらどれだけスペックが良くなるの?」というところでしょう。
元の仕様や各メーカーの考え方・攻め具合にもよるので具体的にお伝えするのが大変難しいところなのですが・・・
過去の記事の内容と合わせて、「適合率の向上が見込め、その分スペックを攻めることが出来る」ことは申し上げておきます。
低設定域のMYなのか高設定域の出率なのかあるいは別の部分か、そこはそれぞれの機種の特性によりますが、6.5号機メダル機と比べてもスペックが向上することは間違いないです。
仮にMYに振ったとしたら、同じ仕様のメダル機と比べて一回り・10%〜20%程度上がるイメージでしょうか。仕様や適合率次第なのであくまでイメージですが汗
既にメダル機の6.5号機がその性能の高さを発揮して高実績を残している状況ですので「スマスロは更に劇的に良くなるのか」と言われると規則や試験方法が変わらない以上は、簡単には劇的に良くなるとも言い切れませんが、少なくともポジティブな要素が多いと言うのが自分の主観です。
ゲーム性
開発目線で言いますと、ゲーム性の部分も大きなポイントです。
4000ゲームとは言え、ゲーム数でのリミットがあるのと無いのとでは仕様構築の自由度が大きく変わってきます。
5号機と同等もしくはそれ以上に秀逸なゲーム性の機械の登場に期待したいですね。
さらなる緩和の可能性は?
繰り返しお伝えしている通り現状のスマスロの優位性はゲーム数無限だけですが、今後に関してはそういった可能性もあるという期待ももっていたいですよね。
以上の内容を踏まえて、主観も混じりますが、まとめです。
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スマスロはメダル機と比べて性能は上がることは間違いないが、その上昇幅はこれからの開発力次第
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スマスロは設備投資が必要で導入費用が大きく嵩み、さらにユニットの部品不足は一定期間続くと予想されることから供給数には限りがある
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既存の6.5号機が予想以上に良く、今後もさらに稼働するメダル機が登場する可能性が高く、メダル機とスマスロのリリースが併存する期間が一定期間ある
となるかなと思っております。
いずれにせよ、普段と変わらずそれぞれの機種の出来映えを良く吟味した上で導入の可否を検討していただくべきではないでしょうか。
スマスロ・スマパチという業界にとってのBIGイベントがまもなく始まります。
環境の向上はもちろん、確実に性能は向上する方向ですのでどんな機械が登場してくるか今から楽しみですね!