注目機種の先取りPICKUP「P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~319Ver」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

ライトミドルのメイン機をハイミドルとして再リリースする珍しいパターンです。
ハイミドルの供給不足が指摘される中、面白い試みかもしれませんね・・・

【スペック】
一種二種タイプ
大当り確率
低確率:約1/319.68
高確率:約1/1
普通図柄A:約1/51.0
普通図柄B:約1/310.6

・RUSH突入率:約74.65%
・2連到達率:約58.40%
・RUSH継続率:約75.00%(強襲任務での当選率)
・引き戻し率: 約27.57%
・RUSH継続率:約75.00%

遊タイム
非搭載

特図1
  10R通常   65.0%  1500個  普図抽選70回(普通図柄A)
  10R通常   35.0%  1500個  普図抽選100回(普通図柄B)
 
特図2
  10R通常   32.1%  1500個  普図抽選70回(普通図柄A)
  10R通常   38.0%  1500個  普図抽選70回(普通図柄A)
   3R通常   29.9%   450個  普図抽選70回(普通図柄A)

緋弾のアリア、ハイミドルver

基本的にはライトミドルverから大きな仕様変更はありませんでした。

特図2の大当たり確率は約1/1ですが、電チューの開放する確率が低くなっており、電チューの開放=大当たりとなる仕様ですね。

電チュー開放に当選しても、「電チューに入れる」、「Vに入れる」の両方をしない限りは大当たりが開始されません。

ライトニングバレットチャンス

特図2の大当たりのうち約32.1%で80秒間のロング変動に当選しますが、大当たりが開始するまでの間の約80秒は電チューの開放抽選を継続して行うことが出来るため、その間に電チュー解放をして、保留を貯めることができるかどうか、というゲーム性となっています。

保留を貯めることが出来た場合は変動秒数が書き換えされる事で、全ての大当たりでライトニングバレットチャンスに突入するようになっています。

その際の変動秒数の振り分けは
約90秒:約40%
約100秒:約30%
約110秒:約30%

変動は10秒で3回転ほどの計算になるため
80秒:24回転
90秒:27回転
100秒:30回転
110秒:33回転
の抽選を受けることが出来ます。

抽選が受けられない?

初回のライトニングバレットチャンスに限っての話ですが、普通図柄Aの抽選回数は70回までが最大です。
そのため残回転数が24回転以下の場合には秒数が残っていても実質無抽選になる可能性があります。
液晶上では抽選しているように見せてくれますので、違和感等は一切ありませんが、仕様上仕方ないものとなります。
この辺りもライトミドルver.と同様です。初めて導入されるホール様はお気を付けください。

ちなみに強襲任務RELOADでもライトニングバレットチャンスに突入しますが、その際の抽選確率は約1/306.1のままになります。

メーカーの公表のスペック数値では、ライトニングバレットでの当選はその区間での当選も含めて計算されているため公表スペックより辛くなるということはありません。

ライトニングバレットチャンス中の抽選

図柄が揃っている最中(大当たりが始まる前や大当たり中)も抽選しています。
タイミングによっては電チューの開放タイミングが大当たり中にサイレントで行われる為ですね。

その為ライトニングバレットチャンス中やその大当たり中は右打ちをし続けることを推奨した方がいいと思います。

ライトミドルからハイミドルへスペックチェンジしてきた本機、簡単に成功するとは思いませんが、注目はしておいていいかもしれませんね。

それではまた次回‼