6.5号機としての性能予想【ガンダムユニコーン】【戦国コレクション5】 -とある開発者の独り言-

1月末から2月初旬にかけて、数機種の6.5号機が導入されましたが、皆様のホールでの状況はいかがでしょうか?

中でも1月末に導入されたSモンハンアイスボーンが抜群の稼働となっているようですね!
スマスロのビッグタイトルに注目が集まる中、有利区間4000ゲームのメダル機でもヒット機種が出てくることは非常に喜ばしいことだと思います。

引き続きプレイヤーに評価される機械の登場に期待したいですね。

ということで今回も6.5号機メダル機の導入前予想です。
今回は3月初旬導入予定のSガンダムユニコーンS戦国コレクション5について思うところを書いていきたいと思います。
いつものようにあくまで自分個人の主観になりますがご容赦ください。

ガンダムユニコーン

パチンコの同名タイトルが長期稼働の大ヒットとなった本機、パチスロでは6.5号機メダル機での登場です。
メーカーさんとしてもコケられないタイトル、スペック・ゲーム性・演出ともに王道を謳い安心感を感じるものとなっているようです。

スペック面については低ベースで比較的コイン単価が高め、それなりに粗利を稼いでくれそうな印象を受けます。
例えば上述のエンターライズさんの機械ですと基本的に設定1の出玉率が高くなっており、稼働が良くてもなかなか粗利が取れないかなと思いますが、SANKYOさんの機械はどれも設定1の出玉率がやや低く設計されているように思いますので、本機もその点ではしっかり貢献してくれるでしょう。

ただ、純増が常に2.4枚で傾斜が上がる瞬間が無いため出玉感を感じられるか、設定6の出玉率が少々物足りないため朝から打つプレイヤーの選択肢に入るかどうか、という部分が少し気になるところです。

あとポイントになるのは有利区間を切るポイントがどこかでしょうか。
純増2.4枚ということで同一の有利区間内で出せる出玉に限りがあることから、6.5号機で可能になった「吸い込んで差枚2400枚まで吐き出す」部分には主眼が置かれておらず、「有利区間の頭を強くし出玉を繋ぐ」部分を重視して設計されているのではないかと予想します。
低純増とは言え、有利区間の弊害を感じずに一撃の出玉を体験出来るプレイヤーが多ければ高稼働につながる一因にもなるかもしれませんね。

戦国コレクション5

コナミさんの定番タイトル、本機で5作目ですね。
5号機で高稼働を記録した「2」のゲーム性を踏襲しつつ純増10枚となり、最速・最荒を売りにしているとのことです。
ヴァルヴレイヴがその荒波で脚光を浴びる中でそのセールストーク、かなりの自信が窺えますが・・・

過去の記事でも書かせていただいた通り、超高純増機は短時間試験の適合率が著しく低くなるため正攻法で適合させることはかなり厳しく、減少区間・無抽選区間を設けるなど何かしらの対策が施されていることが多いです。

スマスロであれば有利区間が無限であることを利用した対策も取れますが、本機は有利区間4000ゲームのメダル機。
ゲーム数が有限でも上手く機能する試験対策が組まれているのか、はたまた正攻法で非常に低い適合率を潜り抜けたのか。

セールストーク通りの荒波スペックが実際にホールで見られるのかどうか、本機もスペック面の実挙動に要注目です。

以上、3月初旬導入予定の2機種の所感でした。
各社力の入った主力タイトルのリリースが続きますので、どのような動きをしてくれるのか楽しみですね!