導入後考察【Lキン肉マン】-とある開発者の独り言-

お盆休みが明けて、気が付けばもう、8月も終わっておりました。
最近本当に時間が経つのが早い・・・
休みボケがなかなか抜けないですが、そんなお盆期間中に高稼働を続けていた「Lキン肉マン」はお盆明けの週にも善戦を続けておりますね。
自分も実際にホールで打つ機会がありましたが、ハマって単発を繰り返す本機ならではの挙動でその荒波ぶりをしっかり味わうことが出来ました苦笑
ネットやSNS等で話題に上がることも多く、今後の動きにも注目していきたいところです。

ということで今回はLキン肉マンについて、実際に打った所感も踏まえて思ったことを書いていきたいと思います。一個人の感想として流し読みしていただけますと幸いです。

メシア小役

ご存知の通り、本機の特徴として「メシア小役」というシステムがあります。
セットごとに指定されるレア役を引くことが出来ればAT継続となる仕様ですが、本機のシナリオ管理によるAT継続の仕組みとよくマッチしているように感じました。
今回のセットを通せば次は85%以上!など、力の入るポイントで指定のレア役を引けた時の嬉しさはひとしおですよね。

バジリスク絆など色々な機械に搭載されてきたシステムですが、この手のシステムを搭載した機械はハズレが少ないように思います。
当選率や恩恵は違えど、例えばカバネリのST中なんかもそうですよね。
「今この役を引けば良い」という状況がハッキリと目に見えることで明確な叩きどころとなりますし、ダメだった時にも「引けなかったからダメだったんだ」と納得感がある
プレイヤーの心理を突いた良いシステムだと改めて感じました。

キン肉マンにおいては7戦突破で上位ATという仕様ともマッチし、「メシア小役を引けさえすれば上位ATに近付く」というところがプレイヤーに刺さっているポイントの一つなのではないかなと思います。
まあそう簡単には引けないんですけどね・・・苦笑

貫き性能

本機の有利区間リセットの仕様は、差枚数プラスの状態で上位AT終了後引き戻しゾーン移行時となっているようです。
引き戻しゾーンから発展した悪魔将軍バトルは勝率30%とのことですので、事前の予想通りやはり貫き性能としてはそこまで高くはないようですね。
ハマって単発を繰り返し吸い込んだ出玉を上位ATで吐き出す流れが本機の必勝パターンとなっており、これはこれで有利区間ゲーム数上限の無いスマスロの特性を活かしたスペックであると言えるかと思います。

追わせる要素とその情報

そして本機の高稼働の最大の要因だと自分が感じている点は、スペシャルモードと呼ばれるAT継続が優遇される状態を推測出来る要素の存在。
AT終了画面や通常時のセリフ演出等で示唆が出る点も大事な要素ではありますが、「有利区間リセット後3回目のATまではSPモードの大チャンス」という情報が出回ったことで、一撃出玉を夢見るプレイヤーがそこを狙い打ったり状況によって粘るようになり、高稼働に繋がっているのではないかと思います。

こういった内部的な仕組みや数値の情報は導入後しばらく経ってから出てくるケースが多いですが、情報が出た頃には既に稼働が落ちていて狙い目の台が空いていることも少なく無意味に終わってしまうこともしばしば。
今回は導入直後かつお盆期間の稼働が期待できるタイミングでこれらの情報が出回ったことが稼働の大きな後押しになったのではないかと考えます。
情報を出し渋らず、稼働に繋がる可能性のある情報は思い切って初期から展開する作戦が功を奏したと言えるのではないでしょうか。

ネットやSNS全盛期の現状、こういった情報面の戦略は機械の出来と同じくらい重要だと改めて感じました。

以上、Lキン肉マンの導入後考察でした。
自分も引き続き、一撃を夢見て打ち込んでいこうと思います笑

山佐さんはこの後転スラやモンキーターンなどビッグタイトルも控えているようですので、今後の動向に期待したいですね!