スマスロの性能予想【L転スラ】【Lエヴァ】-とある開発者の独り言-

9月初旬の新機種導入が始まりましたね!
個人的に気になっている機械もあり、ホールで実際に打てるのが楽しみです。
設置の少ない機種はなかなか空かない・・こともあると思いますが、しばらくは時間を見つけてはホールへ通う日々が続きそうです。

さて、10月以降の新機種情報も続々と出てきております。
ビッグタイトルが多数ラインアップされており、機種数の多さに頭を悩ませているホール関係者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

ということで今回は、そんな10月初旬導入予定のスマスロ2機種「転生したらスライムだった件」「EVANGELION未来への創造」の性能予想をまとめたいと思います。
一個人の主観にはなりますが、何かのご参考になれば幸いです。

転スラ

キン肉マンがまずまず好調の山佐さんから新たなスマスロが登場です。
版権としては非常に強いタイトルとのことですので、原作ファンの取り込みにも期待したいところですね。

ベースは約36Gと昨今の低ベース機としては比較的高く、直ATタイプ・当たれば本AT突入となるので、比較的低投資でメインとなる当りが味わえるバランスとなっていそうです。
通常時はいわゆるポイントタイプで、北斗転生や銭形・キン肉マンと同様の仕様。ただ本機はレア役からのCZも搭載しており、CZの頻度や初当りに占めるバランス次第で打感は変わってくると思います。

ATは純増約2.5枚のゲーム数上乗せ・セット継続タイプでこちらも王道のゲーム性となっておりますが、本機最大の特徴は「転生チャンス」と呼ばれるレア役確率変動機能。

AT機は遊技中、常にボーナス内部中のタイプが主流ですが、本機はボーナスを複数持ち、各々のボーナス内部中に小役の停止制御を変更することでレア役の出現頻度を変化させ、転生チャンス=ボーナスを揃えられるタイミングでボーナスを経由して状態移行するという手法でレア役確変を表現しているのではないかと推測しています。

さらに本機ではボーナスの作動と有利区間のオンオフを別軸で管理できることを利用し、「有利区間をまたいでレア役高確状態を引き継ぐ」ことを売りの一つとしています。
ただ裏を返すと、貫き仕様についてはこのレア役高確の引き継ぎ無しの状態ではそこまで強力な仕様とはなっていないのかなと予想します。

いずれにせよこの転生チャンスは突入頻度やレア役確率等の数値次第で評価が左右されそうですね。

高設定域の出玉率は十分魅力的な数値となっており、高設定投入時は安定した出玉を魅せることが可能であると思われます。通常時がポイントゲーであることと傾斜が2.5枚の状態しか無いという点から夕方以降の稼働に懸念を感じますが、朝から打つプレイヤーの選択肢には十分入ってくるでしょう。

人気版権ということもあり演出面の作り込みもしっかりされているように見受けられ、原作ファンも納得の仕上がりになっていると良いなと思います。
しっかり平均程度の結果は残してくれるだろうというのが自分の所感です。

EVA 創造

エヴァンゲリオンがスマスロで登場!ということで王道タイプのスペックかと個人的に勝手に期待しておりましたが、蓋を開けたらいわゆるGODタイプとのこと・・・
しかも設定1のAT確率1/932、平均TY1251枚と現行機最強レベルの荒波マシンとなっております。ヴァルヴレイヴ・からくりサーカスを世に送り出したSANKYOさんらしい機械ではあるなと感じます。

GODタイプということもあり演出やゲーム性の詳細は割愛致しますが、お馴染み1/8192の確定役はしっかり搭載。その他、初当りの内約85%がプレミアムATからスタートという部分もセールスポイントとされているようです。

貫き仕様は現時点での情報からは読み取れませんが、通常のAT終了後に発生する引き戻しゾーンが有利区間リセット時にも発生すると思われ、貫き時の出玉性能には重きを置かれていないように想像します。ひたすら吸い込んでその分吐き出す動きを重視されているのではないかなと。

そして、あくまで自分個人の所感ですが・・・
No1の荒さは確かに一見の価値はあるものの、果たしてここまでの荒波をプレイヤーが求めているのかは少し疑問に感じます。

もちろん地域や各店舗ごとの客層等で様々だと思いますが、直近で稼働の良かった荒波機が後続の荒波機の導入で一気に稼働が落ちた例もあり、荒波スペック機は既に飽和状態で本機の導入においても一時的な店内移動が起きるだけの可能性もあるのではないかなと思います。GODに寄せたタイプとなると尚更、プレイヤーの飽きが早そうに感じてしまいますね。

諸々の事情でまとまった台数が導入されることが予想されますが、需要と供給のバランスが合わず長期稼働は難しいのではないかというのが自分の予想です。

以上、10月初旬導入予定2機種の予想でした。
個人の主観であれこれ書きましたが、色々なスペックタイプの機械が出てくることは良いことですよね!

今後のビッグタイトルの情報も続々と出てきておりますので、開発としても引き続き一機種一機種注目して見ていきたいと思います。