導入後考察【Lサイボーグ009】-とある開発者の独り言-

9月初旬導入の新台、皆様の周りの状況はいかがでしょうか?
全国稼働データによると、この記事を書いている9月19日現在のタイミングでの前日の稼働状況は 戦国乙女4>サイボーグ009>傷物語>>グランベルム という状況ですが、自分の行きつけのホールさんではどの機種も稼働が良くなかなか座れない状況が続いております。

そんな中でも何機種か実際に打つことが出来ましたが、今回は個人的に一番面白いと感じた「Lサイボーグ009」についての所感を書かせていただきたいと思います。
一個人の主観にはなりますが、流し読みしていただけますと幸いです。

ATの自力感・イケイケ感

やはり本機一番のポイントはATの自力感・ヒリツキでしょう!
12択ベルの択当てでRUSHを継続させていくのがメインのゲーム性ですが、「今ベルが成立している」「ベルの第一停止まで正解している」「今回は押し順を当てれば第三停止の色ナビが出る」といった状況が演出や出目で分かることがあり、レバーや停止含めた全てのトリガーでヒリツキながら打つことが出来ます。

押し順ベル時の第三停止色ナビは打感が悪くも感じますが、択当て要素のために搭載されたと考えると良く考えられているなと感じます。

択当てに寄せたゲーム性は自力で継続させている感覚が非常に強く、ショボいループで終わってしまっても納得感がありますよね。
逆にATがヤレてる時のイケイケ感は最近の機種の中でもトップクラスかなと。
テンションのアガる楽曲の素晴らしさも相まって、ATの消化は非常に楽しいです。
是非皆様にも体感していただきたいですね。

有利区間リセット

本機の重要な出玉トリガーとして「超加速モード」という状態があります。
ATの獲得が1300枚に到達するとその一部で有利区間がリセットされ、リセット後は必ずアクセルレベル1・継続率76.4%のSTパートへ移行し、突破すればATレベル4=平均継続率97%のラッシュへという仕様ですが、液晶で有利区間が切れた瞬間がハッキリと分かり、晴れて突破出来た際は下パネルが消灯しこれもハッキリ分かるので、明確な叩きどころとなり非常に熱く打つことが出来ます。

リセットの詳細な条件は不明ですが、1300枚を超えたところから今か今かと有利区間切れを期待して打つのも新しい打感だなと感じました。
ここも是非皆様に体感していただきたいポイントですね。

解析情報・演出のポイント

本機を最初に打った時には通常もAT中もちんぷんかんぷんで面白さがさっぱり分かりませんでしたが、解析情報や演出のポイントを知ってから打つと通常時のストレスも無く、AT中も上述の通り熱く打つことが出来ました。

解析情報の知識の有無でここまで面白さが変わる機種は自分史上で1、2を争うと感じる程です。導入前後に解析情報・演出の法則等の情報が多くのプレイヤーに周知されるレベルに展開されていたら、もしかしたら同時期導入機種の初動はまた違った結果になっていたかもしれないなとも思います。

有利区間リセット周りの解析やAT中押し順ベル時の演出法則など面白さが増す情報が新たに展開されたら、今後の稼働推移に影響してくる可能性もあるかもしれませんね。
この辺りの情報展開は導入ホール様も考えていただいていいところかなとも思います。

スロパチステーションのよしきさんが万枚を達成した動画なんかは非常に分かりやすく、ATがヤレてる時のイケイケ感も含めて本機の魅力がすごく伝わる内容になっていそうだなと感じました。

導入後考察【Lキン肉マン】の記事でも書かせていただきましたが、情報面の戦略の重要性を本機においても改めて感じた次第です。

以上、個人の主観が多分に含まれますがサイボーグ009の導入後考察でした。
10月以降もビッグタイトルの導入が控えており楽しみですね!
引き続き、新機種の動向を注視していきたいと思います。