スマスロの性能予想【Lまどマギ】【Lとある魔術の禁書目録】 -とある開発者の独り言-

10月初旬、注目のスマスロ2機種「転スラ」「エヴァ」が導入されました。
稼働においては転スラが優勢でエヴァは苦しい立ち上がりとなっております。やはり最強レベルの荒波に加え、貫きが無い点や演出面の単調さがネックとなったといったところでしょうか・・・こちらでも予想した通りといえばそれまでですが、販売台数の多さも仇になった可能性はありますよね・・・

今後の動きにも注目したいところですが、11月・12月のパチスロ新台の機種数が多過ぎて、、、全台をチェックするのがなかなか大変な状況となってきております。
当記事でも年末に向けて引き続き注目機種を取り上げて所感を書いていきたいと思いますので、一個人の主観ではありますが何かのご参考になれば幸いです。

今回は大注目の11月導入予定2機種「Lまどマギ」「Lとある魔術の禁書目録」について、感じたところを書かせていただきます。

まどマギ

純粋なユニバーサル社開発機種としてはスマスロ第一弾となりますね。
直近の数機種はそこまで良い結果だったとは言えませんが、それでもメーカーを代表するキラーコンテンツ。前作が初代まどマギを踏襲した仕様・演出だったこともあり本機は仕様もビジュアルもまどマギ2を強く意識した内容となっているようですが、ファンの期待度も高いと思われ、やはり初動は抜群に良いのではないかなと予想しています。

スペック的にはベース33.5Gでコイン単価3.2円と遊びやすいバランスのように見受けられますが、ATの期待枚数が約1000枚とのことなのでATの初当りはかなり重いと想定され、プレイヤーの体感としては実際の数値以上に荒い印象を受けてしまいそうです。
また貫き性能については現時点での情報からは読み取れませんが、アピールされていないということは強い仕様ともなっていないのではないかなと想像します。

ゲーム性は疑似ボーナスからATを目指すシリーズ伝統のフロー。AT中純増2枚・疑似ボーナス中純増4枚と昨今よく見る王道バランスとなっているように見えますが、ビッグボーナスと銘打たれた疑似ボで約80枚しか獲得出来ない仕様であったり、まどマギ2の特化ゾーン・すごろくの部分をメインATに持ってきていることなど、こちらも変則的に感じるところが多そうな点が少々気になりますね。

仕様・演出など総じてクオリティは高いように感じますが、変則的な部分や見た目以上に荒いスペックなどファンのニーズに合っているのか疑問に感じてしまうところもあり、トータルで考えると初動は良いとは思いますが長期的な稼働貢献にはそこまで期待出来ないのではないかな、というのが自分の予想です。

とある魔術の禁書目録

藤商事さんの看板タイトルがスマスロで登場です。
前作「とある科学の超電磁砲」は6.5号機で悪くない結果を残しており、記憶に新しいシリーズですよね。

ベース・AT純増・コイン単価等の基本スペックは王道バランスと言える数値となっていると感じます。本命スペックの適合により高設定域の出玉率が最高水準まで引き上げられた点も大きなプラス要素ですね。朝から打つプレイヤーの選択肢には優先的に入ってくるのではないでしょうか。設定看破がそこまで容易ではなく設定不問で爆発力を感じられるバランスになっていれば、低設定もしっかり稼働してくれるかもしれません。

ゲーム性もCZからATを目指す王道の流れですが、特定出目で獲得するキャラによって抽選内容が大きく変わり状況によって期待する役が変わるという仕様とのことで、単調には感じず様々な展開を味わうことが出来そうです。
ただAT中に関しては、多数の特化ゾーンが用意されているものの初当り確率等を考えると期待度の高い特化ゾーンはお目にかかる機会が少ないかもしれないなという印象を受けます。

気になる貫き性能については、有利区間リセット時の70%で上位AT移行とのこと。こちらも他機種に見劣りしないものとなっているように感じますね。

バランスの良いスペックとタイトルの認知度で初動は好スタートを切ると予想しますが、出玉バランスやゲーム性を鑑みると更なる稼働貢献にも期待出来るのではないか、というのが個人的な所感です。

以上、11月導入予定2機種の予想でした。
これから年末にかけての新台ラッシュ、業界関係者の皆様は多忙な期間が続くと思いますが、いちプレイヤーとしてはとても楽しみにしております。ヒット機種の登場に期待したいところですね!