年末商戦に向けて、１２月販売予定機種の情報が出揃ってきておりますね。
「バジリスク絆」も滑り込みで名を連ねてきており、これで年末のラインナップが固まったかと思います。ビッグタイトルばかりで打ち手としても非常に楽しみです！
ということで、１２月販売予定機種の性能予想を順次書いていきたいと思います。
今回は「Ｌ花の慶次」「Ｌラブ嬢３」の２機種。どちらもメーカーさん主力のシリーズとなりますので楽しみですね！
いつも通り自分個人の主観にはなりますが、何かのご参考になれば幸いです。
Ｌ花の慶次
ニューギンさんの看板タイトルがいよいよスマスロで登場です。
今作も映像や筐体など開発に力が入っていることが見て取れますので期待したいところですね。
スペック的には純増２.６枚のＡＴ機で、コイン単価３.７円と荒めのバランスとなっているようです。他機種で言うと「Ｌ銭形４」がかなり近いイメージでしょうか。
初当り当選時のＲＢ：ＢＢ：ＡＴが１：１：１ということで、１日単位ではそこの引き次第で出玉が暴れる挙動が見られそうですね。ただＡＴ確率には大きな設定差が付いていますので、高設定域では上記の比率以上にＡＴの割合が高くなり安定した展開となりそうな印象を受けます。設定６の出玉率もＭＡＸに近い値となっており、朝から設定を狙うプレイヤーの選択肢には十分入ってくるでしょう。
ＡＴの消化ゲーム数が伸びることで高ループ率を獲得したり上乗せ性能が上がる点も、芋づる式に出玉が膨らむイメージが湧きやすい良い仕様だと感じます。ただ逆に、純増が低めなこともあり取り切れなくなるイメージを持たれてしまうと夜からの稼働は伸び悩む可能性もあるかもしれませんね。
ゲーム性の面では、桜花乱舞や天武の極など要所で初代花の慶次の要素を踏襲しているところは懐かしさもありプレイヤーに好印象を与えるのではないでしょうか。
貫きについては、ＡＴ９００Ｇ消化もしくは差枚１６００枚で有利区間をリセットし、８０％の引き戻しを突破すれば上乗せ性能がアップした「裏モード」に突入する仕様とのこと。条件を見る限りはそこまでハードルが高くないように感じつつ、他機種に劣らぬ性能となっている印象を受けますね。
スペック・出玉仕様としては全体的にかなり良い仕上がりになっているように感じますので、後は打感としてプレイヤーが「冷遇」だったり「ストッパー」と露骨に感じてしまうことが無いか、というところがポイントでしょうか。
１２月はライバルが多く稼働が分散してしまうのではないかという懸念もありますが、そんな中でも本機は平均以上の結果を残すのではないか、というのが個人的な所感です。
Ｌラブ嬢３
オリンピアさんの主力タイトル「ラブ嬢」の最新作。個人的にもとても好きなシリーズです。
これまでの過去作はスペック変えの「ラブ嬢２プラス」以外は高稼働を記録している人気シリーズですので、今作にも期待したいところですね。
スペック的にはバランスタイプではありますが、ベース・ＡＴ初当り・コイン単価等の数値を見ると昨今のスマスロＡＴ機の中でもマイルドな挙動を示すと想定されます。当りが近く、持ち玉遊技の比率が高いと思われる点、ＡＴ天井が比較的浅く低予算でメインのＡＴを体感できる点は敷居が低く感じられ、粗利面では心許ないものの稼働面ではプラスに働きそうですね。
ＡＴ初当り確率と出玉率から、出玉の波ですぐに高設定が分かってしまうようなバランスにはなっていないように感じます。高設定域の出玉率も及第点で、安定してそれなりの差玉を見せてくれるのではないでしょうか。
貫き仕様は現段階では不明ですが、ＡＴ終了時の一部で突入する引き戻しゾーンがそれに当たると予想します。引き戻すことが出来れば上乗せ性能２倍の特化ゾーンに突入するとのことですが、性能としてはそこまで強くは無さそうです。スペック的にも差枚２４００枚を超える挙動を見る機会は比較的少ないかもしれませんね。
ゲーム性は初代ラブ嬢のフローに新要素をいくつか追加した形となっており、シリーズのファンもそうでないプレイヤーも違和感なくすんなり遊技できる構成になっているという印象を受けます。おなじみの実写の女性による演出も遊技客層とマッチし、稼働を牽引する一因になるのではないでしょうか。
１２月は機種数が非常に多いこともあり本機を大量に導入する店舗はなかなか無いかなと想像しますが、シリーズ通して高稼働を記録しているタイトルということもあり、固定ファンが付いて年末年始の稼働の柱の一つとなることに期待したいですね。
以上、「花の慶次」「ラブ嬢」のまとめでした。
まだまだ１２月は注目機種が目白押しです！
次回はこちらも１２月の注目機種「モンキーターンⅤ」と「マジカルハロウィン8」をご紹介する予定です！
引き続き皆様も新台の情報をしっかりチェックしていただければと思います。
